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人間界日記(アカシックレコード)

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2008.02.29
XML
カテゴリ:資格
Excelも最初のうちは単に住所録とか文字を入れるだけにしか使わないかもしれませんが、そのうち計算式を使ってくることもあると思います。最初のうちは単に合計するだけとかかもしれません。
初級シスアドを目指すシスアド爺が10年かけてわかった秘伝を書いていきます。

■if文とand,orのやり方

 Excelにもif文やand,orは出来ますがプログラムと違ってかなり面食らいます

 =if(条件,値1,値2)

条件が成立したら値1、しなければ値2を返します

 OR(条件1,条件2)
AND(条件1,条件2)


■セルの相対指定と絶対指定

A1のようにして指定すると相対指定なのでコピーするとB1、A2のように変化していきますね、それが嫌なら$A$1 A$1 $A1 のように指定したのをコピーしてみましょう
 ちなみにExcelのコピーはドラッグすることで連続してコピーできます
 $をつけることで絶対指定になるのでコピーしても変化しません。


■countifとsumif
 この使い方は微妙に違います。いつも忘れます。

 countif(範囲,条件)
sumif(範囲,条件,合計範囲)

 生徒の点数が入っているとします
 この中で80点以上が何人で、30点未満が何人かを出すにはどうしますか?

 =countif(a$2:a$40,">=80")
 =countif(a$2:a$40,"<30")

では30~80点は何人かなんて難しいのはどうしましょう?

 =countif(a$2:a$40,">=30")-countif(a$2:a$40,">=80")

 他にもあるかもしれませんが私にはこれしかわかりっませーん
 いいもん別にパソコン教室の先生じゃないし

こうやって求めたら最後に合計してみて、数が合うか必ずデバッグしましょう。
 Excelの計算式といえどもプログラムと同じです。
 いくら便利でも間違っていれば意味がありません。

 Excelにデバッグがあるなんて びっくりですね~

 こんなもんは初級シスアドに出ないかもしれませんけど仕事に役立ちます

前の問題はクラス担任で自分のクラスの点数だけ持っていた場合としましょう。
 数学の先生で複数クラス受け持っていてまとめて点数を持っていて、クラス別に
 30点未満が何人いるかなんてのはどうやればいいんでしょう。

 これはcountif()関数ではもう出来ませんよね、countifの条件は範囲に適用されます
 ここまで来るとデータベースにしてSQLでやった方がわかりやすいですが、無理やりExcelでやるには、一発で出来ないのでインチキしてワーク用の列を作りましょう。見せたくなければ非表示にして隠すこともできます。 


-----A------B-----C-----D
1--クラス--氏名--点数--Work
2
3
:
100

のように点数が入っているとします

D列をワークにして
 =if(c2<30,1,0) を入れて30点未満の人は1が出るようしましょう


101 1 =sumif(a$2:a$100,a101,d$2:d$100)
102 2
103 3

これは、クラスが1の時に30点未満の数を合計する式です。

これをコピーすると$で絶対指定でないところは自動的に増えていきます

101 1 =sumif(a$2:a$100,a101,d$2:d$100)
102 2 =sumif(a$2:a$100,a102,d$2:d$100)
103 3 =sumif(a$2:a$100,a103,d$2:d$100)

数字のクラスでなくても庶務課とか電気工学科とか文字でもOK

もしa2:a100のようにしてコピーしてしまったらどうなるでしょうか!
コピーしたらa3:a101 , a4:a102のように範囲がずれて正確な集計ができません。
今見てもたまたま合っていてもそのうち間違うかもしれませんね。
Excelには計算式がどこを参照しているか調べる 参照元のトレースなどがありますのでデバッグに役立てることが出来ます。
わざといろんなデータを入れてチェックしてみるとか、計算式をじっくり見てみるとかデバッグは重要ですね。いくらコンピュータといえども、使う人間が間違ってればイージス艦でも漁船に当たるわけですので結局は何も昔と何も変わってませんね。

条件の中にクラスを入れないで、クラスを参照しているのが味噌です。
こうすることで一気にコピーして全クラス分の計算式が作れるから楽です。


点数の場合はあまり足しても意味ありませんが、金額とか枚数とかなら合計もできます
こっちの方がわかりやすかったです。

----A---B-----C--
1--課--氏名--売上
2
3
:
100

課別の売上金額を出してみましょう。

101 営業1課  =sumif(a$2:a$100,a101,c$2:c$100)
102 システム課 =sumif(a$2:a$100,a102,c$2:c$100)
103 販売課   =sumif(a$2:a$100,a103,c$2:c$100)


たかがExcel,されどExcelです。Excelの計算式のバグで大変なミスを冒さないように気を付けましょう。特にお金を扱う仕事では重要です。


いやーExcelって奥が深いソフトですよね、10年以上使ってますがまったくわかりません。
まだまだグラフやピボットテーブルや変なもんがたくさんあります。Excelが出来る人は仕事が出来るとも言われています。(いや、どうかな、でも出来ないよりはましですね)
ちなみにバッタモンのKINGSOFT買ってるようでは初級シスアド危ないですね。





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最終更新日  2008.03.03 00:11:29
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