宇宙飛行士日常を行く！

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• 大掃除

  年末必ず大掃除をする、アイリーン・カッシーニでございます。「大掃除」いいですね！大好きです。普通の掃除については、何の思い入れも無いんですけれど(^^;)徹底的に何かをやる！という所に、わくわく感があるのです。家の中のモノを、ここで全てリセットする勢いが良いのです(^^)全リセットされた、まっさらな状態にしてみたい！という欲求。子供の頃とか、物事が新しい状態だと俄然ヤル気が出たりしませんでした？ノートとか靴とか。アイテムが新しいと嫌な事も忘れちゃったり。どのくらいリセットするかと言うと、もう、それこそ徹底的にやります。というか、今思ったんですけれどウチのは殆ど｢棚卸｣です！押入れの中も引き出しの中も、ぜーんぶ出して検品するし･･･思いついたら、模様替えらしき事も取り入れちゃうし。こりゃ、掃除じゃないねもう。棚卸だ棚卸。旦那は今日が納会。昼間は私一人です。“徹底的”には良いチャンスです。明日、床のワックス掛けだけ手伝ってもらえば良いでしょう。まずは旦那の散らかしてある本を、何とかしましょう。彼は家のあっちこっちで読みますからね～、この機会に一箇所にまとめる。後、旦那のＣＤ！音楽ＣＤとＤＶＤとＰＣゲームのディスクが、何故か一緒くた。そして、家のあちこちに･･･。散らかしてはいないんですよ。あっちこっちに山がある感じ。ただ「このＣＤの山は？」と思ってみてみると、混ざっている。居間の「ＤＶＤのみを入れるべし」と私が告知した箇所を見ても、見事に混ざっている。彼は、あまりに膨大なディスクを持っているので、かさばらないようにと、全部ケースから出してディスクのみを本みたいな形になるケースに入れているんですね。映画｢グラディエーター｣のＤＶＤが何で2枚？と思ったら、1枚はサントラＣＤだったり。普段は「時間ないし、まとまったヒマが出来たら」と思い、放置してました。しかし、この機会に分けます。リセット！大体この家は、殆どが旦那の趣味のもので構成されています。物持ちもいいですしねー。服も、間違いなく私の倍は持っています。私は普段着は、ローテーションで着つぶすタイプ。でも旦那は私の倍買って、大事に大事に着るタイプです。中学の時に買った服でもキレイな状態で、大切に着ています(^^;)そして、流行に合せて又買う。(今日もビームスのバーゲンに寄るらしい）その収納方法も考えなきゃ。旦那、3年前の雑誌も捨てたがりませんしねー。この狭い家のこの状態で、何処まで広く見せられるか！？アイリーンのチャレンジが今、始まります！はりきってやりますよ～！引っ張り出しますよ～！捨てますよ～！(ゴミ出しの最後の日が終わっちゃったので、ゴミは年越しします。ハハハ)

  2005/12/29

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• 

  じゃがいもが箱でやってきた！

  旦那大喜びです。ウチの母も、既にしっかり旦那の嗜好をつかんでます。さーて、何を作ろうかな(^^;)

  2005/12/27

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• 

  手抜きでも楽しかったクリスマス。

  連休は、買い物や実家への顔出しや･･･色々ありました。なんか夫婦して、ぐったり状態でしたねー(^^;)暖房器具を買いに秋葉原まで行ったら、事の他帰宅が遅くなって･･･買ってきたものをアレンジしたり盛り付けたりの、クリスマス。手抜きでも、テーブルクロスであら不思議！のクリスマス。酒のつまみに、サーモンとローストビーフ(わさび風味でなお美味しい♪)出来たものをを買ってきて好みの味付けにする、横着さ(^^;)↑このお皿、重宝してます。何となく盛った物が形になるのです。単品で使っても可愛いし、二つ組み合わせるとこんな感じでまた可愛い。キャンベル缶、美味しいですね♪まいたけを勝手に加えた、きのこポタージュです。マッシュルームベースでした。メインはオーブンに放り込んでおいたら終わり！のグリルチキン。少しだけレンジで火を通したじゃがいも、パプリカ、にんにく、鳥モモ。全部をマリネしてじわじわ焼くだけ。鳥の油をじゃがいもが吸って、じゅわ～って感じでした。一緒に焼いたにんにくをつぶしてつけながら食べたら美味しかった(^^)あると思っていた葉物野菜が無くて、サラダは残念ながら･･･。(旦那はじゃがいもにご満悦で、そんな事全く気にしていませんでしたが。)キリスト教徒でもなく、まだおちびさんがいる訳でもなく･･･“恋人気分”から次第に“夫婦気分”になってきて、クリスマスよりも結婚記念日や誕生日、お正月の方が感慨深かったりする、この頃でございます。それでも、クリスマス気分は良いものですね。

  2005/12/26

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• 現在の状態をダラ書き。

  ぐったりしている、アイリーン・カッシーニでございます。タイトルもここずーっと、土星探査から抜け出せておりません。先週は、仕事が詰まっておりました。祝日が入って全てのスケジュールが前倒しになったのも、理由のひとつです。社員さん、本当に大変だったと思います。殆ど寝ないで次の日を迎えられた方も、いらっしゃった。求人広告はその媒体によって、「何曜日発売」もしくは「何曜日から掲載」と決められています。取扱い媒体は、1種類だけではありません。営業さんは、広告掲載希望のクライアント様のご要望を汲み取って、その媒体を提案します。正社員向けの求人誌、主にアルバイト向けの求人誌、新聞折込･･･募集したい人材に沿った媒体に掲載した方が、反響が出る可能性が高くなります。そして、その媒体の発売日までに間に合うように、広告を作るのです。なので･･･祝日が入ると、必然的に処理スケジュールが前倒しになるんですね。いつも通りのものと、前倒しで処理するものが混在して処理されている状態になります。これは私のいる編集部だけではなく、社内全ての部署がそれで動きます。編集部の主な仕事に「広告のプレゼン作成」があります。要するに、クライアント様に見せる、広告のたたき台ですねー。営業さんが掲載したい内容の資料を、専用机に置いていってくれます。希望の媒体、広告の大きさ、イラストや写真は載せる予定かどうかの最低限の要素と共に。とりあえず、それらの大まかに決まった段階の資料を元に、「それらしく」つくる作業です。要望があれば、制作部の方の作成したイラストや写真との合成もします。又、ＰＤＦデータに書き出して、メールでクライアント様に見せられるデータにする事もあります。クライアント様が、以前他の会社の求人誌に載せたものを、ウチ風に作り変えたり、なんでもありです。何を希望しているのか、要望が汲み取れない依頼も、中にはあります。そういう時でも、社内にいらっしゃれば内線でお伺いしたり、想像力を駆使しながら組み立てます。又、依頼の内容が、希望の大きさの広告に入らない事が大半です。そういう時は、意味を変えない様に、縮めて表現します。本当は、長々と打ち合わせ出来れば間違いないんでしょうけれど･･･ハッキリ言いましてその余裕は、双方にありません。そして、たたき台に詳細な打ち合わせは必要ありません。依頼の内容は踏まえられていて、見せてもおかしくない。しかし完成形ではないので、ガチガチに煮詰まる必要はない。そのバランスを見極めるのが、大切です。とりあえず、それを基に打ち合わせ出来るレベルの広告を、作るわけです。スケジュール前倒しになると、プレゼンを物凄い勢いで作ることになります。ぎりぎり5日間でやっている事を4日間でやるので、当然です。又、入稿締切までに時間が無い媒体の依頼が来た時には、より完成度の高いプレゼンを作る事が必要になります。入稿までの打ち合わせが少ない事が、予測されるからです。そして、同時進行で校正や様々なチェック等、本入稿作業も行います。決まった時間までにデータを入稿しなければ、広告がおちて(載らなくなって)しまうからです。帰りの電車で思いをめぐらす事が、最近多くなりました。入力編集部署の頭数は、ＭＡＸの頃の半分になっています。そして、プレゼンのアップ希望時間迄に遊びが無い事も、多くなりました。物理的には処理可能ですが、人件費以外にメリットが無く、ぎりぎりの状態が引き起こす様々なデメリットの方が、はるかに勝っている様に見えます。普段から忙しい営業さんのフォローをするのに、今の状態は現実的か。面倒臭い事は気軽に依頼して頂いて、営業活動に専念して欲しい。依頼の仕方なんて、解る範囲でかまわない。最低限でＯＫ、後は適当にして頂いていいんです。頭使って文章組み立てるのは、それなりにやりがいがあって楽しいものです。でもですね。余裕がないとそれって現実的でないんですね。何故なら、形のあやふやなものがとりあえず形になるという事は、どこかで誰かがちゃんと苦労をしているから、です。エネルギーの所在が移動しているだけですから。でも、エネルギーの落とし所の人数が、どんどん減っている。フォローしてあげたくても、少人数にそのエネルギーが凝縮している。自分でも気づかないうちに疲れていて、大きなポカをしてしまうかもしれない。それは結果的に、営業さんのフォローになっているのか？そして継続するのに現実的なことなのか？最近毎日、そういう事ばかりを考えています。

  2005/12/25

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• 見間違え色々

  今日、原稿の校正中に、目の端に“ある物体”が確認されておりました。窓から見える隣のビルの屋上に、何かがいる！視線は勿論原稿に注がれていたのですが･･･直視しないでいた為に、何故かそれをでっかい｢カラス｣だと思い込んでおりました。飛び立つのを今か今かと思いながら、赤ペンを走らせる私。そして数分後、ちゃんと観て解りました。それが、ただのパラボラアンテナであった事を。先輩に話したら、「私なんて夜、雨の日に道端に猫がいるのをみかけて、“あら、猫ちゃ～ん！キミは何処の子かな～！”って言いながら近づいたらさ、そればただの濡れてぐちゃぐちゃになった、新聞紙だったよ。」

  2005/12/15

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• トラックバック

  こんにちは。宇宙船には一時的に、シールドをはらせていただきます。つまり、トラックバックの拒否で(^^;)昨日変なのが沢山はられて、消すのが大変でございました。毎日更新できるか分かりませんからねー。。。久々に見た時に、とんでもないものがはられていたら大変ですし。たまたまご覧になった方が嫌な気持になってしまっては、申し訳ありませんし…恐縮ですが、楽天ユーザー様以外のコメント書き込みにも、制限を設けました。昨日グッタイミングで見てしまわれた方、本当にごめんなさいね。

  2005/12/13

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• 異性バトン(^O^)／

  ほのぼの101さんの所から、華麗に頂いてきたバトンをやってみたいと思います。※男性は『女性』になりきって考えてください。女性は『男性』になりきって考えてください。今、この時点で自分が異性に生まれ変わったものとして以下の質問に答えてください。○朝起きて最初にすることは？テレビのスイッチを入れる。（ＮＨＫ限定）で、インスタントコーヒーを、妻の分と自分の分といれる。出来たら妻に声をかけてから、勝手に飲み初めて新聞を広げる。(ウチの父親がこうでした。多分私もこうすると思う。)○あなたの職業（学校）はなんですか？子供向け文具･雑貨の商品開発。子供が面白がってくれるものを、作っているでしょう。少ないお小遣いの中でも買えて楽しく使える、夢のあるものを。○どんな相手と付き合ってみたいですか？バランスのとれた人。○自分の自慢できるところはどこですか？具体的に。その物事に秀でた才能がなくても、とりあえずは真面目に取り組む。苦手な事も｢本当に苦手なのか？｣と疑って、とりあえずやってみる。それから決める。○どんな格好をしてみたいですか？パジャマの下だけ。上は妻が着ればよい。○どこに行ってみたいですか？宇宙旅行。最初のアラン・シェパード並みの弾道飛行でも可。○もし本当に自分が異性に生まれ変わったとしたら？　一生懸命勉強して、働く。嫁さんを幸せにする。○男と女どっちがいい？いま女だから、とりあえず男になってはみたい。○このバトンを何人かの友達に回してください。見た方々、よろしければどうぞ(^^)

  2005/12/12

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• 

  じゃがいもグラタン、ドーフィネ風(^^)

  こんばんは。じゃがいも研究会｢じゃが研｣メンバー、アイリーン・カッシーニです。本日のメニューは、｢じゃがいもグラタン：ドーフィネ風｣。･･･と言っても、全く本式ではありません(^^;)、特に材料が。でも、この間テレビでチラ観したのを思い出して、急に試してみたくなって。雰囲気だけでも、あんな感じに出来たらなー♪と。ネットであれこれググったレシピを折衷して、冷蔵庫の中身と相談。なんとかなりそうだったので、いざトライです(^^)材料は、生クリームと牛乳を半々ずつ混ぜて、そこにナツメグを好きなだけ。あらびきこしょう、塩で味を調えます。そこに、にんにくをひと欠片分、摩り下ろします。卵も入れるのが本当らしいのですが、今回は使いませんでした。使うとどうなんでしょうねー、キッシュみたいにふんわりするのかも。ソースはこんな感じです。簡単！次は具ですねーじゃがいもは、2～3ミリのスライスにします。玉葱も、小ぶりのものなら1個分位、スライスします。トマトを入れている人もいる様で、私も使う事に。トマト、贔屓なんです(^^)。耐熱皿にバターを塗ってからじゃがいもの半分の量をしきます。で、ちょっぴり塩コショウ。そこへ、ソースをお玉でひとすくいかけます。玉葱スライス、トマトを適当に切ったものをしきます。で、又ソースを満遍なくかけます。最後に残りのじゃがいもを乗っけて、残りのソースを全部かけます。丁度じゃがいもが浸るか浸らないかの量だと、ベストみたいです。後は170～180度のオーブンで、じっくり焼きます。50分～1時間くらいかけて、ゆっくり焼くのがいいそうです。表面に焦げ目がついたら、一度オーブンから出します。で、グリエールチーズをタップリかけて、焼くとの事。そして、ウチにそんなチーズ常備してないです！なので、とろけるチーズ。いいんだ、素朴で！最初なんだから！とろけるチーズをかけて、パン粉を振りかけて、バターの欠片を散らします。パン粉は勝手なアレンジです。グラタンに良く使います･･･サックリして美味しいので。で、またオーブンに入れて焦げ目がつくまで焼きます。はーい、出来上がり(^^)取り分けると、トマトの赤がキレイです。感想ですが、生クリーム使ったからかなり重いかとおもいきや、サッパリ。優しい味で、いくらでも食べられました。このグラタンは、アルプスに近いフランスはドーフィネ地方の伝統料理だそうです。オーブンに入れるまでの簡単さ、焼き上がりの素朴で優しい味わい。じゃがいも奉行の旦那にも好評で、なによりです。定番になりそうな予感です♪欲を出して、さらに改良を重ねて行こうと思います(^^)

