|
カテゴリ:な行=BL小説
イラストは、円陣闇丸さん。 都心の外れの小高い丘の上の古い一軒家で独り暮らしをしている粟野聖明(あわのきよあき)。 仕事帰りのコート姿のまま、家の裏手の草地で満月を見ながら、父親の秘蔵の酒を飲んでいました。 小半時も経ったころ、ふと横を見ると、見知らぬ男が立っていました。 西洋の騎士のような服装で、犬のような耳を付け、ふさふさのしっぽまでもつけていました。 聖明は、彼にお酒を勧めて・・。 翌朝、布団の中に大きな黒い犬がいました。 犬は、ケガをしていました。そして・・・。 犬は、人間の姿に変身しました。昨夜の男でした。 夢を見ているのかと思いましたが、現実でした。 犬かと思った動物は狼で、彼は狼族なのだそうです。 彼は、グレンといいました。異世界から魔法で跳ばされてきたということで・・・。 怪我が治るまで同居することになったグレンです。 聖明の好きな時に好きなだけ狼姿を触らせることを条件に・・・。 仕事を終え、グレンの待つ家に急いで帰った聖明ですが、 玄関に血が落ちていることに気づき心配します。 グレンは無事でしたが、勝手に家に入ろうとした男がいたといい・・・。 そして、翌朝には、玄関前に生ごみが・・・。 聖明の周りで奇妙な事件が頻発します。聖明は・・・。 聖明は、両親を殺されるという悲しい出来事がありました。 その事件はまだ解決していず・・・。 面白かったです。 グレンは、優しいですね。(^^) 聖明のことを思って守っていてくれます。 騎士なのでちょっと過激だったりもしますけど、聖明がダメだと言えば従います。 グレンの居る生活で聖明は癒されています そして、グレンの世界から迎えの使者がやってきます。 聖明は、やきもき・・・。です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[な行=BL小説] カテゴリの最新記事
|