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真夜中のお茶会

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2007.03.11
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ひと言の心算で書き始めたら、あれよあれよと書いてしまい、
どうせだからと、もっとちゃんとした感想に、と思って真面目に書きました。

かなり辛口になっているので、ファンさんは読まれない方が宜しいかと――。
読まれても、こういう風に思う人もいるのだと、流して下さいませm(__)m




 

高垣圭一:鳥海浩輔
シェイク・アサド:森川智之
キース・コリンズ:緑川 光
ターヒル:野島昭生、他

・・・・・・・・・・・・・・
B-/(CDの評価:A+~C-)

CD ハーレム・ナイト 瑠璃色の王冠/井村仁美/やまねあやの
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【あらすじ】

熱砂の国―――サラフ王国。
その王家に代々伝えられてきた秘宝『光の王冠』が何者かに盗まれた!
盗んだ罪で拘束されたのは、なんと―――!?

日本を代表する複合企業・林商事に勤める高垣圭一は、
社の期待を一身に背負って中東の国・サラフ王国へやってきた。
目的は油田の採掘権入札。
世界各国から集まったそうそうたる大企業の代表たちと肩をならべ、
豪華絢爛な新宮殿での入札に臨んだ圭一だったが、
結果は見事惨敗。
しかも傷心のまま帰国の途へついた圭一に、
とんでもない災難が――空港の税関で、
あろうことか王宮からの指名手配犯として強制連行されてしまった!
そして連れて行かれた先で彼を待っていたのは、なんと入札会場で挨拶を交わした、若干19歳にして石油会社も経営する、
若く美しいサラフ王国の皇太子シェイク・アサド、本人だった!
果たして圭一は、切れ者の王子相手に、
身の潔白を証明し無事日本へ帰国することができるのか――!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



聴き始めて、――原作読んでいたわ。。。(-_-;)……になりました。


『ハーレム・ナイト 瑠璃色の王冠/井村仁美』は、
聴く前にあっちこっちから真逆の感想を聞き込んでいたので、
さ~って、どんな感じ?って思っていたのですが……。

う~ん、、、これをコメディとは思えないし、
強いて言うなら真面目にボケてスベっているって感じでしょうか。
原作は、阿呆かコイツと思いつつやっとの思いで読んだ記憶が有るし
(この本は投げなかったよ!)。

ドラマCDは、鳥さんウザい(~_~;)になってしまいました。
誤解のないように。鳥海さんが決して悪いのではありません。
脚本が悪いのです。
例え原作がそうであろうとも、音で表現するとなった時に
文字と音とでは受ける印象感じ雰囲気が全く違ってしまう訳だから、
そこをもっと上手く表現する事が出来なかったのか!?それを最初に思いました。

で、内容的にはやっぱり「ありえね~!」ですね。

ご都合主義で展開するのは解るけど、そうも都合よく回して良いものか?
とか、日本人の危機管理意識が薄いのは解るけど、
この主人公の認識や行動はそれ以前の問題だと思うし、
この一目惚れだから~で、強引に引止めに掛かった王子様も、キャラクターとしては解るものの、
設定・世界観・キャラクターこれらのバランスが悪すぎて、ちぐはぐな感じがしてしまうのね。

結局はそこかな。
あれもこれもそれもと詰め込めるだけ詰め込んで、結局は崩壊している。

エリート商社員と言う設定と(そういう場合、果たして単独行動をするものか!?)、
彼が取る行動の軽率さ。
話をこっちの進めなければいけない、と言う命題の上での行動なのは解るけれど、
それなら人物設定をもう少しどうにかするとか。

王道的アラブの王子様の行動は、まるでアラブの王子さまだらこうしなくちゃね~、、、
って、それにしてもちょっと酷すぎ……。
公私混同もここまで来ると、やって良い事と悪い事の分別って、無視ですか?

それに、唯々諾々とさして疑問も挟まず従うエリートって……。

この場合、エリート=世間知らず、アラブの王子様=手の付けられない我儘者、って読むのかな。

これが、もっと初めから枠を考えない設定、展開、人物像だったら、
コメディで流せるのだろうな、と思う。
実際、そういった作風の作品は多々有る訳で、それらが受け入れられているのは、
初めから破天荒だと言うのが解るから。
突き抜けるのならとことん!
一から十まで突き抜けているから有り得なくても構わない。

これが何処か現実味を帯びていると、それでが却って不自然さが目立ち、
受け入れ難くなってしまうのではないのかな。

井村さんの場合、作風にとてもリアルな部分が有って、
それがこの作品の内容に合っていないのだと思う。
その作風のリアルさが、現実離れした御伽噺の世界におくと、合わない。
他の銀行員やアナリストシリーズでは、そのリアルさが堅実に活かされていると思うのだが。

最近は、築いた土台に筋違いな入れ物を立て、
畑違いなもの入れて無理やり馴染ませようと言う感じがして、
読んでいてその不協和音的な違和感にウンザリしてくるのです。
それやり過ぎ、それ行き過ぎ、有り得ないって。
笑って言えるのではなく、シラケテ思う事です。

これがストーリーそのものに対して思ったことで、
ドラマCDとしては、やっぱり脚本と構成が悪いなぁに尽きると思う。

原作にモノローグが多かったのだとしても、説明的文章が必要なのだとしても、
冒頭の鳥さんの長ったらしいモノローグは正直ウザい。

説明的文章が必要で、それをモノローグで片付けなければならないにしても、
もっと別な方法を考えて欲しかったなぁと思う。
例えば台詞とト書きを分けるような話し方、音の取り方等々。
声のメリハリを付けるなり、もっと変化をつけるような演出が出来たのではないかと思う。

主人公がナレーションを兼ねて、と言うのは良く有るパターンで、
それでもここまで声をウザく思ったのは初めてです。
折角の鳥さんなのだから、もっと上手く使って欲しかったなぁ……。

19歳のもりもりは、少し貫禄があり過ぎて(苦笑)、でもこれはご愛嬌。

敵役になるみどりんがね~、個人的には止めて欲しかったです。
だって、設定が林商事の社員でしょ?
みどりんって言ったら、林の親友役じゃない。ま、それはそれ、ですが(苦笑)
それを言い始めたらみんなそうなんですが、でも、何か役に合って居ないのよね。

う~ん……と唸りながら聴いて、でも声優さんたちの達者な演技に、
その声に聴き惚れてしまった事は、そうなんですから(苦笑)

作ったが勝ち!なような気がしてしまいました。






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Last updated  2007.03.11 14:41:58
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