富有柿がきれいに色付く季節を迎えました。店先に、今とばかりにその存在を主張し始めています。
この富有柿、とても血色が良く、店頭に並んでいるその雄姿は、一種の気品さえ感じられます。登場の歴史は古く、その起源は1857年、御所系統の柿の木だと言われています。その発祥は岐阜県の瑞穂市だということを、今日初めてTV放送で知りました。
もうひとつ、とても興味深い報告は、富有柿を育てる時に、クラシック音楽を聴かせている、というのです。そうすると、とても甘い富有柿になるのだそうです。
乳牛にクラシック音楽を聴かせて、乳の出る量が増えるという事実や、ブランド肉牛を、音楽を聴かせて飼育すると、美味しい牛肉になる、というお話を聞いたことがありますが、柿を、クラシック音楽を聴かせて栽培すると、甘い柿になるという話は、初めてです。
そこで提案です。クラシック音楽を聴かせる代わりに、オカリナを聴かせてみては、いかがでしょうか?