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カテゴリ:腐女子的ひとりごと
本が読めないなぁとぼやきつつ、それでも何冊かは読んでいる。
全サ、申し込まなければ!と思いつつ……少々焦り気味(x_x;) ルビー文庫の全サCDを申し込まなければと思いつつ、『フジミ』と『タクミくん』を読んだ。 両方ともシリーズ物で沢山CDが出ているもの。 今度のルビーの全サCDにもラインナップに入っているんだよね? 何編かの作品を併せての物だそうだけど、朗読とミニドラマって……。 全サに参加する声優さんは――関俊彦・森久保祥太郎・遊佐浩二・神谷浩史。 何作かの内の、気になるのは……『フジミ』と『タクミくん』だったりする(苦笑) 好きだから、に他ならないのだけれど。 で、この二作は一体如何するの!? ドラマ仕立てにするのだろうか?それとも朗読か!? 『フジミ』は本当に長いシリーズでドラマ化されたもの。 ドラマCDとしてはマガジン・マガジンからシリーズで出ているし(ただし第1部+α)。 ソニー盤としては最後何回かキャストチェンジは有ったけど、 サウンド+ミニドラマでこれも10枚以上出ている。 大方の人には、マガジン×2で増谷康紀×置鮎龍太郎、ソニー盤で安井邦彦×堀川りょうで イメージが出来上がっているのではないかと思うけど、それを……。 あの4人でドラマにされてしまうと、 出来の良し悪しには関係なく違和感を感じてしまうのではないのだろうかと考える。 実際、ソニー盤の最後の方はかなりの違和感と不満を持ってしまった。 今の出版体勢では、続編のドラマCD化は難しいだろうな~、、、とは思う。 出来るとしても、製作会社は変更になっちゃうんだろうな。 そうすると、やっぱりキャスト一新だろうし……。 それならそれで良いんだけれど、中途半端は悲しいな。 続いて『タクミくん』。 こっちはずっと角川で制作されてきたけれど――。 いや、最初の1作だけはカセットJuneだからマガジン×2ですが。 こちらは結構キャストが変わっているのですね。特に主人公のタクミくんが。 が、ギイは何回かリニューアル?されているにも拘らず、8割がた和彦さんで作られていますね。 それはもうカセットJuneの時から「ギイ=和彦さん」と認識されてしまうほど。 和彦さんのギイが印象的だったからこそ、他の人にチェンジしても不評だった…… 和彦さんが良いという声が上がったんだろうなと思います。 一番新しいシリーズでは確か和彦さん×ぱっぴーだったけど、 個人的にはタクミくん=ぱっぴーはNG。 ……タクミくんは色んな人がやったよね~。 こちらの方は、保志くんが居るけれど、それでも……う~ん。。。 そういう風に考えてくると、既存シリーズのちょこっとドラマCD化って結構難しい。 そうそう、『タクミくんシリーズ』の書き下ろし小冊子も申し来なくちゃ!(>_<) 何のために3冊買ったんだ!自分!! ブログ友達と電話していて、ふと某CDの話になった。 ぶっちゃけ、くまゆみさんと毎度の如くあ~だのこ~だの言い合っていて、 くまゆみさんが「私、秀香穂里が好きだ~~」と言うから、 「なら『黒い愛情』の感想言ってよ~!」と言う話になり、 原作は読んでいるけれどCDはまだ聴いていないと言うくまゆみさんに 「速攻聴いて感想を書け!」と……お願いしてみました~(^_^;A はい。原作を知っている人、原作派の人の意見を聞きたかったから。 優しいくまゆみさんは原作をお浚いしてからCDを聴いて感想を上げてくれました。 ……ありがと~~~♪ 『黒い愛情』 CD&原作 CDキャスト/伏見智紀:平川大輔、加藤 亮:緑川 光、他 でね、疑問氷解と言いますか、なるほどと、納得できるような回答をくれました。 つまり、このCDは原作を読んでいないと駄目だと言う事と、CD化の際に、 原作の良いところ、展開的に必要なところを削られてしまい、 結果として肝心の部分の抜けた解り難いものになってしまった、と言うことでした。 CDではその心理がかなり不可解だった伏見@平川の心理状況がとても丁寧に描かれており、 それこそ加藤@ひかるんへの一目惚れ状態だったことが丸解りだったらしい。 CDではそこら辺が割愛されている上に、二人の付き合い方、状況もも解り難い。 本当、まるきり脚本の所為で原作の良さ半減どころの話で無い状態のようです。 う~ん、、、この、脚本はやっぱり大事だと思う。 この出来の良し悪し、作家さんの言いたい部分を如何ピックアップし、何を強調するか。 その話はその話らしかるする為に何を活かしていくのか、如何纏めるのか。 原作者としての作家さんの声をどこまで反映されるのか。 慣れない作家さんの場合、中々声はあげられないんでしょうね。 『黒い愛情』はCDとして日の目を見る事にはなったけど、 本来の良さを殺された、可哀想な作品になってしまったという事なのでしょう。 愛を感じられるはずの話なのに、身体ばかりが強調され、心を置き去りにされてしまった――。 何を求め、何を捨てるのか。 製作者サイドは原作者さん、ひいては作品に対して もっと愛をもって接して欲しいなぁと思った次第です。 それは贅沢な望みなのでしょうか。 ドラマCD化と言うものは、有る意味時間との戦いなんでしょうね。 大体、原作の本を1冊をドラマCD1枚にする。 大体60分から長くても80分のドラマ。 コミックは比較的楽だと思いますが、小説の場合は難しいんだろうな~。 贅沢なCDと言えば、その際たる物はマガジン・マガジンから出た『フジミ』のシリーズでしょうね。 このCDは、ドラマCD+トークCDで成り立っています。 ドラマ部分は、何とも恐ろしい事に1章単位での制作……。 つまり、原稿用紙にして100枚前後(確か…)の物を1枚のCDに仕立てているのです。 ・・・小説Juneは目次部分に掲載枚数を提示していたんですよ~。 私が始めて自覚してドラマCDを聴いたのは……確か『フジミ』でした。 当時、原作本を抱え、ドラマCDを聴いていました。 CDを聴いていて、台詞を追えるんです~!ト書き・モノローグ部分も勿論! つまり、それだけ丁寧に正確に作られていたんですね。 だけど、当時はそんなことに気付きゃしない(苦笑) そう言うのが当たり前だと思いこんでいた。 ……とんだ思い違い、思いあがり?でした。 今の時代にこの『フジミ』のCDほどの作りを求めるのは無理なのでしょうか(T_T) そうそう、マガジン×2のCDは、ダミーヘッド君を使っていたんですよね。 トーク部分ではダミーヘッド君でよく遊んでいらっしゃいました。特に岩浪さん(笑) あ~~~!書いていたら『フジミ』のCDを聴きたくなってしまった!(>_<) ……聴く為の作業が……シンドイ(x_x;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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