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真夜中のお茶会

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2007.12.29
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シリーズも第5段となりました。
何やかや言いながら……結局は聴いている自分(-_-;)
CDの出来そのもので言えば、余計なものを入れない作りで本編だけを追えて良かったかなぁ。




加賀美:遊佐浩二、
谷地:土田 大
アルベルト:一条和矢、
東城:平川大輔
久家:神奈延年、
はるか:鈴村健一、他
YEBISUセレブリティーズ5/岩本薫・不破慎理
…………………………………………………………………………
セレブでクールな男たちの熱い恋。
シリーズ第5弾は、寂しい聖夜の、危険な出会い!
この男の正体は…!?

インテリアメーカー【LABO JAPON】支社長付きの秘書である加賀美は、
上司であるアルベルトに恋人が出来たことで、
彼への恋に気付くと同時に失恋した。
自らのセクシャリティを確かめるために、夜の街へと出掛けた加賀美が、
そこで出会ったのは「タケル」と呼ばれる傲岸不遜な男―――
敬愛するアルベルトとは正反対なタイプの男だった!
一晩限りの危険すぎる夜の香り…タケルとの出会いが、加賀美を変えてゆく。
…………………………………………………………………………
B/(CDの評価:A+~C-)


ふとね思ったのは、エビリティのシリーズって――主役がどんどん脇に流れているなって。
いや、別に悪くは無いのですが、
凄腕デザイナー集団『Yebisu Graphics』の存在は如何なっちゃったんでしょうか?
だって、タイトルが――。
ふとそんな事を思った今回の主役カップルは、エビリティとは直接には関係ない二人で、
最後にちょっとだけ、エビリティの面々が出て来るというものでした。

話的には――結構良い感じ、いいとこ付くなぁと。
ただ、加賀美@遊佐がアルベルト@一条に好意を持っていたからといって、
即「ゲイか!?」と思ってしまう辺りはかなり安直~とは思った。
原作では如何描写されていたっけ???と思いながら、加賀美の生真面目な性格を考えれば、
もう少しノーマル的な悩み方を入れて欲しい、入れた方が良かったんじゃないかなぁと。

殆どが加賀美のモノローグ的葛藤で展開されていて、メインになるのが――
谷地(タケル)との出会い、翻弄されて、殻を剥がされ、加賀美の変化の切っ掛けとなるのだけど。
すれ違いから一夜だけの関係と互いに思い込むことになり――
その再会の場になったのが仕事の相手、『Yebisu Graphics』だったと言うのが
タイトルのオチですか。

この如何にも的な舞台設定はまだBLの範疇かなぁ、、、と。

男と――と言うところで腰が引けている加賀美に対して、タケルが言葉巧みに追い込んで、
ともかく押せ押せな雰囲気に宥めすかされ――有る意味落とされる(〃∇〃)
そこら辺の駆け引き、遣り取りが結構面白いのね。
勿論シーン的には加賀美視点だから、タケルが読めないのだ!
加賀美の視点・印象で語られるタケルがね、聴き手にどんなイメージを与えるか。

一人称視点の物語の面白さと難しさをこんな所に、つい考えてしまったわ。

擦違い、誤解の判明と、実はお互いに一目ぼれ的な印象だったと判明するのが再会のシーン。
結局は自分から一歩が踏み出せなかった加賀美に対して追いかけて押し捲る谷地。
谷地の、それでも!と言う執念?で、……まぁこの後上手く行くのかなぁと。

いや~、聴いていて、何かこのタケルって、誰!?と思いながらぐるぐるしてしまった。
……ブクレなんて先に読まない今日この頃(苦笑)
トークを聴いて、へ~、、、土田さん?誰それ???と思ったものの、
お上手な方では有ると思っていたので、BLは初めてだと仰っていたので、
そうなのか~と、ホッとしながら納得(苦笑)

で、今回は大忙しのゆっちーだよね~。
ゆっちーがお上手なのは今更だけど、実は少々受が苦手な私でした(苦笑)
だけど、こんな美人さん受は良いなぁと思ってしまう。
こんな感じの受ならば、納得。

それにしても……トークの一条さん、はぁ~、、、。
まぁ、ヨシトシヨウ。












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Last updated  2007.12.29 21:35:04
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