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カテゴリ:BL系 ・・・ 小説(そのほか)
玄上八絹さん「恋する座敷系男子」 イラストは、旭炬さん。 山南忍(やまなみしのぶ)は、住むところもなくなり、就活も失敗し、これからのことに不安を持っています。 先々週、母を亡くしました。父の失踪は7年が経過していました。 役所の手続きの中、父の叔母という人が存命なのを知ります。 今更とは思いながらも、せめて父が疾走し、母が亡くなったことを知らせるべきだと思い連絡します。 一度顔を見せに来いといわれます。 親戚では、父や祖父が迷惑をかけたらしく、ずいぶんな言われようでした。 しかし、財産分与で祖父の実家をもらいうけることになり・・・。 祖父の実家は田舎にあり、ずいぶんとくたびれた家でした。 そこには、なぜか若い男が住んでいて・・・。 そして、忍を見て、「操」と呼びます。彼は、自分を座敷わらしだといいますが・・・。 座敷わらしならぬ座敷おとこ・ノトです。 一緒に住むうちに忍にいろいろなことが起こり、ノトを座敷わらしだと信じざる負えなくなります。しかし、堅実な忍は、大金が欲しいわけでもなく・・・。 楽しかったです。 ノトはずっと祖父の操を待っていたのでした。 忍の真面目さとノトの愛情がいじらしかったですね。 二人で、楽しく暮らしていけそうで良かったです。 私なら、たぶん宝くじ7億円貰うでしょうね~。 忍との人間の出来が違うか・・・。^^; 真崎ひかるさん「凛と恋が鳴る」 イラストは、駒城ミチヲさん。 椰義(なぎ)は、友人と別れて帰る道で小さな人形が落ちているのを見つけました。 ひな人形のお内裏様を彷彿させる人形でした。 その人形が動き出し、しがみつかれます。 そして、人形から声をかけられ、恐怖のあまり気づかない振りをしますが・・・ 人形は、神の使役だといいます。結(ゆい)といいました。 そして、大切なモノを失くして捜しているということでした。 助けてほしいと泣かれ、捜し物を手伝うことになります。 捜し物の気配を追って動き回ります。 疲れて休憩したところは、母の末の妹・咲苗(さなえ)のセレクトショップが入っている同じビルのカフェです。 咲苗の店は国内外から集めてきた雑多な小物を扱っています。 椰義は、甥というより弟のように可愛がられていました。 買い付けで年の半分は店は閉まっています。 今日は開いていましたが、咲苗が帰っていていたわけではなく、 いたのは咲苗の友人の支倉将宗でした。 将宗は、椰義を見つけると・・・。 椰義は、店で片づけを手伝うことになります。 椰義は、恋を自覚していたのですけど、相手は大人なので・・・。 一緒に過ごすうちにますます惹かれていくのですが・・・。 結の捜し物は「鈴」でした。 この鈴と結の行動で、椰義が悩むのですが・・・。 可愛いお話でした。 結がまた可愛かったですね。二人の会話が面白かったです。 結がまた会いに来られたらいいのにねと思いました。 その後の恋人同士になった二人のお話があります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.03.18 16:30:46
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