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2024.10.01
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カテゴリ:宮城



ラベル正面には、「紫黒米酒OMOWAKUHIME Light Feeling Sake 平安の武将が愛した娘 おもわく姫」と記されている。精米歩合90%、アルコール分8度。製造は蔵王酒造(白石市)、企画は多賀城市観光協会。そして、「多賀城市の古代米(紫黒米)を100%使用した低アルコールのお酒です。優しい甘味とキレの良い酸味が口一杯に広がります。」と記されている。

美味かった。

以下は、購入の際にいただいたパンフレットの内容を転記します。

ほんのり甘酸っぱい想いがわく〈古代米美酒〉おもわく姫

※お酒は二十歳になってから
販売店・提供店
*株式会社 すずこう 宮城県多賀城市下馬2-11-14 TEL:022 (365) 8850
*ネット注文も承ります https://suzukougift.base/shop

古代ロマンに想いをはせて、心華やぐ芳醇なひとときを。

史都・多賀城の地に伝わる、いにしえの恋物語。ヒロインの名は「おもわく」。
歴史のかなたに咲いた、美しい恋をモチーフに生まれたお酒「おもわく姫」。
淡い色合いと爽やかな香り。ほんのり甘酸っぱい舌触り、そこから広がる華やかな味わい。フレッシュな白ワインのようにフルーティーな、新感覚の日本酒です。新感覚を醸し出すのは、はるかな時を超えて現代によみがえった古代米。悠久の歴史と伝説の物語に想いをはせ、芳醇な酔い心地をお楽しみください。

Brand ー Omowaku hime
多賀城グルメブランド「しろのむらさき」のお酒。

 多賀城を流れる野田の玉川には、伝説の架け橋があります。平安時代の武将・安倍貞任が、美しい村娘・おもわくに恋をして、彼女のもとへ通うために架けたといわれる「おもわくの橋」。別名「安倍待橋(あべのまつはし)」です。
 そんな恋物語が伝わる当地では、古代から稲作が盛んに行われていました。紫の稲穂が特徴の品種「紫黒米(しこくまい)」を中心に古代米を育て、それを原料に誕生した新たなグルメブランドが、多賀城の「しろのむらさき」。そのブランドを牽引する古代米美酒が「おもわく姫」です。
 古代米には、ポリフェノールの一種・アントシアニンやビタミン、ミネラルなどの成分が含まれています。精米歩合90%の「おもわく姫」は栄養素を豊富に含みつつ、古代米特有のフルーティーな酸味と香りが、爽やかで軽い飲み口を実現しています。
 ストレートで味わうだけでなく、生レモン搾りや炭酸割り、グレープジュース割りなど、カクテルベースとしても楽しめます。フルーツとの相性が抜群なので、サングリア風のアレンジもおすすめです。

(写真の解説)
1:フルーティーで爽やかで軽い飲み口が特徴。
2: 炭酸やジュース割り、サングリアなどお好みのアレンジで楽しめます。
3: 現在も残る野田の玉川に架かる「おもわく橋」。

Production ー Omowaku hime
若き作り手たちの志が、伝統を未来へつなぐ架け橋に。

 古代米の作り手は、多賀城高橋地区の由緒ある農家7代目を継ぐ食品開発者。古代米を醸すのは、宮城の老舗蔵元「蔵王酒造」気鋭の若き杜氏。伝統の継承と革新に挑む、若き志が架け橋となり、古代の恵みが新時代の日本酒として結実しました。

(写真の解説)
1:多賀城高橋地区の7代目農家により生産される古代米。
2: おもわく姫と杜氏の大滝真也氏。
3:一般的なお米に比べ、ミネラルやビタミンが多く含まれる古代米。
4:宮城の老舗蔵元によって醸造される、おもわく姫。

History ー Omowaku hime
史跡からの出土品が物語る、古代みちのくの稲作。

 多賀城は、奈良時代に陸奥国(みちのくのくに)を統治する国府として創建された北の都。現在、日本三大史跡に数えられる城跡は、およそ1300年もの歴史を誇ります。城跡出土品に記された「黒舂米(こくしょうまい)」 の文字が当時の稲作を物語り、グルメブランド「しろのむらさき」の誕生につながりました。

(写真の解説)
1:松尾芭蕉が「奥の細道」の行脚の際、訪れている壷碑。
2: 多賀城のほぼ中央に位置し、政務や儀式が執り行われた政庁跡。

OMOWAKU HIME
Tagajo made
Sake created from ancient rice grown in Tagajo.

■関連する過去の記事(古代多賀城、多賀城碑)
 国宝指定された多賀城碑(2024年09月16日)
 日本三古碑と上野三古碑(2023年01月13日)
 利府町の埋蔵文化財(2022年5月7日)=窯跡など
 多賀城 命名の由来(2012年10月9日)
 多賀城の遺跡認識(下)(2011年11月19日)
 多賀城の遺跡認識(上)(2011年11月18日)
 多賀城と4面サイコロ(2011年9月14日)
 多賀城碑、壺の碑、日本中央碑について(2010年11月1日)
 東北の道 概説(その1 古代)(2010年10月23日)
 多賀城 壺の碑(08年9月15日)
 日本の三古碑(07年8月22日)(多賀城の碑)
 船形山神社の仏像と多賀城(07年8月30日)
 加瀬沼から多賀城六月坂地区へ(07年4月16日)
 多賀城跡の風景(07年2月19日)
 多賀城の基礎知識(後編)(06年8月8日)
 多賀城の基礎知識(前編)(06年8月7日)
 岩切の寺社をめぐる(06年1月3日)
 平泉への道(06年1月11日)
 芭蕉が感激した「おくのほそ道」岩切・多賀城(06年1月25日)
 古代東北の理解(06年5月31日)

■関連する過去の記事(多賀城市)
 多賀城緩衝緑地と砂押川災害復旧(2015年6月21日)
 湊浜の昔(2015年3月15日)
 末の松山と東日本大震災の津波(2013年10月19日)
 多賀城市「下馬」の由来(2012年8月14日)
 かなり古い時代の岩 沖の石(2011年11月27日)
 野田の玉川 歴史散歩(その1)おもわくの橋~大土手橋(10年5月4日)
 野田の玉川 歴史散歩(その2)清水橋~おもわくの橋(10年5月4日)
 野田の玉川 歴史散歩(その3)天神橋~せせらぎ橋(10年5月4日)
 野田の玉川 歴史散歩(その4)天神橋上流の鉄道廃線跡(10年5月4日)
 末の松山・沖の石(10年4月30日)
 多賀城のあやめ(09年6月13日)
 多賀城 壺の碑(08年9月15日)
 加瀬沼から多賀城六月坂地区へ(07年4月16日)
 多賀城跡の風景(07年2月19日)





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最終更新日  2024.10.01 00:16:05
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