8月6日午前8時15分。この時刻にテレビを観ていたら、遅刻するのですが、今朝は、広島の原爆投下70年追悼記念式典の様子を伝えるテレビから、何故か目を離す気にはなれません。
高校生とおぼしき男女二人による、黙祷の合図の鐘の音と共に、参列者全員が黙祷を捧げています。と同時に、生まれて初めて、岡梨奈孝至も目を閉じて、手を合わせました。
瞬間、テレビのカメラは、一人の母親が、小学4年生くらいのわが子の眼を閉じさせて,その子の頭を押さえて、黙祷させている姿を、とらえています。
黙祷しながら、考えました。どうして自分は今朝、広島への原爆投下の犠牲になった、見も知らない無縁の人々のために、生まれて初めて黙祷しているのだろうか?
人類初の犠牲となった広島への原爆投下から70年。今年の平和式典は昨年迄とはちがって、多くの人々に、特別のメッセージを伝えているように思えてなりません。
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最終更新日
2015年08月06日 12時43分08秒
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