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カテゴリ:腐女子的ひとりごと
最近、ひと言ずつにせよ感想を書く確率が高いなぁ……(笑)
日記を書くネタのために読んでいるような気もしないではないけれど、 好きで読んでいるんだから、ま、いいか。。。 と言う訳で、今回は愁堂れな。 私にしては非常に珍しい……のです。 読んでいない訳ではないのだけれど、全体から見れば数的にも少ないし (でも、CDは多分全部聴いている) そうだね、趣味からはちょっと微妙に外れているから……と言うのが理由なんでしょう。 で、今回この本を読んでみようと思ったのは、奈良千春の絵に惹かれたから(笑) 奈良千春の絵が趣味かと問われると、ちょっと返答に困るのだけど、、、 嫌いじゃないけど好きと言うのともちょっと違う?多分(苦笑) 気になる、惹かれる、と言う部類かなぁ。そういう部類の絵の人は結構いる。 見つけると、気になってしまう、手に取ってしまう。 そんなわけで手に取って読んでみた。 が。 ……読みながら、これ「愁堂れな」だよね?「愁堂れな」に間違いないよね?と、 何回も確認をしてしまったのね~(苦笑) 愁堂れなってこういう話を書く人だったの!? 物語の展開的には愁堂れなかな~、、、とは思ったけど、 キャラが……「マジっすか~!?(苦笑)」でした。 この、主人公の片割れ、つか、タイトルロールの男が、人の話を聞かない聞かない! ムカつくほど唯我独尊、傲岸不遜、傍若無人な攻様で、 お坊ちゃまな大らかさが設定的な救いになっているとしか言えない、 憎めないヤツ……的に描かれているけれど、 読みながらどれほど怒れー!殴れー!張り倒せー!と思ったことか。 主人公の片割れは、呆然としているうちに流されちゃっているだけでさ。 友紀は便利屋、早乙女の協力を得る以外にも方法の選択肢はあったのに、 それに思いも至らない、如何にもそれしか考えられないという状況の持って行き方が温い。 仮にも刑事なんだから、もっと臨機応変に手段を考えなよ~と思ったけど、 物語的展開でそう持って行かなければ当然話は進まない訳で、 だったらもう一捻りしてそうせざるを得ない状況を作り出し、つまりは追い込め、と思った訳です。 まぁ、後のキャラの配置や展開は、BLですもんね、お気楽にそう来るか~、で読んでしまいました。 スピード感有るし、「あり得ねー!(笑)」と言う設定や展開はバカバカしくて楽しかったから。 便利屋、早乙女が権力者で超お金持ちの跡取りお坊ちゃんで、切れ者。 それが俺様加減に現れて自分が気に入ったのなら他は如何でもいい―― つまり、相手の気持ちなんて関係ないよ~と言う傍若無人さに現れている。 で、こいつの周りの人間が、何でか言いなりになっていると言うよりは、甘やかしているんだろうな、 それは人物的魅力のなせる業なのか?そこらへんは疑問だけど(苦笑) 対して、良い様に振り回されちゃっている友紀は、融通の利かない真面目熱血漢刑事なのかな。 如何にもな苦労させられそうな性格での役回り。 そうだ、気に入らなかったのは、早乙女は逃がした容疑者を無条件に信じたくせに、 友紀が兄を信じるのは家族だからの身贔屓と断じる辺りはちょっとね。 友紀はその時早乙女に 「お前は根拠もなく容疑者信じたくせに、自分が兄を信じるのを否定するのは可笑しい」 その上で早乙女に「お前の兄を知らないから信じるも何も無い」くらい言わせなきゃ。 そうそう、それで、これ「愁堂れな」だよね?「愁堂れな」に間違いないよね?と思い続けたのは、 この早乙女と言うキャラが、 どうにも「人の話聞けよー!」と言いたくなる樹生さんのキャラソックリだったから。 強引に持って行く展開も・・・っぽくて~。 だから、愁堂さんってこんなキャラを描く人だったのかなぁ???となったのです。 今回の話は、キャラ設定説明と、目先の事件の解決、又は発端の話――となっているので、 シリーズ化になるのでしょうか。そんな雰囲気の話でしたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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