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2007.02.21
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森川さんの歌う『冬の蝉』を聴いていたら、無性にドラマCDの『冬の蝉』を聴きたくなった。
アニメももう直ぐだし、予習代わりに聴いてみる。

聴いてみる――。

 

森川智之
 :秋月景一郎・岩城京介
三木眞一郎
 :草加十馬・香藤洋二
森久保祥太郎:相沢正之進
小野健一:周布政之進
一龍斎貞友:イト/他
ドラマCD 冬の蝉 春を抱いていた -前世編-/新田祐克
インターコミュニケーション
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【あらすじ】

―この蝉みたいに眠り続けていよう―
―それまで、この蝉のように眠り続けていればいい…―

徳川の幕巨・秋月景一郎と長州藩士・草加十馬。
二人は激動の時代に出会い、激しく引かれあう。
しかし、時代は無情にも二人を引き裂いた。
徳川と長州は敵と味方に別れ、戦争へとなだれ込んで行く。
「こんな時代でなかったら、もっと一緒にいれたのに…」
いつかきっと結ばれる時がくる、そう願ったものの、
時代はあくまでそれを許さなかった。
動乱の幕末維新を駆け抜ける、秋月と草加の熱情!
「春抱き」の岩城と香藤の前世編。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


何回聴いても切ないなぁ……(T_T)
最近何かと幕末ものを見聞きする機会が多いので(小娘の所為で!)、
そういう時代に巡り合ってしまったこの二人はやっぱり時代に翻弄されるしかないのかと。。。

最初に聴いた時の感想を引っ張り出してみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

春を抱いていた-前世編-となっていますが、これだけのドラマとしても十分に成り立っています。
幕末御一新の時を舞台にして、幕臣の秋月(森川)と長州藩士草加(三木)の、
見事にロミオとジュリエットになっています。
時代背景や、体制による人物の関係など、丁寧に解りやすく書いて有ります。
前半部分に時間を掛けてあるのに比べ、
最後、二人の行く末に向かう所が少々駆け足の感じがするのが、
その部分だけがバランスが悪いかな、とは思いましたが、全体的には良く出来ていると思います。
しっとりとした話に仕上がっており、聴いていて切々として来ました。
本編が、問題を孕みながらも明るい感じの話に仕上がっているのに比べ、
この話は激動の時代の流れに飲み込まれた切ない悲恋物になっています。
Hシーンは、かなりあっさりと描かれていますが、この話しのつくりの流れだと、
無理に入れなくても良いかなと思ってしまいました。
又、トークも無い方が雰囲気的に良いかなと思いました。
実際無かったのですが、時間の関係でしょうか。

★ A /2002.05.24

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぎゃ~!昔に書いた文章って。。。(爆)
いま、こんな文章書けないよぉ~~~!(笑)

まぁね、CDを聴いて受けた印象は今でもそう変わっていませんね。
どういうものかと解って聴いているから、次の展開を読んで聴いてしまう所とか有るけれど、
時間を経て、本編の話が進み、その視点から聴くとまた違った見方も出来るんだなぁと、
不思議な感じを受けましたね。

話の出来については前述の通りで、今回気になったのが相沢@森久保祥太郎。
最初に聴いた時は殆どなんとも思わなかったんだと思う。
今回聴いたら、あれぇ……。
浅野って、このCDが出た時点で本編の方に登場していたんだっけ???
それとも、『冬の蝉-前世編-』の方が先の登場だったんだっけ。。。(-_-;)
……駄目だ。うろ覚えだ。。。多分、前世編で出てから本編キャラの浅野が出たのよね?
違っていたら、すみません!m(__)m

浅野@森久保祥太郎は違和感無く聴けるのに、何故かお久で聴いた『冬の蝉』では
相沢@祥太郎の声が幼く…と言うか若すぎて…聴こえてしまって……(^_^;A
芝居は悪くないのだけれどなぁ……。

振り返って進んでしまった本編での、『冬の蝉』制作裏話的なことも頭に入っているから、
何と言うか、相沢、もっと重たいんじゃないのぉ?と思ってしまったのでした。

そうそう、聴くまでシッカリ失念していたのですが、
最後に岩城さんと香藤が二人のお墓まいりに行くシーンが入っているのですよね。

『冬の蝉』本編では、激しく強く、直向ささえ感じた草加@ミキシンが、
香藤@ミキシンになった途端にキャラがコロッと変わって、
その緩急の付け具合が面白いと言うか、凄いと言うか、劇中劇の草加と、演じた香藤のキャラを
見事に演じ分けているなぁと感心してしまいました。

この、重い『冬の蝉』の本編の後に軽い『春抱き』シーンを持ってきたのは、
『前世編』と銘打つ原作に有ったからなのでしょうけれど、こうして聴いてみると――

重い後に軽い物を入れて気分転換をさせ、内容的なフォロウをするという点で良い。
話としての重さ深さに余韻を持たせる為には却って邪魔になってしまったのでは。
折角の本編の雰囲気台無し。

さて、どっちなんでしょうね~(苦笑)


で、お待ちかねのOVA『冬の蝉』です!

 OVA「冬の蝉」第一巻~江戸恋唄~(初回限定生産)

どんな風に出来ているのか、とっても楽しみです♪


地元のアニメイトで草加の等身大立て看板を見ました~。
但し、置いてあった場所がね~(苦笑)
BL書籍とBL同人誌の棚に挟まれた狭い通路の柱に張り付き……(-_-;)
後ろに引いて全体像を眺めるなんてとんでもない!
その頭の上にはOVAのポスターが貼って有って絵を比較して楽しむと言うか、
眺めて喜んでいる顔の崩れたオバサンが一人。。。(爆)

え゛!(笑)
折角なので、柱に並んで背比べをしちゃいました~~~♪(爆)










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Last updated  2007.02.21 12:14:30
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