  2005/12/10

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• 口に出さないだけ、見えないだけ。

  最近しみじみ思う事です。当たり前ですが、人って皆、誰もがそれなりに色々な経験をしていますよね。口に出さないから、表に見えない事も多い。会話の流れで、たまたまその人の“人生の断片”みたいなものを聞く事があります。ハッとさせられますねー。それでも、その人のほんの一部分に接しているに、過ぎないんです。そんな時思います。「本当に、人ってわからない」って。ブラウン管の中でお仕事をされている方や、著名人の方。きっと、一杯誤解も受けたりしている事でしょう。例えばクイズで、ありえない返答をしてみたり。でもそれは、出演者の面子を見て、バランスを考えての事かもしれません。ありえない返答は天然ものでも、とても頭の回転の速い方なのかもしれません。独自の視点を持っていて、一緒にいると楽しい人かもしれません。でも誤解をされて、嫌な思いをした事あるんだろうな、と。まあ･･･｢あの人の知られざる一面｣として、ひとつ又面白い番組が出来たり。そういう所でバランスがとれれば、とんとんかな？リアルな人間関係でも、それからネット上のお付き合いでも･･･断片なんですね、あくまで。その時の感情や、虫の居所もありますしねー。そうそう全てが出鱈目な人間って、いません。一を知って、十を知ったような感覚にならないようにしよう！と思います。人間は、トータルですからね。

  2005/12/10

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  小包

  母からの小包が届きました(^^)りんご、お米、そして大量のそば(^^;)有難いものです。大事に消費しようと思います。

  2005/12/09

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• 『スター・ウォーズ』という映画について

  ダラ書きしますね。よろしければ、お付き合い下さいませ。メイン・テーマと名前だけは広まっているシリーズ、『スター・ウォーズ』。ダース・ヴェイダーが何者か知らなくても、ビジュアルは有名ですよねー。私は、このシリーズがとても、好きです。と言っても、ハッキリ言って一番最初に観たのは、ＴＶ放送。『エピソード5：帝国の逆襲』が最初でしたねー、確か。そして訳が解らなくて、途中で寝てしまった･･･。その後見た『エピソード4』のゴミ圧縮機のあたりでも、睡魔との戦い(^^;)きっと、私だけではないと予測します。たまたま私は、「良くわからないから何回か観てみるか」のクチでしたが。そのまんま、興味が持てなくて終わってしまった方も中にはいらっしゃるかと。こういうタイプの作品には多くの固有名詞が存在します。更にその背景に、多くの設定が控えています。画面をちらっと横切るだけの異星人にも、長々とした経歴があるのです。そして、その異星人の出身の惑星にまで設定は及んでいく。本当、追求しだしたら、キリがない訳です。じゃあ、そんな面倒臭そうなシリーズが、何でそんなにお気に入りなのか。どうしていつの間にか、好きな作品となったのか。このシリーズは全6作品となっています。舞台は、とある“銀河系の彼方”です。一見、私達とは何の共通点も無い世界で繰り広げられる、荒唐無稽な話に思えます。ところが、そんな事はないのです。物語のスジは置いておいて、この作品には「表と裏」「白と黒」「善と悪」等が登場します。一本の天秤棒に例えるなら、端と端にそれらが存在しているイメージですね。その真ん中でバランスをとりながら、物事は存在している訳です。物事によって、天秤棒の長さもまちまちだと思います。でも、常にバランスをとろうと思ったら、両方に同じ位の重さがなくてはなりません。つまりかなりの善良さには、同じ位の重さの極悪さが抱えられています。極悪さが何たるかを知っているので、極めて善良になりえるのです。力は、同じエネルギーで反転します。ブランコのふり幅の様ですね。なんでもそうです。光が濃ければ、影も濃くなる。『スター・ウォーズ』の世界では、それが解りやすく表現されています。一見善良な集団が、理不尽を抱えていたりします。悪意のある結果に終わった事でも、動機は崇高な理想だったりします。バランスを取るには、取れるだけの“強さ”が必要です。力み過ぎると、失敗した時の脱力感もそのエネルギーで返ってきます。執着し過ぎると、失った時への恐れからくる様々な負のエネルギーが押し寄せてきます。個人レベルでバランスがとれていても、集団となったら又別のバランスが必要になります。『スター・ウォーズ』では、ダース・ヴェーダーを中心として、様々な切り口で、バランスに翻弄される物語が繰り広げられます。そのダース・ヴェイダーの物語としては、結局最後は“息子の愛”が彼を救います。バランスの存在を描いている事。これが私がこの作品を好きな、一番の理由です。長く観てるので、他にも理由は沢山ありますけれどね（^^）変なエイリアン種をみて、笑ったりとか（^^;）登場人物の衣装もステキですし、旦那とも一緒に楽しめますし。愛着のあるシリーズですね。

  2005/12/08

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  愛すべき俳優、ビル・パクストン。

  ビル・パクストンＴＶをご覧の皆様、こんばんは。コメンテーターの、アイリーン・カッシーニでございます。誰しも好きな俳優がいると思いますが、私は、ビル・パクストンが好きです。誰だそれ？いいんです、もう聞きなれてます！そのセリフ。しかも、むしろ心地良いかもしれないです。27歳の時に、10歳年下の女子高生に惚れて、猛アタックの末結婚。そして今も仲良しなんて、ああもうロマンティックが止まらないじゃありませんか。まだ『ターミネーター』に出た頃だったし「変なおじさんが来た！」とか思わなかったのでしょうか、奥様のルイーズさんは･･･。適当な役から主役までこなし、その上名前や顔を全く覚えてもらえない。アレにも出てるのに！コレにも出てるのに！今年は監督作も公開されましたね～(それもディズニー配給。)。なのに、全米初登場9位→すぐさま転落、ステキ過ぎ。息子さんが全く彼に似ず、奥さん似なのもウケる。別にビル・パクストンを好きでもない頃から集めていたＤＶＤ。気がつくと彼の出ている映画が既に5本もあった。意識して集める必要すらない、便利な俳優です。私のプライベートデスクには、旦那に「そもそも装飾の意味を成さないから、居間には飾らない方がいい」と言い放たれた、彼のサイン・ポートレートがあります。まあ、確かに変な写真ですね(^^;)何で手に一本だけ麦を握り締めて、遠くを見ているのか、謎です。でもまあ、私の数少ない宝物の一つです。映画『ツイスター』の頃のもので、“Best．Bill Paxton”と書かれています。コレを見ながら“そうだよねー、出来る限りベストを尽くして取り組もう！”と単純に考えつつ過ごす、毎日でございます(^^)

  2005/12/07

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  だいこんと油揚げのほっこり煮物

  昨日から、炊いた大根が食べたくて仕方なかったんです。平日は、煮物より炒め物・焼き物が多くなってしまいがち。切って炒めてスグ出来る！そしてパパッとお片付け･･･のパターン多しです。でも、本日はちょっとばかり旦那の帰りが遅いみたいです。こういうタイミングが、煮物にピッタリですねー(^^)煮物と言っても、レンジの「茹で機能」を利用して、下茹でしてしまいますけれどね(^^;)じゃあ、そんなに時間がかからないじゃ～ん！（確かに）でも実は、私にとって“煮物な気分”とは、物理的な時間に左右されるものではないのだと思います。旦那の帰りを“じんわりと待つ気分”である時が、そのタイミング。野菜を煮る時、面取りしますか？私は、その場合場合で、したってしなくたって、いいと思います。知識が無い訳でも、愛情の有る・無しが決定してしまう訳でもないと思いますし。私は因みに面取り派です。お料理的にどうこうというモノではなくて･･･『面取りをした野菜の造型』が好きなんですねー(^^;)こう、･･･丸っちくなって可愛いというか。その様を見たくてつい、ちまちまと時間を割いてしまいます。野菜の残骸に迷ったら、その場で塩ふって、口の中に放りこんでしまうと便利です。今回は、油揚げと炊きました。遅くの夕食でも、これなら重過ぎなくて喜んでくれるかな？早く帰ってきてもらって、食べて“ほっこり”したいです。

  2005/12/06

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• 久々にキーボードを弾きました。

  お天気が悪くて部屋が薄暗い為に、気持ちも薄暗いアイリーン・カッシーニです。今日は久々に、キーボードを出して弾いてみました。安物でピアノよりも鍵盤が足りなくて、その分制限がありますが、気晴らしのオモチャとしては十分です。きちんと弾ける訳ではないんですね(^^;)そして楽譜を読むことすらままならない、というレベルです。義務教育の音楽授業レベルの楽譜を、「えーっと･･･」と指で追いながら判別できる程度。じゃあ、なんでこんなのを買って、家にあるのか！？･･･ある日御茶ノ水の楽器店で、安売りをしていたんですよ。そして単純な理由なんですけれど、押すと音が出る！というのが楽しい訳です。シンセサイザーみたいな音とか、色々変えられますしね(^^)これはイイ！と。こういうきっかけでもないと、楽器にふれる事もなく終わりそうでしたから。たいして弾けもしない夫婦の元にあって気の毒なキーボードですが、結婚前に二人で購入して(主に旦那の家に置いてあった）、それからずっとささやかな娯楽のお友達です。楽譜はろくすっぽ読めませんが、楽譜を頑張って解読する事はします。で、鍵盤を押しながらメロディーを覚えて、後はなんとなく暗記。楽譜を読みながらでなくって、“音”と“指使い”の暗記で弾いている感じ。だから、一曲弾けるようになるには時間がかかりますねー。そして間が開くと、すぐ忘れます(^^;)映画「ピアノ・レッスン」の曲をたどたどしくながらも、頑張って一曲マスターした事もあったのに、本日弾こうとしたらすっかり忘れていて、残念です。耳で聞いたメロディーを、右手だけ単音で弾くのは簡単に出来るのですが･･･。コードをつけないと華やかに聞こえませんしねー、やっぱり。適当に左手で伴奏をつけて、自己流にアレンジして弾く事が多いですね。楽譜と指が直結すると、色々楽しめて楽しいでしょうね。でも、きちんと習わないとそういうのは無理なのでしょう。まあ私みたいな素人レベルでも、そこそこ楽しんで弾いています(^^)音楽は、聴くのも演奏するのも、どちらも心に効きますね。

  2005/12/04

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• 人の面白い発言

  お天気が良いので上機嫌の、アイリーン・カッシーニでございます。皆様は、周囲でなんとなく面白いやり取りを聞いたことがありませんか？私にはあります。そしてまさに昨日もありました。今年の4月入社の、若い男の子が、アメを配っていました。その時配られていたアメが、「アメともチョコともつかない」パッケージ。なので、ある社員さんが彼に問いました。社員Ａ「これ、アメなの？」男の子「いいえ、キャンディーです。」････お　な　じ　だ　よ　！愛すべきステキ発言を有難う。彼は、広告審査室（広告に載せてはいけない表現を管理している所・ほぼ身内）から電話がかかってきた時にも、脳内変換にて、「部長！株式会社広告審査室からお電話です！」と言っていた。そういう小さなツボが、私は大好きです。テレビでよく見る、ヒトを笑わせる職業の方の立ち回りもいいけれど。でも、何気なく発せられる“笑いのツボ”。私は、コーヒーをしょっちゅう飲んで仕事をしています。タバコを吸うヒトと同じで、傍らにある事が落ち着くのです。難点はタバコと違って、液体である事。飲むと、レストルーム頻度が高くなるんですねー。「飲んでトイレ行っての繰り返しで、ふと考えると私の飲み方って不経済？」と、先輩に冗談を言うと、ユーモアのある彼女は冗談で返してきました。「いい考えがあるよ！コーヒー入れたら、そのまんまトイレに流すの！飲む手間が省けるよ～！」わははははははははは！先輩大好き(^^)、ステキすぎます。なんて事無いやりとりなんですけれど、狙いすぎない“プチ・ユーモア”。大切な日常のエッセンスだなぁ、と思いました。

  2005/12/03

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• 料理バトン！

  リンクさせて頂いているrubybabyさんからのバトンです(^^)●１：料理暦 中学生に入った頃ですねー、確かきちんと台所に立ったのは。“トーストを自分で焼く”系のものを除けば(^^;)母が大きな病気をしまして、それから何となく作るようになりました。お隣に、料理がお上手な素敵なおばさんが住んでいて、教えてもらったり。そこには一つ違いの幼馴染の女の子がいまして、二人して一緒に料理。調理実習みたいだったなぁ、まるで。凄く楽しかったですよ(^^)母がある程度良くなっても、一緒に台所に立つ事が多かったですね～。土日や、母が長期の療養に出た時は、とりあえず私がえらそうに主婦顔してました。嫁ぐまで、ずーっとそんな感じだったと思います。●２：得意料理これがね、旦那様にはさぞかし不満であろうと、大いに気にしております。実家で家族が好きだったもの・家族向けの味付けが、得意モノなんです(^^;)（切羽詰ると、どうしても自分の身体が覚えているレシピばかりになるのダ）ありきたりですが、しょうが焼きかも。コレは旦那も喜んでくれますね♪特に父や兄が、味付けのしっかりしたいわゆる“ご飯の進む料理”が好みで。でも、ネットや雑誌やその他で、色々な方のしょうが焼きを見たのですが･･･我が家の作り方と違うんですねー。ウチは、しょうがは最後にフライパンの上で直接摩り下ろして絡めるんです。(超ワイルド。)後はポテトサラダかな？でもですねー、じゃがいも大好きでも、きゅうり・マヨネーズたっぷりは苦手なウチの旦那。マヨラー多しの実家バージョンでは、旦那に喧嘩売っているも同然なので、得意料理に返り咲くにはまだまだ改良が必要です･･･。ちょっとづつ、旦那の家の好みを取り入れながら、得意料理に昇進させよう！そう思って台所に立っている毎日です。何処へいっても、“家族”が喜んでくれるものが、まず第一かな(^^)●３：苦手料理 実家で作った事のない料理は、苦手(>_

