“Stand Alone” をオカリナで吹いていて、後半をヴァイオリンで演奏してみると、また違った情感が醸し出されて、一時はこの演奏方式で行こうと思ったのですが、その後の音合わせで、少し考えが変わりました。
確かにこのアイディアはおもしろいのですが、聴き方によっては、ヴァイオリンが主になってしまって、オカリナの良さが、引っ込んでしまうように感じられるのです。
コンサートはあくまでも「オカリナ・コンサート」であって、ヴァイオリン・コンサートではないので、ヴァイオリンが勝ってしまうのは、いただけません。どうしたものか、考えあぐんだ結果、後半の旋律の出だしをヴァイオリンで演奏し、そのあとピアノで少し旋律を弾いて、最後の締めくくりをいちばん長く、オカリナで奏でることにしました。
こうすると、オカリナ演奏の中にヴァイオリンが溶け込んで、また違った趣のある、
“Stand Alone” が出来上がりました。
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最終更新日
2018年01月04日 01時08分04秒
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