|
カテゴリ:その他色々な感想
改めて言われると、結構ショックだったりする。
でも、何がショックなのかが自分でも良く解らない。 ……でもショック。 元々は全く違う話をしていた娘との会話。 我が家の面子はお笑いが好きらしい。いや、好きだ。 ダンナはそりゃもう節操無く、何でもコイ!な人。 娘は若手を中心に。 この二人で嬉々としてお笑い番組を見捲くっている。 必然的に私も見る機会は多い。 面白いもの面白くないもの、そりゃ色々有りますが、嫌いな訳ではない。 が、芸人さんをまともには覚えて居ない……(-_-;) ふと、若い頃の事を思い出したのよ。 学生時代がやっぱりお笑いブームで、友達とわいわい言いながらお笑い番組を見ていた。 ある時、友達に言われたのが、 「一緒にTVを見ているけれど、本当に面白いのか?ちっとも笑っていないよ」と。 確かに私はお笑いを見ていてあまり笑わない。 けど、面白くないという訳でもない。 だからショックだった。 笑わないから面白くないと思われているのか!? 笑いは自然に出て来るものだろう?無理して笑う必要は無いと思うし、 笑わないから面白くないと非難がましく言われたのもショック。 ……確かに普段の私は笑い上戸なところが有るけど。。。 娘とお笑い芸人さんたちの話をしている時に、そんなことを思い出し、娘に言ったら、 その時娘が返してきた言葉が、 「そうだね、お母さんは笑わないね。 ここがいいとか、そこが凄いとか言うけれど、可笑しいとは言わない。 この人のこんなところが良い。 こういうところが凄い。 こう言う風にするから面白いんだ。 この人のそこが詰まらない。 そこでそうなるから何で!って思う。 って、そんな風に分析をして感想を言うけど。 自分の好きな芸人さんを貶されるとムッとするけれど、好きな芸人さんを褒められると、 何で面白いのか、好きなのかが納得できて参考になる」 なんだそうな。 笑わないという事には「そうか」としか思わなかったけど、 「可笑しい」と言ったことが無いと言うのはショックだった。 そうか。私は一々分析をして納得していたのか。これでは笑えないだろうな。 振り返って。 曲がりなりにもレビューと言うものを書き始めて6年以上が過ぎた。 本を読んだり、CDを聴いたり、TVやアニメに映画と、 触れたものの感想を思ったままに書き散らしてきたけれど、 それらはみんな分析だったんだろうか。 それが悪いとは思わないけれど、唯感じた事、 面白かったものを面白い、これ好きだ!と思ったときの高揚感、 期待外れだったもののガッカリ感、怒りたくなるほどの粗悪品、 誰かに知って貰いたい、多くの人にふれて欲しいと思った気持ちを、 そのまま書き表してきた心算だったけど。 何時も、自覚の無いままに、 何故、それがそう思うに至ったのかを突き詰めて考えてしまっていた。 分析して、納得して、そうしないと安心出来ないからなのか。 結局は昔からそうだったなと。 この分析癖。 素直に物を受け取れない自分の意固地さを感じてしまい、自覚するにはショックだった。 結局はこんな事を書いていても、自己分析をしているのだから、タマンナイね(苦笑) それでも好きなものは好きと、自分なりに言って居たいから、やっぱり変われないんだろうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他色々な感想] カテゴリの最新記事
|