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真夜中のお茶会

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2007.02.23
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カテゴリ:BLあれこれ
やっと見ました!
感想です!かなりネタバレかも。なので読まれるのなら覚悟して下さい。
これはあくまでも私が感じた事なので、反論が有っても、感じ方は人それぞれだとご寛容に。

……でも、後で補足を入れるかもしれない。。。(-_-;A

結論から言えば、買うなら【初回限定版】買え!
この特典映像は、見て絶対に損は無い!!(力説!/笑)



 

秋月景一郎:森川智之、
草加十馬:三木眞一郎、
相沢正之進:森久保祥太郎
/他
OVA「冬の蝉」第一巻 ~江戸恋唄~【初回限定版】
★新田祐克先生サイン会応募券付き対象商品★コミコミオリジナル特典付
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【あらすじ】

『俺と同じ言葉を口にする男―。その姿が水に遮られるまで、俺は目が離せなかった』

文久二年、長州の高杉晋作らによって起こされた『英国大使館焼き討ち』。
長州藩士で開国論者の草加十馬は、高杉らの暴挙を止めようとするが、時すでに遅く、大使館は炎に包まれていた。
逃げ遅れた草加が町方に追われた、その時。
彼は運命の男・秋月景一郎と出会う。
宿敵であるはずの幕臣・秋月は「今は、国を乱している余裕はない。
開国に向けて外国と対等でいるためには」そう言って草加を逃がすのであった。
それから数年後、草加は偶然秋月と再会する。
長州藩と幕府、宿敵同士の二人。
人目を避けて時間を重ねるうち、次第に惹かれあう二人だが…。
秋月、草加、運命の出会いから再会までを描いた第一巻。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
/(CDの評価:A+~C-)


今更ね~、アフィリを貼るのも……と思ったのだけれども、あらすじも――。
でも、絵が欲しかったのですよ。

当初、高いなぁと思っていた【初回限定版】。
でも、買うなら絶対【初回限定版】とも思っていました。
OVAの値段の高さは仕方が無いのかなぁと、それは正直諦めモードですね。
だから、これが高いかと言えば、DVDとしては高いと思うけれど、
OVAとして考えれば、出来は非情に良いと思います。
そして、どうせ見るならば、アニメ本編だけでなく、
是非!特典映像も見て欲しいと思うので、勧めるのは高くっても【初回限定版】!
観て、そう思いました。

だって、本編も良かったけれど、
特典になった途端に食い入るように姿勢を変えてしまった自分を思えば……(-_-;)

今回、見るに当たって一番気になっていたのは3回分を何処で切って分けるのか、と言う所。

あらすじと言うか、展開についてはもう周知の事と思うので、省略m(__)m

で、拾ってきたあらすじで、あぁ、そうだね、波第一巻は、
乱の冒頭から一転、江戸末期の秋月と草加の蜜月とも言える時間の時の話でした。

予習に、と、ドラマCDを聴いていた訳だけれど、確かに話は同じだけれど、違うなぁと……。
5年って、大きいですね~。
特典のキャストトークで祥太郎が言っていたけれど、成長しているんですよ!

ドラマCDとOVAと、違いはいっぱい有ったけれど、
その大きな違いの一つに声優陣の加齢と言うのが有ると思う。
再度同じ物に取り組むということで、役自体が深くなっていると言うのも有るし、
歳を経ることで浮いた青臭さがなくなっていると言う感じもしました。

久し振りに聴いたドラマCDの相沢@祥太郎は、幼い感じがしたけれど、
今回はそれが無かったのね~。
声も深くなったんだなぁと、そんなところにも感心しましたよ。

アニメは音だけのCDをは違って、絵で見せる部分が加わるから、当然尺も増える訳で――
そう解釈していいんですよね?丁寧に描いてあると思いましたね。

でも、他のアニメを比べて、何となく雰囲気が違うと思ったのですが、
それは私の思い込みなのかなぁとも思いつつ、絵のアングルやカット割が映画的とでも言うか。
普通のアニメってこんなアングルは無いんじゃないかなぁって思ったのです。

