南部町中学生がお手柄
テレビのニュースで知ったが、久慈市で肉食恐竜の化石が確認された。場所は久慈琥珀博物館で、昨年5月に家族で琥珀採掘体験場を訪問した中学生が発見者だそうだ。中学生もTVで出ていたが、きのう(29日)博物館で鑑定した早大教授が会見、発表した。この地層は白亜紀後期で、これまでも翼竜や草食恐竜の化石は見つかっていた。今回の肉食恐竜の発見は岩手県では初めてで、当時の久慈地域の多様な生態系を示すものとして注目される。化石は長さ31ミリで、コエルロサウルス類と断定された。体長2メートル程度の小型恐竜と推定される。教授によると、足の指部分の発見は珍しく保存状態がいいとのこと。この化石は、30日から博物館新館で公開するという。 この中学生は、琥珀を掘り出すために泥質の地面を掘ったら、木の枝のような化石を見つけて博物館に届けた。教授は、普通なら見過ごしそうなものをよく見つけてくれた、と中学生の手柄を褒めたという。(東北デーリーなどから)たしかにお手柄だ。発見時は小6だろうか。何か違うと「気付く」力がある少年なのだろう。あっぱれ。