  2005/12/02

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  洗濯ばさみで横着暮らし

  洗濯ばさみが大好きな、アイリーン・カッシーニでございます。どうしてラブなのかと申しますと、やたらと便利だからです！こんな感じで、全てのものをぱぱっととめちゃえる所が、なんて素敵なの！几帳面でしっかりしていらっしゃる方は、ジップロック等に移したり、タッパーに保管したり･･･私の乱暴な洗濯ばさみ戦法を見たら、仰天しちゃうかもしれません。でも、とりあえずウチでは間違いなく50コ以上の洗濯ばさみが、洗濯以外の用途で活躍しております。袋を移すと、賞味期限とかも新しく明記しなくちゃなりませんし、面倒くさがりには耐えられません。買った袋のままなら、袋のどこかに最初から明記されている訳ですし。だから引き出しを開けても洗濯ばさみ、冷蔵庫を開けても洗濯ばさみ。なんでもかんでも、洗濯ばさみ！リンクさせて頂いているrubybabyさんが、「レンジでチンすると破裂する」とおっしゃっていたクリームコロッケは、もしや、このシリーズでは？ご覧の通り、お弁当用の冷凍食品にも洗濯ばさみ。ほーら、ガス台の下からも沢山出てきましたよー、洗濯ばさみ！どれもこれも、身のぎりぎりまで折り返して、ぱちんととめれば一丁揚がり！旦那の食べかけポテトチップにも欠かせないパートナー！洗濯ばさみのセレクトにはこだわりがありまして･･･私の勝手な趣味にて、キッチンのテーマカラーは「シルバー、白、黒」。それこそ、オーブンレンジから冷蔵庫から、食器棚まで全部テーマカラーで統一です。キッチン小物も、お玉からピーラーに至るまで絶対テーマカラー！（共働き故、散らかっても何とかスッキリしてみせたい！という魂胆）なので、洗濯ばさみもその世界にあってしかるべきもので･･･。お洗濯用との概念の区別もありますしねー、とりあえずテーマカラー準拠。お気に入りは、「無印良品」の半透明のものですねー。100均で買った木のものも重宝しています。普段はこんな感じで、出番待ち(^^)しています。この方式にしてから、旦那がきちんと袋をとじてくれるので、大助かり。同じく面倒くさがりの旦那にも大好評です。

  2005/11/30

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  ライトアップ！

  先日新宿へ出向いた際に、南口サザンテラスがライトアップされていました。折角画像を撮ったので、ここにてご披露(^^)毎年の事なのですが、本当に素敵です。クリスマスシーズンらしからぬ鮮やかな青が、眼に染み入ります。木々の間から、タカシマヤが観えますね(^^〕サザンテラスから、タカシマヤタイムズスクエアの辺りまで、豪華に飾られていました。ロマンチックですが、ただ…ものっっっ凄ーく寒いです、ココ！ご覧になる方、マフラーをぐるぐる巻き状態で挑むべし！

  2005/11/28

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  適当ソースで洋風『肉巻き』

  冷蔵庫や戸棚を見るとありますねー、「ちょこっと残り」。何かを作る時、材料をちょこっと残しておく癖。主婦の皆様にはかなりおなじみの、この癖！メインの料理を作った時に、“味噌汁の具”等の為に残したり。（例えば、えのき・にらをちょこっと！とか･･･。）しかしさすがに今回、「ビーフシチューのルー」をたったの2欠片！発見した時には、「何を想定して･･･？」と自分ツッコミを入れてしまいました。とりあえず開封後であるし･･･賞味期限が切れる前になんとかしたい。迷った結果、『肉巻き』のソースにする事に。『肉巻き』、便利ですね！ウチでは本当に良く作ります。カンタンな上、野菜もタップリ取れて、ボリュームもある。野菜でかさが増えるから、お肉の使用量も経済的で済みますし。経済的なのに、物凄く見栄えのする一品になるので、重宝してます。我が家では、インゲンとにんじんを芯にして、豚のバラ肉で巻くのがポピュラー。材料を切って、レンジでチンして巻くだけ。この素材をベースに、味付けだけを変えて楽しんでいます。“しょうが焼き風”でも、それから“味噌バター”とかも美味しかった。で、今回はその余りもののルーで、洋風ソースでございます。玉葱とにんにくをいためて、水を加え、煮立った所にルー投入。冷蔵庫でダウン寸前のミニトマトも入れちゃえ！コレだけだと甘みが足りません、自家製のリンゴジャムを2匙程。で、煮詰める。風味付けに、赤ワインとかあればいいんでしょうけれどね～。(何の記念日でもなくて、わざわざ栓をあけられませんでした･･･)最後に、バターをひとかけら溶かします。塩・こしょうだけで焼いた肉巻きに、ソースをかけて、出来上がり！欠片のルーでも、十分美味しいソースで、大満足です。ルーだけだとしょっぱめなので、ジャムをプラスしたのが良かったのかも。付け合せは、マッシュルームと芹のバター醤油ソテーです。(コレ、初めてトライしましたが、絶対美味しいからオススメ！）さっぱりしたスープと合わせて、どうぞ(^^)

  2005/11/27

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  リンゴのお酒を漬けましょう。

  リンゴのお酒を、漬けましょう！紅玉リンゴを8個用意。かたくてしまったリンゴが、一番です。キュッキュと洗って、水分拭いて。ほーら、ツヤツヤです！リンゴをサクリ！と切りましょう。一つを半分、また半分。美味しいリンゴは、いい音します。ポイントあります、種と芯は捨てちゃ駄目。軸だけ除いてあげましょう。木からの名残り。軸を離れて、これでリンゴも独り立ち。種と芯には、リンゴの希望がつまっています。一緒にお酒にしちゃいましょう。リンゴのおうちを、キレイにしておきましょう。大きなビンを用意して。よーく洗って熱湯入れて、しばらく放ってざざっと捨てる。ぐらぐら沸かしたやかんのお湯だと、ビンによっては危ない！みたい。蛇口からでる、一番あつーいお湯で大丈夫。乾燥させたら、あと一仕事。これから漬けるお酒を使って、中をキレイに拭きましょう。リンゴをビンに、詰めましょう。詰めたら、氷砂糖を載せましょう。軽く握って、4つかみ。レモンも1個、ご登場願います。皮剥いて輪切り、氷砂糖にぽんとのせて。最後に砂糖をもうひとつかみ。酸いも甘いも噛み分けた、まあるいお酒に育ちます。好きなお酒を注ぎましょう。リンゴがとっぷり浸かるまで。入れたら、かたーく蓋閉めましょう。ほーら、出来上がり！半年後の、成長したリンゴ酒との再会、そして語らいを楽しみに。

  2005/11/26

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  リンゴ

  リンゴはいいですね～。ウチでは冬になると、よく実家の母親が送ってくれます。と言っても、実家が農家だからというオチではないんです。実家宛に親戚から来たリンゴを、転送してもらうのでございます。一番リンゴを食す私が嫁いでから「2ケースの消費はなかなかねぇ･･･」と、母。リンゴ、自分の部屋に持ち込んで丸ごとかじるのが好きでした。『はてしない物語』(映画『ネバー・エンディング・ストーリー』の原本）、コレを読みながら、やたらと食べてましたっけ。リンゴのお供の本としては、『宝島』なんかも良かった！という思い出も。でも、不思議と最近は丸かじりしていませんねー。丸かじりは、冒険心と無邪気な気分に良く似合います。で、最近の傾向は、お手軽『赤毛のアン』の世界。あの世界、リンゴがとっても似合う気がします。リンゴの砂糖漬けとか、プディングみたいなのとか･･･やたら果樹園も出てきますし、あくまで私のセルフイメージなんですけれどね。沢山もらったリンゴは刻んで、きび砂糖・レモン汁と一緒に『煮りんご』に。水分をかなり飛ばしてとろーり！熱々な所に、ブランデーをコレでもか！と。後は、脱気をしてアルコールが完全に飛ばないうちにささっと蓋を。この『りんごの洋酒漬け』は、半年以上は保存食として楽しんでいます。バタートーストや、ホットケーキに乗っけて食べると、コレが美味い！『赤毛のアン』の中でも、アンへのプレゼントに『こけもものジャム』を一年分とか、普通に出てくるんですけれど、憧れていたそういう保存食として、毎年せっせとビン詰めしております。このりんご達は、紅玉。この子達は果実酒になる予定です。実家からいただけるリンゴは、もっと甘いリンゴなのです。果実酒はやっぱり、かたーくしまったすっぱいリンゴが美味しい！この週末に仕込みます。

  2005/11/25

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• 続・『ニューヨーク・グリル』

  一日祝日が入った為、昨日は残業で臨時収入を稼がさせていただき、その上旦那が「スター・ウォーズ」のエピソード3ＤＶＤを早速購入してきた為、二日連続で鑑賞。気がついたらこんな時間になっていた事に気がついた、アイリーン・カッシーニでございます。ええと、テレビを着けたら、何かの番組で「夫」と「旦那」の違いをやっていて、「夫」と呼ぶと敬いの気持ちが無い！という事になってしまうらしいので、あわてて本日からブログも「旦那」表記にする事にします。人にカンチガイされちゃっては悲しいですからねー(^^;)「夫」って、響きがフランクで好きなんですけれどね。『ニューヨーク・グリル』続編。--------------------------------------------------------メイン・ロビーから甲州街道を見下ろすと、映画の風景そのものの夜景である。窓のそばには、コルヴュジェのＬＣ２タイプの一人掛けソファーが二つ対で。柔らかな深緑色の布張りで、座るとぐぐっと腰が沈む。『ロスト･イン･トランスレーション』でビル・マーレーが使用していた電話も、映画そのままにあった。トイレに行きたくなり、探したのだがなかなか見つからない。壁がへこんでいる所に「ここかな？」と入ってみるとただの電話ルームだったり。モダンにまとめてあるホテルほど、トイレへのいざないに主張が無い。やっと見つかったトイレが、何とふかふかのじゅうたん張り。それも、並ぶ個室は大盤振る舞いで、一畳より心持ち大き目のスペースである。小さい個室にトイレだけ、化粧直しと手洗いは共同スペースで･･･というポピュラーな形ではない訳で、個室内にシンクや鏡も設置され、おまけに絵まで飾られている。シンクの横には藤籠があり、真っ白なタオルハンカチが詰められていた。さらにその横に蓋の付いた藤籠があったので中を見ると、使用済みのハンカチが投げ込まれていた。手を拭くためにタウパー紙が設置されているケースはよく見られるが、寛ぎ感の演出に、あえてタオルハンカチを用意するというのが、素敵である。ロビーのある41階から、エレベーターで52階へと向かう。エレベーター内のボタンの部分に但し書きがあるので、迷う事も無い。中には変わった仮面が飾られており、それが数箇所鏡張りの部分に映って、際限の無い奥行きを出し、とても不思議な気分になる。52階。エレベーターの扉が開くといきなり目の前に、物凄い夜景が広がった。エントランスと呼べるスペースはなく、細い廊下の側面に、ぽっかりエレベーターが開くイメージである。廊下の壁一方の一面が、床から天井までのガラス張りになっている。エレベーターからその窓までが、おおよそ2メートル位の距離しかない為、扉が開いた途端、夜景の真ん中に放り出されたようになるのである。エレベーターから降りて廊下を左に行くと、『ニューヨーク・グリル』。反対に右へ行くと『ニューヨーク・バー』である。それぞれに小さなレセプションが設けられていたが、エレベーターの前で腕を組んで待っていると、勝手にスタイリッシュな女性が近づいてきて、予約の有無を確認する。こういう時「荷物はどのタイミングで預けるんだろうか」とか余計な事を考えてしまうのが私である。が、旦那いわく「客は何にもしちゃいけないの。ボーっとしてればいいの！」「だって、荷物とか席に持っていって地べたに置くのは、マナーとして･･･」「何も言われなきゃいいんだよ。もし自分でじゃまだと思ったら、“コレどーすりゃいいのさ？”って顔して荷物見てれば、勝手にすっとんでくるから。」･･･そういうものなのだろうか。予約の確認をしてもらい、夜景を楽しみながら待つ。予定より早く着いた為、バーで待とうかとも思ったが、満席だった。例えば海外からの旅行者は、レストランの方の予約が取れなかったりする。で、彼らはとりあえずバーの方に流れて行くのだ。バーは、グリルと厨房も一緒で、簡単な料理に対応している。そしてジャズナンバーを中心とした生バンドや歌が、彩りを添えている。ちょっと興味があったので残念だったが、仕方が無い。5分も待たないうちに席に案内された。いつも思うのだが、レディーファーストをしっかり守って旦那は私を先に歩かせるのだが･･･、これが苦手である。見慣れた旦那の後ろから歩いていくから、安心なのであって、見慣れないサービススタッフの背中だとすぐに見失い、あらぬ方向に歩き出したりしてしまうからだ。陽気なオープンスタイルのキッチンの脇を通って、席へ着く。案内された席は、空間の中程の窓際で、バーに程よく近かった。入り口の違う『ニューヨーク・バー』ではあったが、中に入ってみれば壁も何もなくエリア分けがされているのみで、歌手も見え、音楽もバーにいるのと変わらない位に聴こえてくる。『ロスト・イン・トランスレーション』はバーのシーンが多かった為、「あのあたりにビル・マーレーが！」「あの辺にスカーレット・ヨハンソンが･･･」などと思い出すのも楽しかった。誰か誕生日だったらしく、ボーカリストがジャズ風のハッピーバースディ・トゥ・ユーを歌い、盛大な拍手が起こっていた。ぱっと見、バーの3分の1ぐらいは、外国人に見えた。天井はかなり高く、開放感に満ちている。そして壁一面の大窓からの夜景には、引き続き圧倒される。テーブルクロスはキリリとした白で、椅子はカッシーナの黒革張り。壁にはビビッドな色使いの、モダンで巨大なな壁画があった。ハッキリ言って、物凄く非日常である。ここが東京である事も忘れてしまうし、映画の中で見るアメリカのマンハッタンとも微妙に違う印象。横のカップルは外国人、サービス・スタッフにも日本人と外国人がおり、薄ボンヤリ英語の会話が聞こえてくる。おそるべし空間･･･庶民である事をすっかり忘れて、何か小粋な映画の主人公にでもなっているかのような錯覚に･･･。そんな時に東京タワーが見えて、なんだかホッとした。夜景をバックにグラスに注がれる、スパークリング・ワイン。こんなキャッチーな図、カラオケの映像ぐらいでしかリアルに見た事が無い。料理はアメリカ料理である。首都高の蛇行に感心しながら、アラカルトで注文する。沢山あって良くわからなかったので、漠然とした希望を告げ、旦那にまかせてみる。最初にパンが来た。温めてあり、多少もっちりとしていて、ヘルシーな味のパンであった。前菜で「フォアグラの云々」(※名前忘れた･･･。)。脂っこくなくふわっととろけるフォアグラで、美味しい。ソースはカラメル風と醤油？すこぶる和風で、わかりやすい味であった。家庭料理で「小松菜(もしくはカブの葉)と油あげの炒めもの」がある。アレの高級バージョン的な苦味があって、ソースをパンにつけても美味しかった。もう一つの前菜で、ガーリックのきいたイカの入った、フィットチーネ。これもわかりやすい味で、とても美味しくいただけた。旦那はその上、例によって「じゃがいも」を頼んでいた。どこへ行っても、とりあえずじゃがいもを食べなければ気がすまないらしい。フライドポテトよりもスパイシーでカリッと揚がっていてこれもイケる。メインは、私が「仙台牛のリブアイ」。※サーロインよりサッパリ。旦那が、「前沢牛のサーロイン」と、二人ともグリル料理をセレクト。盛り付けはシンプルで、両方とも注文どおりのグリル具合(レア)、赤ワインの、シンプルでコクのあるソースであった。両方とも200グラム近くあり、ポーション多めの感がある。サーロインはその油ののり方から、半分ほどたいらげた所で、ワイン等で口をさっぱりさせる回数が増えてくる。しかし、ガッツリ肉を食べた！という満足感が嬉しい。わかりやすい味の為、事前にインターネット等で感想を探ると、賛否両論。特にグルメな方は“一ひねり”の無さに辛口批評であった。だから、ちょっとした不安と共に向かった自分がいる。しかし個人的な意見だが、私達は普通にどれも、美味しく頂けた。そして、この『ニューヨーク・グリル』をトータルで考えると、このくらい安心できるアレンジの料理で、丁度良いと思う。この内装、雰囲気、夜景の美しさ、生演奏、さらに料理が複雑では、息がつまる。ここは、ハイクラスな“寛ぎ”の空間なのだ。アメリカ料理であり、厳選された素材をシンプルでわかりやすく、誰にでも抵抗が無い様に美味しく料理している。フレンチの様に複雑にソースを計算したり手間をかけたり、そういった料理を食べるのも勿論有意義なものだが、“食事”はトータルだと私は思う。素敵な空間で、良い素材のシンプルで美味しい料理を頂く。そうして楽しい会話が出来、リラックスして楽しい時間が過ごせた時、そのレストランは、「複雑なコンセプトを持った料理」や今まで食べた事も無い組み合わせ」を体験した驚きと同じ位、価値があると思うのである。ちゃんと、とっても美味しかったですよ！「高層ビルだから気圧の関係で、お腹が過剰に膨れてるんじゃないの？」旦那が冗談を言う。前菜とメインだけでお腹いっぱいになった。最後にコーヒーを頼む事にしたが、食後のコーヒーとしては専門店並みの価格であった為、躊躇した。何種類かあったが、全て同じ価格であった。「ジョージアだったら9缶のめるな･･･。」「どれにしようか？」「僕は普通のコーヒー。キミはカフェオレにしておきなさい」「なんで。」「同じ価格なら、ミルクが入っている方が原価率が高い。」「･･････。」庶民丸出しである。お腹いっぱい食べて、エレベーターで降りてきたら、急に我に返った。早く家に帰って、適当な部屋着に着替えて、寝酒でも飲みたい。来年の結婚記念日も、より楽しい「ごっこ遊び」になりますように。その願いを込めて、夜は再び自宅で乾杯である。「よし！コンビニ寄ってくか！」これから行かれる方、予算はアラカルトで一人￥15000見ておいてね！

