施設でのコンサートで、リクエストをお受けしたタンゴ、“カミニ-ト” について、調べているうちに、疑問点が一つ出てきました。『タンゴ名曲アルバム』の歌の解説によりますと、「1923年、ブエノスアイレス市主催のタンゴ・コンクールのために作られましたが、コンクールでは不評でした。」と記載されています。
ところが、『世界抒情歌全集』第2巻によりますと、「この曲は1926年、ブエノスアイレス市主催の歌曲コンクールで1等になったもの。」だというのです。
いったいどちらが真実なのか、知りたくなりますよね。 そこで色々検索してみますと、どうやら1926年の歌曲コンクールで1等になって、有名になった、というのが、真実のようです。
ひとつの曲で、こんなにも評価の記載が異なるのも、とても珍しいことです。
出生の秘密はともかく、軽快なこの曲が、世界中の人々に愛されるのも、うなずけます。
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最終更新日
2015年07月28日 23時59分53秒
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