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カテゴリ:感動
1644年に生まれ、93歳で亡くなるまで、ヴァイオリンを作り続けたストラデイヴァリ。200以上のヴァイオリンを作りましたが、現存する値打ちのあるヴァイオリンは、数えるほどしかありません。そのうちの一つが、1716年製のストラデイヴァリの黄金期中の黄金期に制作された『デユランテイ』なのです。
その後『デユランテイ』は、スイスの大富豪の手に渡り、100年以上もの間コレクションとして、眠っていました。 もともとローマ法王の秘書官の注文によって制作され、その後フランスの貴族、デユランテイ家に渡ったので、『デユランテイ』と呼ばれるようになったのです。 2002年、千住真理子のところに突然、電話がかかってきました。「ストラデヴァリをお見せしたいんだけれど、試奏する気はありませんか?」当時、その名器は、ドイツ、オーストリア、そして日本の演奏家が、楽器商の候補に上がっていたそうです。 「急に言われても、正直、金銭面で苦労したくないなあ、と思ったんで、お断りしたんですよ。」千住真理子は述懐しています。 「忙しいし、そちらに行けないから、残念です。」 と言ったら、 「忙しいのであれば、こちらからお持ちしましょう!」 条件は①1か月以内に満額そろえて支払う。②演奏家としてプロとしてやっていく。(そうか.......何億というお金なら演奏家でない人で、購入出来る人は沢山いる。ならば競売で値が吊り上がる。そうすると、この名器は音を出すことは無いのだ。つまりバイオリニストの手には渡らない.......なんという不幸なことか。 見るまでは腰が引けて...た・ん・で・す・が...わざわざ持ってきて下さって、この名器をパッと弾いた時に、「これは誰にも渡したくない!絶対渡したくない。どうしたらいいだろう?これを持って逃げたい」と思いましたね。兎に角欲しい! そこで腹を決めて、色んな金融機関に、頭を下げ回りましたが、駄目でした。 そうこうしているうちに、ある銀行のヒトが、「ウチなら貸せます。その代わり、あなたのお兄さん達お2人(博さん:日本画家、明さん:作曲家)を、人間担保として預からせていただきます(!?)」 「兄達は捕虜みたいになりまして、そのお蔭で貸していただくことが出来ました。」(FM大阪くらこれ企画プロデューサー談からの引用です。一部改編しています。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月02日 14時42分01秒
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