  2005/11/23

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  『ニューヨーク・グリル』イン・パーク・ハイアット

  『ロスト･イン･トランスレーション』という映画がある。異国での心の穴を埋める為の、歳の離れた男女のふれあいを描いた映画だ。色に例えればペール・カラーを髣髴とさせる、淡い優しさにつつまれた作品。その少しの濁りのフィルターによってかすむ、画面の中の風景は、私の新宿のファースト・インプレッションと殆ど変わらない。私達夫婦は、この作品を観る、というより流す。画面が目の端で動く位の距離感で、そのペール・トーンを感じるのが好きだ。そして、新宿を舞台としているという点が、とっても好きだ。そんな訳で、一度はその舞台を訪ねてみなくては気がすまない。名付けて『ロスト・イン・トランスレーション』の舞台を観にいこう！大作戦。本当はまだ、こんなハイクラスな世界で楽しんでいいレベルの夫婦ではない。しかし結婚記念日にかこつけての、夕食を兼ねての強行突破である。大体、映画の舞台が自宅から電車でわずか1時間。こんなに近くにあるのだから誘惑に勝てるはずがない･･･。夕食の予定は『ニューヨーク・グリル』。その名の通りグリル料理を中心とした、粋なアメリカ料理を出すレストラン。パーク・ハイアットの52階にある為、夜景が素晴らしいと評判である。記念日の一ヶ月以上前に予約を入れた。52階にあるそのレストランの窓際の8テーブルを確保するには、その位の余裕を持たないと難しいのである。夜景と雰囲気では評判高いこのレストランの事、窓際が取れなくては意味がない。因みに窓際の8席は、巷の噂によると“プロポーズ席”とも呼ばれているようである。ここぞという時に連れてきて間違いのないレストランとして定評があり、接待等にも多く利用されるというから、期待できる。『ニューヨーク･グリル』は、ドレスコード有りである。パークハイアットは外資系で旅行者も多い為、それ程神経質になる必要はないが、とりあえずカットオフジーンズや、サンダル等の余りにラフな服装はアウトである。男性は、中にＴシャツを着ていても良いから、ジャケット着用。女性は、品の良さを心がければ、とりあえず何を着ていても大丈夫であろう。足元にスニーカーは、トータルファッションとしてあえて崩す以外は避けたい。個人的な意見だが、『パーク・ハイアットホテル』と『ニューヨーク・グリル』を兼ねてベストな服装を考えた場合、女性があんまりドレッシーないでたちだと、格好良くない気がする。理由は、ホテルもレストランも非常にスタイリッシュであるからだ。ニューヨークというとアールデコ趣味のイメージがあるかも知れないが、映画を観る限り、パーク・ハイアットやニューヨーク・グリルにその要素は見られない。ヨーロッパ系の装飾美が無い場で、冠婚葬祭時の様なドレスに透けるストールは、粋にみえないと思う。「じゃかぁしい！何でも好きなの着ればいいんじゃ！」とおっしゃるかもしれませんが･･･ドレスコード有りって、制限ありの中でその場に着て行ったら格好良さそうな要素をセレクトして、なおかつ自分らしいエッセンスを盛りこむゲームな訳だから、映画の登場人物になったような気持ちで是非！と思います。いくらミュールが好きでも(普段似合ってても)あのインテリアの中でペディキュアを塗った生脚丸出しは、一気に浮く･･･。ちなみに私達は二人ともスーツ着用で。パーク・ハイアットホテルは、寛ぎ感を大切にしたラグジュアリーホテルであり、客室数もかなり抑えられた、大人の隠れ家的なコンセプトのホテルである。着くと、まず小ぢんまりした入り口がある。京王プラザホテルの様に華やかでキラキラした照明があるわけでもなく、やはりスタイリッシュなホテルマンが、無駄の無い動きで中にいざなってくれる。入るとすぐにエントランス空間があり、絶妙な高低さを設けてショップとデリカが広がっている。あっちこっちから、英語が違和感なく聞こえてくるのに仰天しながら、エレベーターに向かう。ここは入り口ではあるが、ホテルの本当のロビーは41階にあり、エレベーターで上がって初めてメインの空間が広がる。そこは華美な装飾を排除し、洗練されたセレクトが心地よく調和する、素晴らしい雰囲気を持っていた。この廊下なんて、図書館よろしくディスプレイ目的の洋書が並んでいる。雰囲気的に、携帯電話で画像をとれる様な状況ではないので(だって、格好悪い。コルヴュジェのソファとかある所で、携帯の写真･･･嗚呼･･･。）、たった2枚なのだが、なんとなく内装のイメージが伝わってくれると嬉しい。（明日に続きます）

  2005/11/21

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• 結婚記念日。

  結婚記念日です。さっそうと華麗にスーツ着用、外出準備。ヒント？『ロスト・イン・トランスレーション』ごっこ。

  2005/11/19

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• 騒音間違われ事件

  階下から盛大な足音が聞こえている為に、ヒトゴトながら心配になってしまう、賃貸マンションに住んでいるアイリーン・カッシーニでございます。先週末、時は夜の10時30分頃の事。私は台所の床に「かんたんマイペット」をスプレーして拭いていました。夫は、ソファーにぺったんこになって寝そべり、テレビを観てウツラウツラ。そんなまったりとした空気の中、いきなり玄関のチャイムがなりました。夫は寝ぼけながら顔を上げ、私は時計を見上げました。･･･誰だろう･･･こんな時間に････。ハッキリ言って、来訪者が誰であろうと不安です。マンションの入り口にはオート・ロックがあります。外部のちゃんとした人は、そこで了承を取ってから上がってくる。となると、非常階段からの侵入者か、このマンションの住人か、です。住人だろうと、この時間じゃよっぽどです。夫は、面倒くさそうにひたひたと廊下を歩いて行きました。手にはマグライトも忘れていません。軍隊や警官が愛用している、でっかいマグライトがウチにはあるのです。重いので、肩に担ぎながら使う、アレです。夫が趣味で購入したものですが、こういう時には必ず持って玄関に行く。（コレで思いっきり叩くと、骨も折れるし頭も割れます。）夫は、玄関の扉の穴から外を見て「男の人がいるよ」言いました。無視するかどうか迷いましたが、彼はもう一度チャイムを鳴らしました。ウチに何か用事があるのか疑ったので、チェーンをかけたまま出ることに。私は、居間からその様子を見ていました。そこには、ドランク・ドラゴンの塚地に似た男の人がいました。彼は、怒っているようです。「物凄い足音でドタドタと走り回っていませんでしたか？」と言っている。夫はそれに対し、「いや、走り回っていませんね。」と、スーパークールに答えています。相手はまだ続けます。「ガラガラと何かを引く様な音とか、物凄い足音とか、迷惑なんです」「いや、思い当たりませんね。」「今、何をやってらっしゃったんですか？何の音なんでしょうか？」「静かにしていましたよ。何もやっておりません。」どうやらこれは、「音」の苦情。夫はこういう時、真顔で相手を見つめ、端的に話すクセがあります。夫の顔の造作でそれをやられると、かなり威圧感があります。男同士の変な空気が流れていたので、私もしゃしゃり出てみました。「何階にお住まいですか？」「5階ですが」･･･ウチは7階なのです。スプレーの音は、いくら何でも階を挟んじゃ響かない。多分6階の世帯に居留守を使われたか、「ウチじゃない」と言われたか？「いつ、その足音や何かをガラガラ引く音がきこえました？」「ずーっと、今さっきまでです。もの凄く響きますよ。」「さっきなら、夫はソファーで寝てましたし･･･私は台所の床拭いてました」「ドタドタ走りまわってませんでしたか？」「ろくに歩いてすら、いませんでしたし･･･。」それを聞くと彼は、「いや、すみませんでした。お騒がせしました」と言い残して、帰って行きました。強盗でなくて、本当に良かった･･･。ちなみに実はウチ、ここに引っ越してきた月に苦情を受けた事があります。足音じゃなくて、窓の近くに置いてあるテレビの音量。私は田舎者だったし、夫は実家の隣が消防署と警察、ゴウゴウと車が走って家が揺れる道路･･･という環境であった為、独立当初は二人とも、夜の音量の加減に疎かった（反省してます）。でもそれからは、音には殊更気をつけています。ゴロゴロ音がする引き戸も、全部はずしちゃってます。下の階には、幼稚園くらいの子供さんを連れた若夫婦が住んでいます。つい一ヶ月前に、引っ越していらっしゃいました。引越ししてきたその日に、我が家にもご挨拶にみえられました。「子供がいるのでうるさくなるかもしれませんが」と。このマンションは大人ばっかりが住んでいるようですし、きっと風当たりが強いでしょう。他におちびさんのいる世帯は、一階にある一世帯だけのようですし。どちらの気持ちもわかる。階下から走る音が聞こえる度、若夫婦の事を考えても「塚地」そっくりさんの事を考えても、心が痛む今日この頃なのです。

