テーマ:感じたこと(2893)
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昔、出会ったユニークなご婦人の話を書きたいと思います。
休日の昼間のJR。 車内はそれほど混んでいなくて万遍なく座席が埋まり、立っている人がちらほら。 途中駅から恰幅のいいご婦人が乗ってきた。 派手目なファッションにメイクばっちりで存在感をかもし出している。 乗ってすぐ周りをキョロキョロ見回して席を探している様子。 ”その体格なら座りたいだろうな~”とふと思いながら観察していた。 運が悪くなかなかご婦人の近くの席は空かない。 駅に着くたびに周囲を見回すが、チョットの差で他人が座ってしまう。 すると少し離れた場所で立ち上がった人を見つけるやいなや自分のブランドバッグを座席に投げて席を確保したのだ。 真向かいに立っていた乗客は自分が座ろうと思っていた所にバッグが飛んできて仰天、固まってしまった。 素晴らしいコントロールを見せたご婦人は悠然と席まで歩いてバッグをどかし、幸せそうに座った。 嘘のような本当の話し。 諸外国ならバッグを盗まれてしまう状況だけど、日本はまだまだ平和な国だなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月27日 15時52分17秒
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