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カテゴリ:資格
(毎日新聞 - 01月23日 11:51)
京都市の財団法人「日本漢字能力検定協会」が昨年度までの2年間に、公益事業の日本漢字能力検定で約15億円もの利益を上げていることが分かった。理事長が代表を務める広告会社に06~08年度、計8億円の業務委託をしていたことも判明。文部科学省は「もうけすぎだ」などとして来月、臨時の検査に入り指導を強化する。 昨年度の漢字検定は全国で約272万人が受検。同省によると、実際の費用は受検者1人当たり約2100円にすぎないのに、協会は1級の検定料を6000円とするなどして利益を上げていた。04年から収支の均衡を図るよう指導し、協会は07年度から1級を5000円に値下げするなどしたが、同省は「若干効果が出たに過ぎない」としている。 漢検協会は「文科省と解釈の違いがあるかも知れないが、調査には全面的に協力し、適切に対処する」とコメントしている。【藤田文亮】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.01.24 03:02:43
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