  2005/11/17

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  飲み比べ！アサヒの『酵母ナンバー』

  お酒、好きですかー？(イェ～！）お風呂あがりにビール飲んでますかー？(イェ～～～！)マニアではありませんが、そして飲み会等の企画・参加にも積極的ではありませんが、家では、そこそこ素人レベルでビールを嗜むアイリーン・カッシーニでございます。最近のご贔屓はこれですねー、アサヒの期間限定企画モノ『酵母ナンバー』。ＣＭや店頭でご覧になった方も多いかと思います。ビールは“酵母菌”によってその味が変化する訳です。この企画は、数ある酵母菌の中から4種類の酵母をセレクト。違う酵母使用の4缶セットにて、こんな感じでパッケージング。まず、4缶セットって所が嬉しいじゃないですか！だって通常よくある6缶セット、他に夕食の買い物とかもするから微妙に重いんだもの。そもそも同じ味のビールが6缶セットな訳だし･･･4缶セットでぜーんぶ違う味って、お得感が強いじゃないですか。「今回はどれを飲もうかな？」というささやかな自分セレクトが楽しいじゃないですか！アラカルト＆軽量化を図って2缶だと、なんだか景気付けとして物足りない。１回買って二日もつ、そのペースが素晴らしい。4缶、ナイスです。そして次に気に入ったのが、缶のデザイン。シンプルで、私の好みに合っていますねー。私好みのデザインの缶を出している所は「サントリー」がダントツだったのですが(一昔前ですが♪贅沢しなくていいんだよ～♪･･･とＣＭで流していた“純生”とか余白多しで品があって、缶自体の手触り感にも気を使っていて好きでした。)、しかしながら初めてアサヒからこのシリーズが上位ランクイン。一缶一缶色違いというのも、プチセレクトの楽しみに一役かってくれます。ちっちゃな事でも、いやむしろちっちゃな事だからこそ、選択に“癒しの要素”が入ってくるのではないのでしょうか。味の種類を画像左から、ざざっとご紹介。・アサヒ酵母ナンバー 111赤い缶。この企画にてデビューする酵母との事。“なめらかな味わいとアロマホップの軽快な香りが調和したビール”との事。素人感想ですが、まろやかなコクがある。甘みというか菌の香りが上あごをなめてゆくというか。ええと･･･パンの香りって“菌！”って感じの苦味と甘みがあるじゃないですか。あれに通ずるイメージ。夫は「コレが一番面白みがある」と言っていました。少量のおつまみとともに、ゆっくり味わう系ですねー。・アサヒ酵母ナンバー 318シルバーの缶。「スーパードライ」で採用された酵母だそうです。“深い味わいとキレの良さが両立したビール”。飲みやすい。クセがないので、ゴクゴクいけます。喉が渇いた時にまずイッキ飲みしたいような味というか。あまり奇をてらっていない所が、夕食のお供にも。・アサヒ酵母ナンバー 787ゴールドの缶。「本生ゴールド」で採用された酵母との事。“しっかりしたコクと芳醇な香りが調和した味わい深いビール”。そのまんまでした。コクがあって“ビール飲んだ！”という気になります。古典的なコッテリしたビールの味だと思うので、ビアマグカップみたいなものを利用して、クリーミーな泡を立てて飲むと、より楽しめると思います。・アサヒ酵母ナンバー 920青の缶。株主限定特製ビール（非売品）に採用された酵母だそうです。“上面発酵酵母らしいすっきりとした味わいのビール”。この4つの中では一番活動的な酵母を使用しているとの事でした。その酵母の特徴なのか、物凄くさわやかです。発泡酒に近いくらいの軽さとキレのよさ、微かに“草”系の香りがぬけます。4本の中で一番軽く、ゴクゴク飲めます。お風呂上りにピッタリでした。又、コッテリしたポテトチップ等のつまみには最適の取り合わせでした。私と夫のイチオシは、赤い缶の『酵母ナンバー 111』。まろやかな甘みを感じられて、気持ちもゆったり出来るから。この企画は市場調査のアンケートをかねているらしく、どの酵母が気に入ったか？の質問に答えて送る為のはがきが、パッケージの裏にありました。ビールにしては安価格の方だと思いますし、売る側にも消費者にもメリットのある、非常に面白い企画だと思います。本日のつまみは、自家製の塩辛。漬けて1週間ちょっとですが、美味しく出来て一安心。ゲソとエンペラは皮付き、胴はきちんと皮を剥いて漬けました。「2つの食感が楽しめる」と夫には好評でした。皆様も楽しい晩酌を(^^)

  2005/11/16

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• 旅行シミュレーション！

  最近ハマっているのが、グーグルのマップ。「サテライト」表示にすると、航空写真になります。マップ上でドラッグすると、移動できます。「＋」を押すとアップになって、「－」で引きになります。まるで、スペースシャトルに乗って、はるか上空を飛んでいるかのようです。日本も、東京なんて自分のマンションの屋根まで見えちゃう･･･スゴイ。ディズニーランドも良く見えます。駐車場、広いですね～！オススメは東京ドーム。かなり引きで見ても解るのが、面白い(^^;)海外なら、カイロ付近のピラミッドがオススメです。ナイルに沿って見て行くと、崩れたピラミッドも沢山あるのがわかります。ローマでは、コロッセウムがかなりきちんと見られます。フランスの凱旋門も、なかなか良く見えますよー♪アメリカなら、自由の女神も小さいながら、ハッキリと。ささやかな世界旅行、いかがですか？

  2005/11/14

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• トラベルバトン！

  久々にスカートをはいて職場へ行ったら、出会う人出会う人、合計11人に「あれ、今日はスカートなんだね！」と物珍しげに言われた、アイリーン・カッシーニでございます。気分を変えたくなって、黒髪に前髪パッツン！マッシュルームボブにした所、ジーンズが似合わなくなってしまいました。当分毎朝、服の組み合わせに苦労しそうです･･･。本日は、ほのぼの101さんからのトラベルバトンをやってみたいと思います！1　今まで一番良かった国内旅行先千葉・銚子の犬吠崎。映画「ＧＡＴＴＡＣＡ」のサントラをかけながら、夫と、真っ黒く崖に打ち寄せる波をえんえんと見ていました。不思議な･･･穏やかな気持ちになれて、素晴らしかった。本州最東端、地球が丸く見えました。２　今まで一番良かった海外旅行先グァムしか行った事がないんですね～、残念な事に(^^;)それも、社員旅行で。勿論、着くまで4時間ちょっと、ずーっと飛行機の窓から外を見ていました。「新婚旅行は？」と言われそうですが、二人とも正社員時代、業種的に一番忙しい時期の一ヶ月前に結婚した為、職場に遠慮して延期決定。そしてタイミングを逃してあやふやに。ものぐさ夫婦が、日常に流されっぱなしな事が露呈･･･。３　これから行ってみたい国内旅行先「種子島宇宙センター」ですねー(^^)打ち上げの時を狙って出向いてみたいです。他は、もう一度広島：宮島に行ってみたいかな？修学旅行で行きましたが、台風一過の直後で、屋根がそのままの形でぽーん！と飛ばされて落ちていましたっけ。あんまりキレイな形で落ちていたので、そういうつくりの神社なのか？なのかと一瞬思いかけました(^^;)だから、完全な形の神社を見たいなーと。４　これから行ってみたい海外旅行先やっぱりＮＡＳＡは外せないでしょう！ジョンソンもケネディも両方、行ってみたいですねー。勿論、シャトルの打ち上げも見てみたいわけです。打ち上げ直後に、機体を反らしながら軽く回転するじゃないですか？それをリアルに見たい。シャトルってアポロ計画の時の打ち上げ発射台を使っていて、つまり月着陸計画に適した角度の発射台から打ち上げられるので、わざわざ回転して向きを調整しているのかと思いますが･･･その回転が物凄くカッコイイ！と、私は思うのです。見てみたい！(シャトル無くなっちゃう前に）後はですねー、欲張りに世界史上有名な場所にはとりあえず行ってみたい。「教科書の旅」みたいな感じ？高校の教科書で取り上げられている程度のエピソードにまつわる様々なものを、浅く広く。美術品も、気になるものが全て日本に来るとは限りませんし。「ナポレオンの戴冠式」とか。行かないとムリですよねきっと･･･。でももし一箇所だけ選べ！といわれたら、ポンペイに行きたいです。私の興味のある遺跡の中でも、別格なんです。５　バトンを回す人リンクしていただいている、ageha0509さん、rubybabyさん、ぴろセブンさん、伊流さん。ご興味ありましたら、是非是非受けて下さいませ(^^)/

  2005/11/14

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• 消費者プロセス『AIDMA（アイドマ）の法則』

  『AIDMA(アイドマ)の法則』、ご存知ですか？コレは私が新卒で採用して頂けた会社で、上の方が教えて下さいました。社会人でセミナー等に参加される様な方には、耳慣れた法則かもしれません。でも、当時社会に出て2年目位だったでしょうか･･･。右も左も分からず煮詰まっていた私には、新鮮で、目の前の路がぽっかり開けたかのような気持ちにさせてくれた、印象深いものでした。AIDMA(アイドマ)の法則とは、アメリカのローランド・ホールという方が提唱した、人間の消費行動プロセスの仮説です。私たちが何かを欲しい!買いたい！と思う時、購買に至るまでに無意識に踏んでいるプロセス。その頭文字を取って、“AIDMA”と呼ぶのです。とりあえず、売り手側に当てはめてご紹介すると、・『A』＝　Attention　･･･アテンション。まず注意をひく。・『I』＝　Interest　 ･･･インタレスト。興味･関心を持たせる。・『D』＝　Desire　　 ･･･ディザイア。欲しい！という欲求を起こさせる。・『M』＝　Memory　　 ･･･メモリー。記憶に残させる。・『A』＝　Action　　 ･･･アクション。行動を起こさせる。当時これを聞いたとき、すーっと胸が楽になりました。こうやって書いてしまえば、何てこと無い納得の法則なのですが･･･煮詰まっていた私には、このあっさりした分かり易い法則が、本当に効きました。その頃私がいた会社の位置づけは、教育業界です。大学や企業に講師を派遣したり、参考書を企画・作成して売ったり。学生・社会人向けに、資格試験の教室を開いたり。そこはとにかく、とんでもなくやる事の多い会社でした。少数の社員と、その2倍くらい数のアルバイトで成り立たせていた。ええと、多くの会社には“部署”というものが存在していると思います。「営業部」「総務部」「企画部」「進行部」「マーケティング部」。ところが私のいた会社は、「教育事業部」でおしまい。人が少ない事もあり、一人で出来る事はなんでもやるんです。ちょっと、若かりし頃の苦労話してみます。例えば資格試験の講座を一つ企画したら、まず告知しなくちゃなりません。だから、ポスターとパンフレットとチラシを自ら創るんです。専門の方はいませんので、自分でソフトを勉強して作成します。安くあげる方法も検討。平行して告知企画や受講料の集金方法も考えます。ついでに教科書を準備し、模擬試験も作る。(内容はさすがに講師に依頼)作ったら印刷所に出す。出来上がったら、駅前で自ら配ります。ついでだから、名刺を持って飛び込み営業も。「講座受けませんか？」って。新聞屋さんにもお願いして、折込チラシを入れてもらいます。はれて講座は開講され、模擬試験の時には自ら試験監督です。当時会社で使用していた採点機は、炭素読み取り方式でした。「マークシートは鉛筆かシャープペンで！ボールペンは駄目ですよ～！黒く塗ってあれば採点できるわけではありません。炭素を読み取っていますからね～！ボールペンだと0点になってしまいますよ！」なんて説明したり。※実際はボールペンだった方の分は、上から鉛筆でぬりぬりしてあげました。試験が終われば、早速マークシートを採点して、成績表をプリントアウト。受講生に郵送しますが、その郵送処理も全て自分です。名簿管理も自分。全員、こんな感じ。講座は一つだけではありませんし･･･他に月間のフリーペーパーも作っていました。営業ツールとして利用する為。文章の書ける人や先生が受け持ち、出来る人でレイアウト・デザインと入稿。ホームページも自分達で立ち上げました。今ほどインターネットが普及していませんでしたから、知識を持っている人も少なかった。ポスターを作るためのイラストレーターやフォトショップ、マイクロソフト関連のソフトもそうでしたが、ＷＥＢ作成ソフトを、皆家に帰ってからコツコツ勉強し、なんとなく解る様になった人が率先してやる！の繰り返し。そういった毎日で、すっかり煮詰まってしまったのです。仕事も、辛くてしょうがなかった。心が病んじゃて、楽しくないんです。お給料の為とはいえ、ずっとこんな思いをしなければならないの？そう、何度も悩みました。そんな時、上の方が何気なく教えてくれたのがこの法則でした。「物語を考えるように、仕事の筋書きを決めていくのは楽しいよ」と。考えてみれば、贅沢な事ですよね。会社のフィールドとはいえ、お金を稼ぎながら大河ドラマを作り上げているようなものです。アテンション･･･どうやって注意をひくか？も様々ですよね。紙広告だったら、キャッチコピーに凝るか、デザインに凝るか。どんなターゲットの注意をひくか。次のインタレストもどうやって関心を持ってもらおう？と。その為に一番効果的な筋書き＝ストーリーを考える。仕事の世界でもストーリーを作ることが出来る。そう気づかされて、スッキリ。そしていきなり楽しくなってきたんです。忙しさも、苦にならなくなっていましたっけ。流されているように感じた毎日だったのに、それが無くなった。「自分で筋書きを考える」事を意識したのが良かったみたいなんです。嬉しかった。やっと働く中に楽しみを感じられるようになって。もし今、煮詰まっている方いらっしゃったら、この法則を是非意識して、ご自身で物語を作るように仕事のストーリーを作ってみる事をオススメします。

