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カテゴリ:運動法(エクササイズ、姿勢など)
重症患者様をたくさん診てきてある種のパターンがあることを発見いたしました。
患者様の主訴を聞きその対策をしていくといくつかのパターンがあります。 慢性的につらい人でも、朝起きたとき、日中、夕方、寝ているときなどに分けられます。
朝起きたとき、寝ているときが主訴の方は、寝ているときの姿勢です。 それはDRTで調整する側を下にするようにアドバイスしてください。たぶん逆の姿勢が癖になってます。
日中、夕方が主訴の方は作業位置の姿勢です。 前回座り方書いたのでさらに詳しく説明すると、体の前に手のひらを合わせて伸ばしてください。DRTで右から施術する方は、その状態で左手はそのまま、右手を体の横に動かしてください。その90度の範囲で作業するようにしてください。出来れば体を回転させるのではなく腰ごとその範囲に動かしてください。
立位が主訴の方 たち方に問題ありです。間違いなくそり腰状態のはずです。私は7年以上前から有名モデル学校の生徒さん達をたくさん姿勢指導してきています。 ウォーキングで何度も注意されたモデルさんも私のアドバイスで一発でほめられるような歩き方が出来るようになったと喜ばれております。
まず浅くいすに座ってください。姿勢をただし、おへその上下に左右の手のひらを当ててください。 その上ただとおへその下の手のほうが横から見て引っ込んでますよね。 その状態で立ち上がってください。 それが世界で一番美しい姿勢です!その簡単な姿勢が出来ないのです。 でもこのアドバイスで簡単に出来るようになるはずです。 そり腰の人たちはそのいい姿勢がものすごく前かがみ状態だ!と錯覚してます。 電車などでたっているときが主訴、料理していてが主訴の人たちに凄く効果的です。 腰痛の主婦は調理中下腹をキッチンに押し付けるような姿勢が多いです。
重要なポイント、DRTは重力からの緩和を一番目指しております。 そのためには日中も出来るだけ軟部組織に負担をかけず、垂直位から開放される寝た姿勢でも如何に患部組織を積極的に回復させるかがとても重要なのです。
まずは立位でのS状姿勢について考えましょう!その姿勢は重力から一部のところに重力がかかり過ぎないように開放しているのです。 そり腰の人たちは腰で重力を受けすぎてしまいます。それは腰の筋力がとても強いので強いものに頼りすぎると言う自然の流れです。腰痛の原因の多くのきっかけです。そこからすべり症、さらにヘルニア、脊柱管狭窄症などに移行するようです。 そのときどのようなことが脊柱におきているか滑りすぎの腰を上部胸椎の過剰後湾でバランスととっているのです。 その姿勢で何もせずに放置する(出来る限りの積極的治療を受けても改善しなかった方達)とどうなるか? 脊柱は今度はCカーブになってしまいます。そのとき腰部はまるで逆のそり腰から一挙にえびのように丸まります。 何か気がつきませんか?そうです腰部はそれほど姿勢が変わるのに、上部胸椎の過剰後湾はそのままです。 それがさらに進行するとどうなるか、腰部の痛みはなくなっちゃいます。それはなぜか? 今までの腰部の役目をひざが受け持つことになるからです。それで慢性腰痛から、ご老人特有の変形質関節症に移行するようです。
脊柱のSカーブからCカーブに移行し重力に対してはなんと!脊柱のCカーブが体全体使いSカーブになっているのです!!
このように一見複雑な主訴と思えても実は決まったパターンがあるのです。 そのパターンはたくさんあります。それをDRTではどこにどんな背骨の負担が出ていればその原因はどんな姿勢から来ているのか解明してきております。さらに解明されることもたくさんあると思います。 あまりにもたくさんありすぎて書ききれません。質問疑問があれば何でも遠慮なくどうぞ!
だから重症患者様たちがその場しのぎでなくよくなっているのです。 そのよい状態を保つためにもレギュラーチェックが必要なのです!
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Last updated
2007.06.23 09:34:55
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