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本:三島屋変調百物語
泣き童子 三島屋変調百物語参之続 宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語」の三作目です。 今回も百物語の聞き手のおちかさんの成長物語が良かったです。 本の最後の「解説(文芸評論家:高橋敏夫)」で、 この作品を含む3作の在り方を分かりやすく書かれていました。 第一作は「重苦しい物語」 第二作は「怪異のなかにときとして点滅する愛おしさ哀切さをみごとにうかびあがらせる物語」 今回の第三作は「一作と二作の両極を含めた試み」 と書いてありましたが、まさにそんな感じに思いました。 早く四作目の「三鬼」を読みたいです。 泣き童子 三島屋変調百物語参之続 (角川文庫) [ 宮部 みゆき ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.09 22:34:21
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