  2005/11/11

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• 思い出の本：その3

  引き続き、本の話です。-------------------------------------『星の子』　オスカー・ワイルド作ある日きこりのお父さんが、星のようなものが落ちてくるのを見つけるんです。行ってみると、物凄く立派な布にくるまれた赤ちゃんがいたんですね。きこりは「星から授かった子だ」と家に連れて帰ります。「そんな子拾ってきて！自分の子たちも食べさせるのに大変なのに。」と、きこりのおかみさんは反対するのですが、お父さんの説得で結局育てる事に。それが、物凄く容姿端麗、かつ頭の良い少年に育つんです。「きっと自分は高貴な家柄の出身に違いない！」･･･と思ったりもする。そしてそれが災いして、史上最強のうぬぼれ屋さんに成長するのです。きこりの子供達を子分にして、心無い事のやりたい放題。不幸な立場の人をみつけるとわざわざ意地悪をする、どうしようもなさ。ある日、きこりの家に女こじきが尋ねて来るんです。彼女は『星の子』を見て、さらわれていた自分の息子だ！と言います。赤ちゃんの時に包まれていた布が、なによりの証拠だと。勿論『星の子』はひどい仕打ちをして追い返すんです。「こんな人が、美しくて頭の良い自分のお母さんであるはずがない」。その後、いきなり『星の子』は醜い姿になってしまうんですね。そこで初めて彼は、お母さんにあんな事をしたせいだ･･･と気づき、深く後悔し、お母さんを探す放浪の旅に出るんです。その旅の途中で、『星の子』は様々な経験をします。そして、自分の容姿と頭の良さ･想像で描いた立派な自分の生い立ちなど、“自分のうぬぼれ”から来た幸せではなく、他者に愛を与える事で得られる幸福というものに気づき、成長して行くんです。私はこの旅で『星の子』が優しく強い少年になっていく様が、とても好きでした。『星の子』のお父さんとお母さんが本当は誰であったのか？ラストではそのあたりがファンタジックに描かれていました。『星の子』の後悔から始まった苦難の日々は、報われます。思い返せばこの作者･･･オスカー・ワイルドの童話って、こういう話ばかり。『わがままな大男』は、自己中な大男が子供達との交流を通じて、自分以外の存在に愛を感じるようになるお話です。『ナイチンゲールとばらの花』は、情熱的な貧乏学生の為にひとはだ脱ぎ、自分の心臓の血で彼の欲しがる“真紅のばらの花”を作り上げる鳥のお話。『忠実なともだち』は、後味悪かったですねー。貧乏人のハンスが、金持ちの粉挽き屋の友情を信じて裏切られる話です。（ハンス自身は幸せ者のままなんですけれどね。裏切られたとは考えず、友達を信じ続けましたから。）しかも、殆どの話の主人公は、死んでしまう運命･･･。でも、共通点があるんです。どの主人公も「自分の毒にまいっている様な幸福」じゃなくて、「他の人に愛を与える事で得られる幸福」を感じてから死んでいます。最も有名な作品は『幸せの王子』かな?と思います。世の中の憂いを知らずに幸せに暮らして死んだ王子が、彫像になってから、「献身の幸福」を知る話。子供の頃に読んで感動しておいてよかったなあ･･･と思います。自分の面倒もろくにみられない、要領の悪い大人になっていますし(^^;)その上、子供の頃より自己愛の鎧を身に着けていないと、砕けてしまいそうな気持ちになる出来事にも、沢山ぶつかりますし。だから、こういう感動の下地があって良かった。思い出していたら、また読みたくなってしまいました。-------------------------------------ほのぼの101さんの「思い出の本5冊」バトンを頂いてご紹介しましたが、子供の頃に読まれた本、皆様は何が印象に残っていますか？他の方にも、きっと素敵な本（お話）との出会いがあったんだろうな･･･と思います。agehaさん、rubybabyさん、ぴろセブンさん、伊流　新さん、その他思い出の本のある皆様、ご紹介いただけると嬉しいです！

  2005/11/10

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  思い出の本：その2

  シチューの美味しい季節になりましたねー！実家の母親が東北に法事に行った際、三陸の海の幸を送ってくれました。これにより、まるで、盆と正月と結婚記念日がいっぺんに来たような騒ぎです。イクラやウニはその日に食べちゃって、イカは、塩辛とワタ炒めに変身。ホタテは殻にのっけて、コンロでバター醤油焼き。サケは、普通にイクラ親子丼にしたりした残りを、本日シチューに。栄養とれて、風邪もイッキにいなくなるかも？前日に引き続き、子供の頃に読んで心に残っている本、お話につきまして。---------------------------------------『椿姫』　デュマ・フィス作絶えず椿の花を身に着けたり、持っていたり。その為パリの社交界で“椿姫”と呼ばれていた若い娼婦マルグリット。（何しろ1ヶ月のうち25日は“白い椿”、後5日は“赤い椿”ですよ。）そんな彼女と恋に落ちた、純粋で真面目な青年アルマンとの悲恋の物語です。有名な作品なので、お読みになっている方も多いかと。内容的に「小学生にふさわしいのか？」と言われそうですが･･･しかしながら、子供用にアレンジされた本が売られていたのでございます。その上コレを私に買い与えたのは、父親でしたっけ。（チャレンジャーだ！）これは、小さな子供には破壊力がありましたよ～。ハッピーエンドで終わりませんし。でもその本は子供にもわかりやすくアレンジしてくれていた、親切な本でした。二人がどんなに純粋に好き合っていても、状況が許さないんです。マルグリットは社交界の華で娼婦ですから“旦那様”が沢山いるんですね。借金をしては服を買って宝石を買って、身なりを整え、盛り場に華を添える。そうした様を見ていい旦那様がついてくれれば、生活出来る。勿論、借金も返済してくれる。そのループで食べている。学問もあって未来もあるけれど、若造でお金の無いアルマンには、そのループを断ち切るだけの力が無いんです。その上純粋にマルグリットを幸せにしようとするものだから、彼女の周りの旦那様方への嫉妬の嵐で、大変なわけなのです。彼は、自分の力でマルグリットを堅気の道に戻そうと頑張ります。で、実際に二人で堅気の生活を始めるんですよ。莫大な借金抱えて。でもそれはアルマンの財産を失い、自らの母親の遺産もつぎ込む事にも繋がります。そして二人がお付き合いする事で、確実にアルマンの評判が落ちていく。アルマンを好きだから、マルグリットにとってそれは辛い事なわけで･･･。“椿姫”が堅気になったなんて、殆どの人が信用しませんでしたし。結局マルグリットは、自分の幸せを諦める道を選ぶんです。救いはですねー、アルマンのお父さんが出てくるんですね。それも登場シーンは、結構最悪。石頭な父親としてでした。でも、彼はマルグリットの良い所をちゃんとわかってあげるんです。いい子だから、自分の息子が夢中になるのも無理はないなって。その上で、世間様の事も良く知っている“大人”としてストーリーに絡んでくる。私はこのお父さんが、主役2人の次に好きなんです。初めて読んだ時は、大泣きしてましたねー。本で思いっきり泣いた最初の記憶が、この作品。思い出深いです。ある程度大人になるまで、マルグリットの職業については良く分かってませんでした。その本には「男の人の相手をして贅沢に暮らす女の人」といった感じの書かれ方だったもので。「男の人に甘えておねだりしてお金をもらう、いやらしくて綺麗な女の人」程度の解釈でした。「ぶりっ子して楽しちゃってるから、世間の目が冷たいのね」みたいな。中学生の時にちゃんとした小説版を読んで、仰天！でしたっけ。その分「成る程なあ」と納得できる部分も増えましたが･･･わたしは純粋な愛がクローズアップされた、おこちゃま版が好きです。---------------------------------------『花いっぱいになあれ』　小学2年生の時の教科書より国語の教科書、大好きでした。面白いお話沢山載っていましたからね～。このタイトルでよいのかどうか、ちょっと記憶が定かではないのですが･･･。誰か他にご存知の方、いませんか？小学生が皆で「花いっぱいになあれ！」と言いながら、風船を飛ばすんです。その糸の先には花の種が入った袋があって。どこかに風船が舞い降りて、花を咲かせますように！という願いをこめて、みんなで一斉に飛ばすのです。で、そのうちの真っ赤な風船がひとつ、ある山に飛んでいくんです。そしてガスが抜けてきて、一匹の子ぎつねの前に舞い降りるんですね。子ぎつねはその風船を見て、変な丸い花が降りてきた！と思うんです。風船自体を花だとカンチガイしちゃって。糸を茎だと思い、種の入った袋を根っこだと思うんです。で、「根っこが出っ放しじゃ枯れちゃうな」と考えて、種の袋の部分を土に埋めるんです。（その上、ご丁寧に水までやっていた）子ぎつねは、珍しい花を見つけた！と大はしゃぎするんです。でも風船ですから、次の日にはガスが抜けきって、土の上に萎んでしまって。きつねは泣くんですが、種の部分を土に埋めていたので、その夏にちゃんと花が咲くんですよ～！大きなひまわりが沢山。憧れて、私も密かにやったことあります。オシロイバナの種を飛ばしました。こっそり友達に話したら、その子が本気で心配して言うんですね。「風船にはガスが入っているから、どこかできっと火事になってる」って。その年齢の子供って新しい知識に貪欲ですから、ガス＝火がつく、みたいな事を仕入れてきてたのかと思います。でもそれから暫く、「どこかで火事になってたらどうしよう」と夜も眠れない日々が続きましたっけ。今は世界は昔より狭く感じられるようになりましたが、当時は際限なく広かった。そんな広い世界に、自分の放った風船が飛んでいって、花を咲かせる。そういうイメージにとてもわくわくしたのを覚えています。眠くなったので、後1冊はまた明日。

  2005/11/09

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• 思い出の本

  ほのぼの101さんに触発されて、思い出の本を5冊ご紹介いたします。小学生前半に読んだ本ばかりなので、うろ覚えですが･･･とっても印象深かったお話たち。前にも書きましたが、本の挿絵を見るのが楽しみでもあったんです。子供の読むような本には、美しい絵が何ページか毎に挟まれていますよね？自分もお絵かきが大好きでした。挿絵を真似して描いて、塗り絵にしたり。「世の中には、こんなに沢山、絵を描くのが好きな人がいるんだなあ」･･･なんて思いながら、本の世界に没頭するのが好きでした。-------------------------------------------『ほんとうの空色』　ベラ・バラージュ作調べてわかったのですが、ハンガリーの作家さんの童話だという事です。コレは、イチオシですねー！ググると、今は岩波書店から出されていました。私の時は講談社の本だったような？主人公の男の子フランツル・クラーメルは、絵を描くのが上手です。でも、洗濯屋さんをしているお母さんと二人暮し。とても絵の具を買うお金などないのです。絵を描く時は、友達がフランツルに絵の具を貸してくれます。そして、フランツルは友達の為にとっても素敵な絵を描いてあげるのです。ある日、お金持ちのカール・シェーンアイヒの立派な絵の具箱を借りて、彼は絵を描くのですが、青色の絵の具をなくしてしまいました。カールは、「フランツルが絵の具を盗んだ」と責め立てます。弁償するお金も無くて思い悩んだフランツル。でも、学校の用務員さんが素晴らしい事を教えてくれるのです！「お昼きっかりに咲く青い矢車菊を絞って、絵の具をつくりなさい」･･･確か、この花、急いでつまないと数分で消えちゃうんですよ。そうして出来た空色の絵の具ですが、これが凄いんです。塗ると、その部分が本当の空になるんですよ。曇ったり、雨が降ったり、夜になると月まで昇るんです。真っ暗な納屋に閉じ込められるシーンがあるんですが、その時も大活躍。納屋の壁に絵の具をひと塗り。小さな太陽が昇ってたちまち明るくなります。フランツルは、大きな箱の蓋にこの絵の具を塗って、箱の中に寝転ぶんです。彼だけの星空が箱の中に広がるんです･･･羨ましかった。自分にもそんな絵の具が見つかるんじゃないか？そんな淡い期待をいだきつつ、毎日を暮らしてましたねー。カールや、ガールフレンドのグレーテとの絡みのうちに、その絵の具は使い果たしてしまう。もう2度とあんな素敵な素敵な絵の具は手に入らない･･･でもフランツルは、半ズボンにうっかり落としてしまったひとしずくに気づきます。彼は、その半ズボンと共に少年時代を過ごして行くんです。そして、彼にとってもう一つの「ほんとうの空色」との出会いが来た時、少年時代が終わりを告げるんです。ちょっと切ない、でも幻想的な素敵なお話ですよ！でも調べてみたら、私の記憶している名前と主人公や脇役たちの名前が全然違うんですね。うーん？-------------------------------------------『こいぬの月世界探検』　ルネ・ギヨ作フランスの作家さんの児童文学です。何かの実験で宇宙船に乗って月にやってきた、ダックスフンドのイダルゴ。しかし、事故かなんかでいきなり月面に置き去りにされてしまうのです。ところで月には、地球人の知らないところで既に異星人が月面基地を作っていました。その異星人“カリオペア人”の基地のロボット司令官アタルが、イダルゴを助け、飼う事にするのです。AIBOの様に「人間対ロボット犬」とは逆。「ロボット対、生身の犬」の交流を描いたお話です。司令官のアタルは、他のロボットよりスペックが上なんですね。のっぺらぼうのロボットばかりの中、彼には鼻も口も付いていました。それゆえイダルゴとの心の交流を通じて、アタルは目覚めちゃうんです。なんていうんでしょう･･･アイデンティティの芽生え？アタルは、元々ローグ（“荒くれ者”の意かしら？）という名前のAIBOみたいなロボット犬を飼っていたんですが、イダルゴを愛する余りローグを分解してしまいます。色々あってイダルゴは地球にちゃんと戻ってきます。でも、月面のアタルはイダルゴの記憶を消されてしまい、自分で分解したローグを組み立てるんですね。「なんで分解しちゃったんだろう？」って思いながら。そのくだりが涙を誘うんです。(イダルゴ、ちゃんと犬用の宇宙服まで着させられていて、可笑しかった･･･）残り3冊はまた次書きます。思い出してたら、懐かしくてどうしても長くなっちゃう(^^;)