視覚が映画的。

それって、『冬の蝉』は、あくまでも『春を抱いていた』の中の【映画】と言うスタンスから
来ているからなのかなぁとも思ったり。
不思議な感覚なのだけれど、岩城や香藤が演じている、と感じるような、そんな印象も有りました。
エンディングのテロップで、絵コンテ:新田祐克とあったので、
そういうイメージも込めて、あぁ、新田さんが頑張ったのかなぁと思った次第でした。

エンディングに森川さん歌う『冬の蝉』が流れたのですが、それもテロップでは
歌:岩城京介(森川智之)
となっていましたから、映画なんですよ!(……感動したのよ/苦笑)

まぁ、ファンの深読みと言われればそれまでですが(苦笑)

でも、興奮と、期待に対しての満足を得られて、十分な出来ではなかったかと思います。


で、ここからはちょっと……な事を――。

絵がね、これは本当にOVAの宿命かな~と思うのですが、粗い。
冒頭とか、雲と波の流れる様があるのですが、駒落ち的な流れになっている。
絵が綺麗なだけにこれは本当に惜しい!としか言えなかった。

OVAを観る時に、何で観ようかと考えたのですが、深夜だし~、ヘッドフォンを使ってTVで観ようと。
我が家のTV、そう大きくは無いのですが……まぁ、28インチを至近距離で観ました。
これから見る人には、小さい画面で見ることをお薦めします。

ワイドな画面いっぱいに広がる映像は、……粗い(T_T)
こりゃ、大画面で見るようには出来ていないんだなぁ…ポータブルDVDで観ればよかった(-_-;)
アニメですから、動きもね……(苦笑)
場面によって変化をつけようとされているのも良く解りましたが。

それからデッサン。。。
新田さん、何処まで頑張ったんだろう……(T_T)
はぁ~。。。あ~~~秋月もどき?草加もどき?
相沢なんって、最初、これが相沢~!?って思ったくらい!(苦笑)
いや、祥ちゃんの声で相沢なのね(苦笑)、、、と思ったくらいですから。

でも、これら絵のクオリティの高さを求めるのはDやGに比較してしまうのも、
間違っているんだろうなと思う。
うん。違いすぎるのよ。


本編30分。
エンディング3分ちょっと。
キャストトークが15分。
特典映像が、その他元々で10分くらい。
トータルで60分。

――満足。


エンディングの後にね、
CMみたいに入っていたのが『舞踏会の手帖』・・・(笑)のPVなのかなぁ(笑)
何これ?(苦笑)こんなの入れていいの???と思ってしまいましたよ。
肝心の二巻の予告は、文字だけでしたから。


キャストトークはね~、4人並んで……え~~~!?この端っこ誰!?って思っていたら、
声を聴いたら何と司会が何と阿部さんでした!(笑)
一番左に阿部さん、もりもり、ミキシン、祥太郎の順に並んでのトーク。

このトークがね、とっても面白かったんです!
作品に対する各人の思いや意気込みをキチンと語ってくれたり、
それ以外の話題も面白かったし。
とっても充実したキャストトークだなぁって感じました。

だから、どうせ観るなら、このキャストトークも観なければ!本当にそう思ったのね。

ドラマCDを録った時の祥ちゃんとミキシンの話とかね。
この時に歳を経てと言う話が出て、演じる方もやっぱりそう思うのか、と。

……ビジュアル的には祥ちゃんが一番格好良いかなぁと思ったには……(苦笑)
もりもりは痩せていたね~。

最後についてたメイキングは、本当にスタッフさんの作業風景。
こういう風に作られるんだなぁ――。

で、最後の最後に別バージョンのオープニング映像が入っていました。


本当に、特典としてはこれでもかって程詰め込まれた、ファンには嬉しかったなぁ。

……でも、あの匂い袋は。。。(苦笑)

映像特典は、120%満足のいくもの。
その他に付いては、これ以上やられても……(-_-;)な、ギリギリの線。
お値段的にも限界。

比べると悪いけれど、アレとは満足度は段違いでした。


第二巻も、期待していよう!




   





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Last updated  2007.02.24 03:51:17
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