真夜中のお茶会

昨夜、取り敢えず見てみました。

頭は痛いし、お腹の具合は悪いし……
そう思いながら転がって丸まって、ボーっと画面と見ていましたよ。


　
　OVA　お金がないっ 第1巻/篠崎一夜/香坂透（キャラクターデザイン）

先に聴いたCDでも思ったのだけれども、何で今頃『お金がないっ』なの！？
原作だって……まぁ、色々有ったのだと思うけれど……新刊が出たけれど、
丸々新しい話と言うわけでなし。。。
漫画の方はずっと続いてはいたけれど、でも小説の方とは展開は別物だったし。

それに、この【超プレミアム限定版】って、何なのさ！？全く訳解んないよ～！(>_<)
今回の企画はDVDがメインなのか？グッズがメインなのか！？
特典のCDって……如何いった位置づけなのさ！？

DVDのみの通常版だって、正直高いなぁと思う。
だって、本編３０分足らずなのよ？それで、、、6,090円もするのよね～。
この値段の高さはOVAの宿命なのかなぁ(T_T)
ターゲットは限られているのだ物ね。。。(-_-;)

正直、グッズは要らない。DVDと特典でCD付けてくれるならそれだけでいい。
グッズは特典でなくて、それが欲しい人たちの為に、グッズ単体で作れば良いんじゃないの？
それに、箱がね～、、、気が遠くなるほどに大きかったよ。

アニメ化の情報を知った時、話題になったのは綾瀬のキャスティングだった。
彰は……無理？……やっぱり。で、……じゅんじゅん！？
狩納はドラマCDと一緒で十郎太様。

狩納 北：小杉十郎太、綾瀬雪弥：福山 潤
染矢薫子：飛田展男、祇園寅之助：置鮎龍太郎
久芳 誉：辻谷耕史、久芳 操：羽多野 渉、石井鉄夫：柿原徹也、他

こんな感じ？
十郎太様に飛田さん、置鮎――で、周りのイメージ的にはその儘で受け取れるかなぁ。
そう言えば主題歌になるのかな、クレジットを見たら羽多野 渉・柿原徹也になっていたよ。
でも、邪魔な長さに思えてしまった(苦笑)

綾瀬がどんな感じなのか。
やっぱそれがネックでしたね～。

本編は、『お金がないっ』そのものでなく――、
元々の話が綾瀬視点だったのが、狩納視点の話に書き換えられていた。
狩納視点で描かれる綾瀬。

狩納が如何に綾瀬を大事に思っているか、綾瀬のことを思っているのか、
意外なほどに純情か、と言うことが切ないほどに伝わってきた。
その分、綾瀬の天然さが無邪気なほどに馬鹿に見えた。
……言葉が見付からない(苦笑)

馬鹿かコイツ、阿呆だろう！
そんな生活をしていて、世間知らずもいい加減にしてくれ、とか、
可愛いからとか純粋純真だからで許されるなんって、許せない！とか。
元々綾瀬の呆け加減には呆れていたので、それに拍車が掛かってしまっただけとも言う。
何でこうも狩納の気持ちだけを無視できるのかな、この厚顔無恥。
とかね。

あ～、実は私は綾瀬って言うキャラが好きじゃなかったんだなぁ。
妙に納得してしまいましたね。
狩納は好きだったんだけれどね。
狩納が好きだからこそかな、狩納の気持ちを無邪気に踏みにじる綾瀬が嫌だったんだな。

アニメを見ていて、昔は結構好きだったこの話が、今は如何かなぁ……と思っている事に。。。
あぁ、無邪気な悪魔って嫌なんだな、納得。

こんな状態で、続きは見るのだろうか？？？

じゅんじゅんの綾瀬は幼い感じがして、
持っていた綾瀬のイメージとは違っていたのもマイナス要因？かも知れない。

そう、問題のアニメは、綺麗だとは思った。
香坂透の元々のキャラクターデザインを大切にして描いているなぁと言うのは思った。
時々デッサンが狂うのは……許容範囲……で、むむむ(苦笑)
アニメで、香坂透の絵の特徴をちゃんと描く、イメージ的に変わらない様に描く。
かなり大変だったのではないかと思いました。
唯ね～、これはOVAの宿命？(苦笑)
動きが鈍いのよ。静止を多用しているのと、使いまわしも多いな、変化に乏しいと言うかね。
絵が綺麗に描けていただけにそれが残念でした。