NHKドラマ「絶壁」のテーマソング、『彼方の光』の情感を、オカリナでどう表現するか、に取り組んできて、一応、用いるオカリナが決まった、と思っていました。ところが、その決まったオカリナで、何度も何度も練習しているうちに、どうもクライマックスの部分が、今一つ盛り上がらないことが、気になり始めたのです。
そのクライマックスのフレーズは、ソプラノA管で吹くことで、一応納得したのですが、何かもうひとつ盛り上がらないのです。高音部がよい音に出るように、ソプラノA管を調整してみて、少しはよい音色になりました。でも、今ひとつ、といったところなのです。
そこで、ちょっと考え方を変えてみることにしました。ソプラノA管ではなく、ソプラノG管で、ニ長調のクライマックスのフレーズを吹くのです。
すると、ソプラノG管のほうが、変え指は難しいのですが、より澄んだ透明感を出すことが出来て、とても素敵な仕上がりになりました。
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最終更新日
2016年08月28日 23時52分59秒
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