  2005/11/08

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• まったりとした一日

  一週間もブログの更新を怠けていた、イマイチ調子の出ないアイリーン・カッシーニでございます。どうも風邪というものは、2週間くらい経たないと完全に身体から出て行ってくれないものらしく、先週の金曜日の夜などは何故か声が、超ハスキーボイスになって、夫とも目で会話する始末でした。相変わらず熱は出ないので、本日は景気付けもかねて、ファミリーバザールへ。以前ブログに書いたこともありますが、社割で服を買う事の出来るイベントです。今回はお台場の国際展示場での開催で、私としては寿命のきつつあった冬物のコートが見つかればいいな！と思っていましたが、特に収穫も無く。ふと気がつくと、なんとなく国際展示場付近には「勝負服」の女の子が多い。本日の小雨降る肌寒い気候と相反する、ミニスカートや肩出しの皆様。私達の参加したファミリーバザールは、バーゲンみたいなものなわけです。だから、こんな吹いたら飛んでいってしまいそうないでたちはいかに？と。で、気づいたのですが、そういえば今日だったのか！V6の握手会。やる事は知っていたのですが、そうか、お台場でやっていたのね････。「良かったな。いまこの瞬間、お前はイノッチと同じ空間の空気を吸っているわけだ。みなさい、あの女の子たちを。きっと前日は念入りに爪を切ったり塗ったりハンドクリームで手入れして、風呂でいつもより念入りに身体を清め、意味も無いのに下着まで新調してから来ているだろうな･･･。」夫は、冗談交じりに言うのですが、もし握手するとなったら、私も手くらいは、念入りに手入れしてしまうかもしれない。（下着は新調しないけれど。）握手はしないでさっさと帰宅しましたが、なんかちょっぴり嬉しかった。あと10年若かったら、CD買って握手券手に入れて、列に並んだなぁ。最近はテレビの中のご贔屓さんとは、距離感がある方が楽だったりするのです。そうそう、ほのぼの101さんが教えてくださった占い、皆様もどうぞ。私も毎日利用している、山手線占い。占いにも、色々なものがあるものですねー。私の結果は、「高田馬場」でした。 　感情に流されるということがほとんどない理性的かつ合理的な人。几帳面なので仕事をこなす能力は抜群。組織の中で実力を発揮する。自他ともに厳しく、ドライなので敬遠されがちだが、ノセると意外におしゃべり好きだったり、おバカなこともやる親しみやすい面も。鋭い直感力があり、自分の道の選択はいつも的確な“我が道”謳歌タイプ。 　恋愛にも的確な目をもつので、一度始まった恋愛は長続き。しかし相手をシビアに選別しすぎて、自分のピュアな恋愛感情を見逃しがち。決して間違いはおきないタイプだが、あまりにも理想が高すぎていつまでたっても「出会いがなさすぎる」と自業自得のアリ地獄。恋愛から縁遠い道で、とぐろを巻く可能性が高い。 こういう占い、ホッと和みますね。ちょっとした遊び感覚で、ちょっとした自己分析。結果もいいとこ取りして、ちょっぴり元気に。ほのぼの101さん、いつも面白いネタを有難う！皆様も、どうぞ！

  2005/11/06

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  ハロウィン・ツリーを飾り付けました。

  皆様、恐怖の「風邪大魔王」の館へ幽閉されてはいませんか？囚われの身となっておりましたが、やっと館の迷宮を脱出し、出口へ続く廊下へ逃げてきた、アイリーン・カッシーニでございます。本日は、夫と一緒にハロウィン・ツリーの飾り付け。東急ハンズで購入、組み立て式・プラスチックの『枯れ木』です。実際はハロウィン・シーズン盛り上げ役の、専用ディスプレイだったんです。店員さんに問い合わせてみたら、売り物で在庫もある！というので、即買い。コレのおかげで、以前開いたハロウィン・パーティにも華が出てましたっけ。飾り物は、前に買ってあったモールと、自作のアイテムで。おちびさんがいる場合は、きっとコテコテの方が楽しいですよね？でもまだウチは夫婦二人なので、大人っぽさ重視で。ディスプレイ、大好きなんです。銀座に行くと、ウィンドウのディスプレイにいつも見とれます。季節的なテーマは同じでも、素材・材料・アングル、全てアプローチが違う。その様々な表現法に、いつも見とれてしまうのです。凝ったペーパークラフトも、ダウンロードすれば手に入りますが、体調も本調子ではなかったので、カンタンに品良くまとめよう！と思いました。まず、短冊。七夕をイメージして、洋服のペーパータグみたいなものをひらひらと吊り下げます。ＰＣでハロウィン・カラーでカンタンな短冊を作成。コレを光沢紙にプリントアウトして、カッターで切り離します。切り離したら二つ折り。パンチで穴を開けます。二つ折りなので、表は黒地にオレンジの文字、裏はオレンジ地に黒の文字。折らない短冊だと、片面が白のままになってしまいますし、両面印刷でトンボをあわせるのも、家庭用プリンターだと微妙にズレそうですし･･･結局このようなやり方になりました。家に刺繍糸のオレンジ色がストックされていたので、それをひもにする事に。おばけちゃんも作ります。円錐にするだけ、切りこみを起こすだけ！の、超簡単おばけちゃん。数が並ぶとかわいいです、夫の好みに合わせてデザイン。表情のあるリアルなものより、単純でずんぐりしたものが好みの様です。そして、市販のモールと作成した短冊・おばけちゃんをぶら下げて、完成。所要時間、1時間くらいでしょうか？下から見上げると、木の枝が「らしい」感じに見えて気分が盛り上がります。前日には、友人から頂いたお手製の「かぼちゃ・パウンドケーキ」も堪能させていただきましたし･･･日本的ではありませんが海外のイベントも、季節感を演出できて楽しいですね。オレンジ色に囲まれて、ちょっと元気が出てきました。

  2005/10/30

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• 風邪をひきました

  ものすごく久々に風邪をひきました。もしかして、巷でも流行っていますか？熱が微熱程度で、喉とハナがキビシイ感じの、私のよくかかるタイプの風邪。でも、私の場合微熱程度で寝てしまうと、かえって動けなくなってしまう事が多いです。なので、いつも通りの生活を送っております。仕事は日給制なので、お休みしないで稼がさせていただいてます。（ただし、ポカをしないように＋咳をしないように、一生懸命集中）「風邪だ、風邪だ！」と自分の中で盛り上がってしまうと、どんどん悪化してしまうので、本当に「コレは熱が来るな！」という時まで、風邪を忘れるようにしている事が多いです。イメージが膨らむと、気力に体力が負けちゃうみたいなんですね、私の場合。週末、人と会うので、それまでにダルさが取れるといいな！思っています。

  2005/10/27

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  ハロウィン気分

  周りに『ハロウィングッズ』が沢山見られるようになりましたねー。去年買ったカボチャのキャンドルで、殺風景な居間をドレスアップ。ウチの可愛いミニバラとドラセナにも、ご協力を仰ぎつつ。（頑張ってぶら下げてね～。）実はこの他に我が家には、『ハロウィン・ツリー』なるものがあるのです。プラスチックで出来ている、組み立て式の『枯れ木』。ゴシックホラー映画に出てきそうな、黒くてゴツゴツした木のオブジェです。一目惚れして、去年買ってしまいました････。(因みにクリスマス・ツリーは我が家にありません。うーむ。）今週末に飾りつけよう！と計画しております。

  2005/10/24

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  じゃがいもばかり食べたがる夫

  以前にも書いたとおり、夫はどうしようもない位「じゃがいも」が好きだ。私が昨日、隣駅まで外出した際に、夫からメールが届いた。そこには、「ポトフ食べたい。後、帰ってくる時にポテトチップの大袋を頼む」と、書いてあるではないか。仕方が無いので、帰りのスーパーにて購入し、帰途に着く。帰って早々、台所でポトフの準備を始めた私に向かって、夫が言う。「じゃがいもも入れてね。」今日も朝から「じゃがいも、じゃがいも！」と言っていた。アイロンがけをしようとしていた私に向かって、「オヤツに、じゃがいもの炒めたものが食べたい。」と言い出したので、「アイロンが終わったらね。」と言っておいた。夫は満足気に寝室へと消えていった。そして結局、アイロンをかけているうちに、夫は昼寝に入ってしまった。内心ちょっと、ホッとした。夫の“じゃがいも欲”を満たす為に、良いバランスでじゃがいも料理を作らなくてはならない。毎日じゃがいも料理という訳にもいかないので、「そろそろ言い出すであろう」というタイミングをはかり、食卓に登場させる。余り与えずに放って置けば、ポテトチップばかりを買ってきて食べてしまうに違いない。そして本日の夕食は、ポテト・ミート・グラタンです。夫に「どうしてそんなに、じゃがいもが好きなの？」ときくと、「っていうか、実家ではもっと食べていたよ。焼いてよし、揚げてよし、茹でてよし。こんなに美味しい物が他にある？」という返答。負けた・・・。精進します。

  2005/10/23

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• 俳句

  虫の音と　腹の音ばかりの　秋の夜長秋になると、毎年思い出す句です。昔、父親の本棚の本を借りて読んだ時に、発見。本の扉に、ボールペンで書いてありました。父親オリジナル？

  2005/10/23

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• フリーページを作りました。

  ブログのタイトル部分を、1～2週間に一度の割合で変更しておりました。コレを、フリーページにまとめる事に。火星から始まったこの旅も、今ようやく土星まで。ささやかな宇宙旅行も楽しいのですが、実はタイトルのアイリーンの髪型を変えたり、メイクアップに変化をつけたりするのも楽しかったりします。子供の頃、バービー人形を買ってもらった事がありました。でも人形のお洋服はとっても高価で、数集められなかった記憶があります。髪の毛も、うっかり誘惑に負けて切ってしまうと、元にもどりませんし。（伸びたらそれはそれで･･･怖い）人形だけでなく人間でも同じですね。無限にお洋服を買うのは難しい。買えたとしても、しまう場所も必要で保存にも気を使いますよね。テレビの世界で『大富豪』系のお宅訪問を見ても、「物理的にこの量じゃ大変そうだなぁ」って、いつも思います。ヘアスタイルも･･･そう簡単に髪が伸びるものでもなし。置かれた日常によっては、カラーリングにも限界がありますものね。自由に変化をつけることが出来るって、楽しいですね。お洋服も、物凄いドレスとかとんでもないものを着せられます。基本的には同じ顔がベースなんですけれど、髪型やメイクで印象が変わる。自分の顔で遊ぶより時間もお金もかからないのも、気に入っています。次はどんなのにしよう？と考えるのが、毎回楽しみなのです。レパートリーがなくなってきたら、眼鏡とかもかけさせてみようかな？

  2005/10/21

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• 最近のお気に入り

  こんばんは。食欲の秋にて、コイケヤのスコーンが止まらないアイリーン・カッシーニです。フレーバーがいい塩梅にキツ目の為、ビールもとまりません。さて、何がなんだか良く分からないうちに、前触れも無くいきなりマイブームが到来する！という経験は、皆様にはありませんか？私にはあります。間違いなく年間数回程は。最近までは夫と二人で、レイザーラモンＨＧ的に会話をする事がブームになっていました。「ただいま、フォ～～～！」「おかえり、フォ～～～！」･･･バカ夫婦です、ごめんなさい。（でも物凄く楽しかったの。）で、その後に突然現れたマイブームが、ジャニーズグループＶ6のイノッチでございます。何故だかどうしてだか良く分からないけれど、非常に格好よく思えます。しかも、曲とか踊りとかグッズ集めとか、そういう事には興味がありません。テレビを付けたらたまたまそこにいた！というのが、嬉しい訳です。折角なので高らかに、自分の周囲にそれをアピールしてみました。すると皆、こんな事を言い出します。「Ｖ6なら、岡田という目立つのがいるじゃないか。」「何故グループのランドマークを外して、いきなり井ノ原なのか？」「初心者には初心者の辿る経路というものがあるはずだ」確かに、岡田君は格好いいです。フツーに、素敵でございます。でも、娯楽というものはそういう基準では計れない“何か”があるのでしょう。やっぱり、どう目をこすっても、メガネをかけてじっくり見ても私には、イノッチの方がハンサムさんに見えて仕方ないです。因みに、ＴＯＫＩＯでも城島さんが、一番格好いいと思います。昔ラジオ局の近くに会社があって勤めていた時、会社の前を通った「生・城島＆国分」を見ました。猫背で歩き去ってゆくその後姿が、とってもひょうひょうとしていて、それからなんとなくずっと好きです。こういうささやかなマイブーム、大切にして行きたい。皆様にも、毎日がちょっと楽しくなるマイブーム、ありますよね？

