猛暑のバカンス1人旅―Go to 伊勢・奈良
お盆休みはコロナの関係で帰省しないで、実家と反対方向の東海、関西方面を旅行した。2月の旅行は2泊3日で慌ただしかったが、今回は4泊5日(8.11~15)と余裕があった。前回は新東名高速を運転しているときにカーナビがきかなくなって、パニクった(原因は自分の車のカーナビが古かったこと)が、今回は慣れて、最初から東名を選んだ。初日は岡崎城で桶狭間の合戦のジオラマを見たりした。2日目は伊勢神宮へ行った。伊勢はホテルが満室で取れなかったため、松坂に泊まった。松坂では、あまり時間がなかったが、本居宣長記念館を見た。本居宣長は医者をしながら、35年かけて『古事記伝』を著した。記念館の展示物には、現代の目から見たコメントが添えられていて、わかりやすかった。3日目は松坂から奈良に向かった。奈良では興福寺、東大寺を歩いて回って、それから聖武天皇陵、平城宮跡まで自転車で行ったが、暑くて地獄だった。平城宮跡は遺構展示館しか見られなかった。4日目、再び平城宮跡へ行って、資料館や太極殿を見た。平城宮跡は、30年くらい前に来たときは何もなくて、そのとき、これから宮殿跡とかが復元されて整備されると聞いたのを覚えている。平城宮跡を見てから、斑鳩まで足を伸ばして法隆寺を見た。展示されている玉虫厨子については小学校の国語の教科書で習った覚えがある。その後、飛鳥に行って、石舞台古墳、飛鳥寺、高松塚古墳などを見た。高松塚古墳の壁画は、これも発見されたとき大々的に報じられたのを覚えている。4日目は忍者の里、伊賀に泊まって、翌日ひたすら運転して埼玉のアパートに戻った。今回の旅行の全走行距離は1,245km、1日当たり約250kmだった。