宮城県内の推計人口を考える
今朝の新聞では、仙台市の推計人口が昨年11月に初めて105万人を突破。住民票を移さない転入者や原発事故避難者などもおり、実際の人口はさらに上回るという。宮城県公式サイトの資料では、推計人口は12月まで示されている。さらに仙台市分だけは1月の推計人口も発表されたようで、今朝の新聞記事では1,052,476人となっている。県全体では、昨年3月1日(震災直前)が2,346,853人に対して12月1日が2,326,698人で、2万人以上の減少だ。仙台市は、3月1日が1,046,737人に対して上記の通りで、推計人口だけでも5,700人以上が増加したことになる。新聞は仙台の「独り勝ち」と評している。市町村別の推移を見るには、上記の県公式サイト資料に市町村別増減(昨年3月と12月)がある。石巻市の-10,090人が最大の減少数。全県-20,155の実に半分を占める。ほかには、気仙沼市-4,190 東松島市-2,485 山元町-2,185 女川町-1,699など。南三陸町は震災後のデータ更新がない。