日本一の北金ヶ沢のイチョウ
道は北金ヶ沢地区に降りていきます。けっこう集積のある町です。実はここに来る前、千畳敷の後に、「北金ヶ沢の追分碑」も探そうとしたのですが国道から山側(内陸)への入り方が分からず、実現しませんでした。さて、日本一のイチョウです。この坂道を降りていくと案内標識があり、左折してすぐわかりました。樹齢1000年以上の古木で、古くより垂乳根(たらちね)のイチョウとして崇拝され、神木として根強い信仰を集めています。国天然記念物。(深浦町のガイドブックより)現地の看板の説明(深浦町教育委員会)です。国指定天然記念物/北金ヶ沢のイチョウ/平成16年9月30日指定このイチョウは樹齢1,000年以上、高さ約31m、幹回り22.00mで、垂れ下がっているたくさんの気根・垂乳から「垂乳根のイチョウ」と呼び、古くより神木として崇拝信仰されています。また、お産をし母乳不足で困っている女性に乳を授けるありがたい樹としても広く知られてきました。この地は、元享年代(1321年)頃から応永年代(1400年)に栄えた金井安倍氏の菩提寺の別院が建立されていたと伝えられています。そして伝説には、古代の武将安倍比羅夫が建立した神社の跡地で、そのときこのイチョウが植えられたと言われています。