光の教会
この日の午後は一度も行ったことのなかった地元の茨木市にある「光の教会」に行ってきました。光の教会は建築に関わる方なら大抵知っていると思われる安藤忠雄さんの設計したコンクリート打放しの教会です。今回の帰省の際は是非観に行こうって決めていたのでカミさんと2人で実家の自転車をかり、地図を片手に30分ほど万博公園の方に向かってひたすら走って13時30分にたどり着きました。あらかじめネットで見学時間を調べたら14時30分からOKって感じだったのでちょっと早めに行っても観れるだろうと考えたのが甘かったです。まず、教会の方に電話で予約をしていないことを説教していただき、掃除があるから14時半に来なさいと許しをいただきました。(教会なのにこんな観光客ばかりでは参るでしょうから当然の対応ですね)1時間ほど暇になり、阪大病院前まで自転車でブラブラ走って、コンビニでドリンク買って戻り、光の教会の近くの公園で時間つぶしてました。おそらく同様の理由で14時半まで時間をつぶしているのではと思われる人も何組か公園内に居て、予想通り、後ほど全員と教会で会いました(苦笑)。定刻14時30分に教会堂内に入り、しばらく椅子に座ってじっとしていました。不思議と居心地が良く、ぼんやりしていても全く苦痛では無かったです。約20年前に少ない予算で安藤氏がよくおっしゃる「絶望的な」状況から造られた本当に素晴らしい教会だと感じました。十字に開けられたスリットから差し込む光は言葉では言い表せない印象でした。また機会があれば、今度は電話予約を忘れずに行ってみたいです。↑教会のエントランス側です。↑教会の外から見た十字のスリット。↑教会堂内から見た光の十字架です。↑教会堂内の後ろ側です。