大型台風の接近で、岐阜も雨と強風に見舞われました。こんな時いつも不思議に思うのは、強風による不自然な音です。強い風のヒューヒューという音ではありません。
それは強風で何か太い綱があおられているような音なのです。繰り返し、同じ高さの ピッチの低い “A” の音なのです。
強い風で、大きな橋を支えている綱が、しなっている音のように聞こえます。強風のたびに、いつも同じ高さの音の繰り返しです。
長良川に架かっている鵜飼大橋を支える太い鋼鉄の綱かとも思いましたが、それなら何本もの綱の音がするはずです。ところが、音のピッチも響きもいつも変わらず一種類なのです。不思議ですね。