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カテゴリ:おすすめ本
本:天地明察
著:沖方 了 下の娘に勧められて読みました。 江戸時代4代目~5代目将軍の頃におこなわれた改暦に関する話です。 序章を読んで、改暦の話だとわかります。 渋川春海こと安井算哲は本職は碁打ち(棋士)なのだが、算術好きであり、 性格も温厚で、いろいろな人物から登用されて、多くの学術に長けた人物の協力を得て、 改暦を達成するという話です。 江戸時代に改暦することにより、世間にどのような影響を及ぼすことになるのか ということは考えもしなかったです。 北極出地に始まり、さまざま人と出会い、指導を受け、 失敗を重ねながらも、成長していきます。 前半はゆっくり、後半は少し足早に進んでいきますが、とても心地良い物語でした。 最後に最初の序章をもう一度読んでみたら、 今度は意味がよくわかりました。 いい本でした。 天地明察 上【電子書籍】[ 冲方 丁 ] 天地明察 下【電子書籍】[ 冲方 丁 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.03.10 10:02:00
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