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カテゴリ:ま行=BL小説
イラストは、小椋ムクさん。 大学生の陽太は、朝から嫌な予感がしていました。 早く帰るつもりでしたが、サークルの歓迎会で二次会三次会と出席して最終バスで帰ってくることに・・・。 大雨に降られ、風も強くなりました。 バスを降りたら、空に稲光が・・・。 幼い頃、両親は離婚し、父は海外赴任で実家で独り暮らしをしています。 亡くなった祖父は瓦職人で、実家の屋根には立派な鬼瓦がありました。 庭先に数枚の瓦が落ちていました。 宝珠の形の瓦も真っ二つに割れていました。 宝珠の瓦は、ひとつだけで、確か祖父から決して触れてはいけないと聞いた覚えがありました。 被害を確認しようとしたとき、陽太と声をかけてくる男がいました。 長い黒髪の目力のある野性的な男です。 そして、また明るい口調で話す茶髪のチャラそうな青年が。そして、小柄な老人が・・・。 3人とも長いコートを着ていました。 危ないから早く家に入れと言われて・・・。 知り合いかと考えますが記憶にない陽太です。 野性的な男は大我(たいが)、小柄な老人が伊西(いさい)、茶髪の青年が揺籃(ようらん)だと名乗ります。 彼らは、宝珠型の瓦に封印されていた鬼だといいます。 そして陽太は、大我に・・・。 彼ら3人と同居することになった陽太ですが・・・。 何とかもう一度鬼たちを封印する方法を考えようと思います。 そして・・・。 子鬼を生んでしまう陽太です。 名前を付けないと弱ってしまうということで付けた名前が「豆大福」 それから大福シリーズで名前がついていきます。 妖狸や妖狐も出てきます。 事件が起きて陽太が巻き込まれて・・・。 面白かったです。 イラストも可愛かったです。 屋根の上でずっと陽太の成長を見守っていた大我は、 ずっと陽太を愛しく思っていたようです。 でも、愛情表現が下手なので誤解されていました。 上手くいって良かったです。 しかし、陽太はまだまだ子鬼を生むんでしょうかね? 大変そうですね。 それに赴任先からお父さんが帰ってきたらどうなるのでしょうね? 気になります。(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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