「はんだや」と「びっくりドンキー」
一家で山形から行楽の帰りに、どっかで夕食をとるかという話になり、286号線沿い西多賀あたりの「半田家」(注:漢字です。)かその脇の「びっくりドンキー」にするか、車内でモメました。私は当然はんだや派。しかるに子どもたちが妻に賛成し、父親あっさり敗北。ちょっと前までは必ず父親に付いたはずなのに...それはともかくとして、妻が言うには、びっくりドンキーははんだやグループに入っているというのです。エッ本当か? 「きらら寿司」がはんだやなのは知っているが。私も仙台の多くの「元」若者と同様(?)、はんだやで育ちました。私の「はんだや」人生は、社会人になってから。学生時代は自分でコメを炊くのが安いし時間も柔軟だから、ほとんどお世話になりませんでした(徹夜明けの青葉通り「吉野家」にはよく行ったけど)。平成になる前後の頃だと思うが、国分町にも小さな「はんだや」があって、朝食はそこでご飯とカリカリの目玉焼きを食べたこともあります。これぞ仙台のシティライフと勝手に胸を張り、ゲーテに敬意を表しながら。2年ほど前、宇都宮に住む大学時代の友人から「漢字のファミレスタイプで宇都宮に出来たが、あの仙台のはんだやか」とメール連絡がありました。はんだやの現在の全国展開はすごいですね。さて、問題の「はんだや」と「びっくりドンキー」の関係です。確かに、はんだやのHP見ますと、会社概要に「ドンキー4店舗」とあります。ドンキーの運営会社は株式会社アレフですが(ドンキーの食事に出てくる竹箸の袋に社名が書いている)、主取引先にも「(株)アレフ」とあります。「びっくりドンキー」は札幌が発祥のハンバーグレストランで、今や全国に127店舗(直営112,FC161)あるそうですが((株)アレフHPによる)、そのFC展開の一部(4店舗)を株式会社半田屋が担っているようです。全然関係ないのですが、関西では「王将」が有名だそうで、学生や若者はみんな「王将」でメシを食うんだ、関西で王将に行かないヤツおらへん、と自慢する大阪の友人に連れられて関西の3泊4日くらいの楽しい旅行をした時、京都市内でだったと思いますが、ついに念願の「王将」に入りました。もう15年くらい前です。餃子を中心にしたメシ屋さんですね。何を食ったか覚えていませんが、インドネシア人のSが醤油の瓶をこぼしたのを何故か覚えています(留学生を交えて多民族混成チームで行った楽しい夏休み旅行。あのメンバー仙台にも来てくれた)。あの「王将」、仙台で言えば、もちろん「はんだや」ですね。東北の外食産業(一昔前は「中食」産業と言われた分野ですね。)で元気なものを勝手に挙げますと、 幸楽苑(前の「会津っぽ」、東証一部銘柄指定) カルラ(まるまつ、すし兵衛) アミノ(うまい鮨勘)でしょうか。がんばれ、はんだや。がんばれ東北の企業。