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セコム火災監視サービス作動せず 横浜3人死傷ホテル火災
2008年03月16日02時19分 横浜市保土ケ谷区のホテルで今年1月に3人が死傷した火災があり、このホテルと契約していた警備会社大手セコム(本社・東京都渋谷区)の火災監視サービスが、配線のミスで役に立たなかったことがわかった。セコムは、全国の契約先の機器が正常に作動するか点検するとしている。 1月4日午後4時すぎ、保土ケ谷区今井町の「ホテルニュー京浜」=3階建て、31室=から出火、3階の客室1部屋が焼け、室内にいた男女(いずれも58)が死亡し、別の部屋の窓から飛び降りて逃げた男性(54)がけがをした。 セコムによると、もともと各部屋にあったセンサーが火災を感知するとセコムのコントロールセンターに伝わり、緊急対処員が現場に出動し、消防にも通報する仕組みだった。しかし火災発生時、センサーは作動したが、センターに異常が伝わらなかった。ホテルがサービスを導入した04年7月、セコムの関連会社が機器を設置した際、配線を間違えたという。 設置時には正常に作動するか点検することになっているが、セコムは「点検したか確認できていない」。設置3年後の定期点検もしていなかった。セコムの安田稔・コーポレート広報部長は「取り付けミスがあったのは事実。点検方法を見直したい」と話している。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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