毎日ヴァイオリンを弾いていますと、細かい動きが要求される左手の指が、良く動いてくれる日と、少し動きが鈍い日とが、あります。
これは、ヴァイオリンを習い始めた小学生の頃から、気付いていたことで、何も今頃、気付いたわけではありません。ただ、オカリナ・コンサートを本腰で行なうようになって、ヴァイオリンを弾くのは、しばらく遠ざかっていた間は、そのような微妙な左指の動きの良しあしは、感じなくて済んでいたのです。
オカリナばかり吹くようになって、ヴァイオリンのために、あまり左手の指の動きに、気を配らなくてよいことに、むしろ新鮮味を感じていたくらいです。
ところが、です。宗次郎の『この星に生まれて』をオカリナで演奏するようになって、その間奏をヴァイオリンで弾く喜びに出会ってから、オカリナだけでなく、ヴァイオリンも毎日弾くようになったのです。そうすると、左手の指の動きが、以前そうであったように、毎日微妙に違うことに、好むと好まざるとにかかわらず、意識させられるように、なってしまったのです。
今宵(18日土曜日)はヴァイオリンを弾いていてどうも、左指のビブラートがいつものようにきれいには弾けません!そうか。明日(19日、本日)のコンサートのために、重いデジタルピアノや音響装置や椅子を、ひとりでたくさん車に積み込んだので、指にいつも以上の負担が加わって、右手よりも弱い左手の指の動きが、悪くなったのでしょう。
そういう時は、左手の指をお湯に浸して、緩やかに優しく揉んでほぐしてあげます。そうすると、すこしずついつものように、良く動くようになってくれるのです。ヴァイオリンを弾くには、大事な大事な左手の指なのです。
というわけで、また以前のように、左手の指を大事にする日々を送っています。
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最終更新日
2014年10月19日 06時51分16秒
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