  2005/10/19

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  大阪旅行記3日目：最終章

  1．大阪城観光3日目は「大阪城」である。前日の大イベントＵＳＪが終了してしまった為、非常に晴れ晴れとした、気持ちに余裕のある中での観光だ。ＵＳＪ以外の観光については、かなりのチャレンジャーである私達である。大阪城については、この旅行の中で一番“オマケ感”をもつ観光であり、どの件よりも愛情が薄く、殆ど前知識を仕入れずに向かう事となった。従って、豊臣秀吉が築いた城である！という事以外、何も知らずにＧＯ！である。ホテルから荷物と共に電車を乗り継いで、市営中央線の森ノ宮駅で下車。降りて1分も歩かないうちに「大阪城公園｣の敷地内に入る事が出来る。公園内には、音楽堂や迎賓館、梅林や神社、かなりの数の遊歩道が設けられており、公園に隣接する「大阪城ホール」や野球場の存在も相まって、東京人であれば「上野公園」と「日比谷公園」のあいの子的な印象を受ける。その中心には、外堀・内堀に囲まれて大阪城天守閣が聳え建っている･･･といった構成である。とりあえず歩き出す。とても暑い。「暑い！」という言葉以外、思い浮かばない程の暑さ。『暑い、と言った方が負けゲーム』をしようかと悩むほどの猛暑である。そんな中で10分も歩くと、すぐに喉が渇いてきた。旅行用の荷物をもったまま歩いたが、各自小さなボストンバッグ一つずつ！という軽装備にも関わらず、物凄く体力を消耗した。考えてみれば、私達が目指しているのは『城』である。そして、城というものは、大抵高台に建造されているモノである。そうでなければ森林の中か、どちらかであろう。外国でも、日本でもそうだ。平地に突如現れるなんて、ディズニーランドの「シンデレラ城」位のものだ。なので、知らず知らずのうちになんとなーく緩やかな坂道を歩いていたりする為に疲れが早かったのかも知れない。そしてそんな私達の前に現れたのは、この階段。泣いていいですか･･･？見ただけでお腹イッパイ。（勘弁してください）この階段制覇後も、坂道は続く。それも、ここから先は木陰ナシである。思えば、まだ様々な木が頭上に生い茂っていた先程までは単なる序曲である。だんだん二人共無口になり、無言で歩くうちに、やっと大阪城が見えてきた。内堀を渡ると、広場になっている。一角には、うどんや定食も食べられる、大き目の売店が2店舗ある。夫が何かを指差して機関銃の様に笑っているので、その方向に目をやると、顔の所だけ穴が空いている豊臣秀吉の看板があった。後ろから顔を出して、記念写真を撮る趣向である。どこにでも見られるモノだが、コレがあるから観光地に来たという気にもなる。さていよいよ城の真下に到着すると、照りつける日光の中で非常に堂々たる風体である。はたして、大阪城とはいかなるものなのであろうか？･･･何度も言うが、何の前知識もナシである為私は、昔の城なのだから、何回か焼けては建て直されたりしたろうが、基本的には当時の姿を再現してあるに違いない！･･･と、勝手な想像をしていた。だから、威勢良く中に一歩入って、びっくり仰天してしまった。なんと、大阪城の中にはエレベーターがあり、その上クーラーまで完備されている！適切な空調により快適な内部。全て石造り、ピカピカの床･･･。それではその内部を簡単にご紹介。1Ｆ･･･シアタールーム(秀吉と大阪城の歴史番組を上映)、土産物屋2Ｆ･･･お城の情報コーナー。お城の基礎知識パネル展示、レプリカ展示。3Ｆ･･･歴史資料展示、秀吉の“黄金の茶室”レプリカ展示。4Ｆ･･･歴史資料展示。実物資料の展示多数。5Ｆ･･･大阪夏の陣コーナー。ミニチュア人形での夏の陣再現、等。6Ｆ･･･（拭き抜け空間）7Ｆ･･･豊臣秀吉の歴史コーナー。　　　　ジオラマで秀吉の生涯を描く「からくり太記」が人気。　　　　ジオラマの中を小さな秀吉3Ｄが動く、優れモノ。8Ｆ･･･天守閣（展望台）※地上50メートルそう･･･大阪城は、城の形をした「大博物館」及び「展望台」だったのである！※後に職場で大阪出身の方にそれを言った所、「早く言ってくれれば良かったのに！あそこは展望台だと皆思ってるよ！城じゃないからね！」と言われました。そうだったのか･･･。拍子抜けはしたものの、天守閣まで昇ってみると、その眺めが最高である。天守閣は、東西南北にぐるりと、ベランダ風展望台がが設置されているので、外に出てしまえばかなりの開放感である。又、ココまで高く昇って来ると、風も涼しく猛暑の折にもかなりくつろげる。天守閣にも車椅子で出る事が可能な、お年寄りにも障害者にも優しい、素敵な装備の大阪城。「コレはコレで良いのではないのだろうか？」と夫と笑う。秀吉の死後17年目に１回全焼。その後15年たって再建するも、今度は落雷にて天守閣焼失。以来ずっと再建されず、昭和に入ってからやっと、鉄骨鉄筋コンクリート造りにて再建。その後も塗り替えや補強等を繰り返し、現在の様な形に至っているという。サプライズと共に、大阪城を後にする。実は夕方の飛行機まで、かなりの時間を残していたのだが、二人とももうこの旅行で思い残す事が無かった為、関西空港へ迷わず向かう。2．東京へ往路で搭乗手続きの前、装飾華美なベルトにて金属探知機に引っかかった私だったが、今度は外す事を忘れず得意満面である。ところが、隣にいたはずの見慣れた姿が消えていたので探すと、夫が探知機に引っかかって、工程をやり直していた！どうやら家のカギを、うっかりポケットに入れてあったらしいのだ。こういう事があると、やっぱり夫婦だなと思う。搭乗手続きの時間まで、ずっと離陸する飛行機を見ていた。ある程度の所まで来るといきなり加速して、一瞬ため息をつく様な不思議な余裕を見せてから、軽やかに地面を離れてゆく。やがて自分達も機上の人となったが、この旅行で最後に印象に残ったのは、飛行機から見た夜景であった。漆黒の山を取り囲むように道路があり、金粉の様に車が動いている。平地には碁盤目に道路が交差し、その道路からグラデーションになって、光が散っている。海岸線に沿って等間隔に並ぶ光も、美しい。そんな地上が、薄い雲の切れ目から見え隠れする様は、かなりの感動である。映画『スター・ウォーズ』の「惑星コルサント」とか、昔子供の頃に見た『銀河鉄道９９９』の機械化惑星を、もっと権威的じゃなくした様な夜景。あらためて思う事がある。何処へ行っても最期は、家へ帰ろうとする時が一番嬉しい。。旅行というものは、とても楽しいものである。しかし結局の所、帰る場所あっての旅行なのだ。夜景が、東京に近づくにつれて、見慣れた夜景になっていく様な感覚。実際それは、大阪の夜景と、それ程変わらないはずなのだ。しかし“そう感じる”という事が、旅行の一つの価値であると、私は思う。------------------------------------------------ものすごく長いレポートでしたが、お付き合いくださいましてありがとうございました。

  2005/10/18

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  大阪旅行記2日目：その10

  14．記念写真ＵＳＪで予定していたアトラクションをほぼ制覇した為、2巡目に突入。「何に乗ろうかな～？」と夫と二人で歩いていた所、見慣れた人物に遭遇した。実際に動くデロリアンに乗って現れたのは、ＢＴＴＦのドク・ブラウン。ありがとう、本当にありがとう！なぜかというと、今回ののＵＳＪで初めて、実際の役者さんと似ているキャラクターに遭遇したからである！厳密には「当時のクリストファー・ロイドを10歳程若くした感じ」ではあったのだが、それでも雰囲気が似ているというのは重要である。彼は表情や動き等、私達の考える“ドク・ブラウン”として申し分がない。偽物ターミネーターと一緒に写真を撮る事などは、全く考えなかったのに、彼となら良い記念写真が撮れそうである！ボンヤリしているうちに、列が出来始めていた。ＵＳＪの記念写真のシステムなのか、まずキャラクターが現れると、まるでマネージャーの如く一人の係員がゲストの整理を始め、「写真を一緒に撮りたい人は列をつくろう！」的な雰囲気がつくられる。そして、ほどほどに列が作られた所で、係員が「では、あなたまで！」という区切りをつけるのである。その後列に並ぼうとしても、「ごめんなさい、締め切りました」となってしまう。夫と私は、すかさず列に並んで議論した。議題は、一体どんなポーズでドクと写真に写るか？である。先に並んだ人をみると、・オーソドックスに肩を抱かれて・背後のデロリアンに皆でよりかかって・適当にピースして・熱心なＵＳＪファンが、ドクのみ単独で等のバリエーションがあった。しかしどうせだったら、より「らしい」ポーズをオーダーしたい。ドクとでなければ意味の無いポーズはないものであろうか。あった！あるではないか！バック・トゥ・ザ・フューチャーではお決まりの、あのポーズ！知っている人は知っている、3部作全てのポスターで踏襲された、あのポーズ。隣にはデロリアン。皆で左手の時計を見、右手をサングラスに。あれ以外に考えられない！「いやあ良かった良かった！いいアイディアだ！」「本当だね、これで記念にもなるってものだねぇ！」「なんといってもドクと三人であのポーズだぜ！」ひとしきり盛り上がる私達。しかしそこで、私は問題に気付いた。「で･･･、あのポーズを英語で頼む時、何て言えばいいわけ？」順番が来た時、夫は真剣な顔をして「任せておきなさい」と言い、ドクに近づいていった。そして、彼の目を真っ直ぐ見て、低い声にて一言言った。「バック・トゥ・ザ・フューチャー・ポーズ、プリーズ。」･･･確かにそうですね･･･。(一発で通じました。)15．２巡目と夜の『ジョーズ』土産物屋を見たり、『バックトラフト』の二回目・『ターミネーター２』の二回目をこなした頃には、あたりはすっかり暗くなっていた。昼見た『メルズ・ドライブイン』も、ネオンに包まれ、まぶしい。テーマパークというものは、昼も良いが、夜は本当に美しいものだ。さて、私達は夜に相応しいアトラクションを、二つ認定していた。『Ｅ．Ｔ』と『ジョーズ』である。どちらもブックレットを残してあり、危機感無く楽しむことが可能である。『Ｅ．Ｔ』などは、アトラクションの外観も夜のほうが格段に美しく、より幻想的である。『Ｅ．Ｔ』は、ブックレットを使用すると、始めの森林の散歩道を飛ばされ、直で乗り場へ向かうことになる。個人的には、この森林のセットを気に入った為、残念だった。並ばないで乗る事が出来る上の弊害である。それよりも何よりも、『ジョーズ』ですよお客さん！夜のジョーズって、めちゃくちゃ怖かったんですよ！暗闇の中から背びれがヌっと出てくると、作り物だと分かっていてもだまされて、かなりの迫力である。昼間のアラが隠れて、まるで本物だ。テレビ放映にてこの作品を楽しむ折、昼に観るのと夜に観るのと、トラウマが違うように感じられるのは、私だけであろうか。アトラクションにもそれが言えるのではないだろうか？そして運が良いのか悪いのか、又あたった席は前から5列目の左側。朝と殆ど同じポジションという事は、又ジーンズが濡れるであろう事は、容易に想像がついた。そして事実濡れた･･･。もう夜なので、残念ながらなかなか乾きません。空も荒れてきた。雷が鳴り、稲妻が横切りだしたので、軒並み野外のアトラクションは中止。帰る人の方が多くなり、出口に向かって人の流れが移動していく。その隙を狙って最後にもう一回『スパイダーマン』にチャレンジする。閉館寸前の為、5分待ちであり、なんのストレスも感じず楽しむ事が出来た。スパイダーマンが、「はい、ポーズ！」と言った時に変なカオをしてポーズをとったのだが、やはり出口で写真を見てみると、全然違うポーズの私達がいた。考えて見れば、画像処理の時間というものが必要になるのだから、きっとアトラクションの最初の方のどこかで、撮られているのであろう。すっかり忘れていたが、ＵＳＪといえばコレでしょう。やっと、閉館時に撮る事ができて何よりである。※実際撮るのは、大変です。みんな、この前で撮りたい訳で、なかなか人が入らない状態のシンボルを撮る事が難しい･･･。ＵＳＪで予定していた事は全てやりきった！満足！願わくば、次に大阪に行く機会のある日まで、撤退せずにあって欲しいものである。

  2005/10/17

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• 大阪旅行記2日目：その9

  13．『スパイダーマン・ザ・ライド』どうやら、物凄く大人気で評判の良いアトラクションらしい。テレビ等での過去の噂によると、ライドに乗って実際に移動しながら、かつ3Ｄゴーグルにて観られる立体映像との絡みもあり、ストーリーが展開していく！という、夢の様なアトラクションらしい。『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』の様に一箇所でライドが振動、大画面にて体感！･･･の様なタイプでもかなりスリリングであった。しかし、ちゃんと立体のセットの中をライドが移動し、3Ｄにてキャラクターとの共演を果たすという趣向は、かなり期待できる。しかしながら夫も私も、この映画を観ていない。とりあえずは、全身タイツの様なビジュアルのインパクトのみが思い出される。そして、そのコスチュームはどうやらスパイダーマンの自作であり、いつ事件が起きても大丈夫な様、常時、服の下に着用して生活しているらしい。スーパーマンしかり、どうしてアメコミのヒーローは、わざわざ普段着の下にヒーローコスチュームを着ているのか。普段着のまま敵と戦ったらまずいのであろうか。夏など、脱いだ途端に胸元と背中等が汗だくになっている事はないのであろうか･･･。中途半端なトリビア、疑問と共に、思い入れの無い状態のまま向かう。ブックレットパスを使用し、お約束の展開通り別ルートで乗り場に直行する。数分歩くだけで、もういきなりライドに乗せられて出発だ。とりあえず我々は、新聞社見学に来たらしきツアー客である。何やらニューヨークに大事件勃発、臨時記者として特別車両を与えられ、出発するのだ。キッチュな色合いの、アメコミ風にアレンジされたニューヨークの風景。非常に良く出来たセットの中を、テンポ激しい音楽をお供に颯爽と行く私達。ところが大事件の首謀班は、これまたアメコミ風な怪人系の組織。事件を追ううちにゲストは、彼らとスパイダーマンとの激しいバトルが繰り広げられている現場に、巻き込まれていくのである。･･･と、ここまでが序章の様になんとなく流れて行く訳だが、バトルの渦中に巻き込まれてからは、その“巻き込まれっぷり”がイッキに炸裂する。！！！とにかく、このライドは凄かった！！！登場人物は、スパイダーマンも含め、全て3Ｄ映像だ。彼らキャラクターがライドのボンネットに飛び乗ってくるくだりが、何度もあるのだが、連動した振動とキャラクターの躍動感により、素晴らしい体感が得られる。火や水を駆使した攻撃(リアル熱風と水しぶき有り)、果ては地面を離れ、夜のニューヨークのビル間を上空へ。そして、この空中シーンが物凄く良く出来ている。アメコミ風といえば、コントラストが激しい芝居っ気タップリの色合いに、デフォルメと省略が気持ちよく同居した印象なのだが、そういった印象のニューヨークのビル間を、上空へ上空へと昇っていく。結局は映像とライドの連動により、物凄く高く昇っているかのように錯覚させているに過ぎないのだが、これまでの多くの見せ場が、実際にライドで移動ししつつ体感してきた為、すっかり頭がだまされている。とりあえず、ジェットコースターで最初に物凄ーく高い所まで昇る時の、あの足元がゾクゾクする不安定さ位は味わえるのだから、なかなかである。又、高い所に昇るという事は、次に訪れるのは、地上に戻る事。それもイッキ戻り（つまり落ちる）。かねてから疑問なのだが、高所恐怖症の方は、偽物の“高所”の場合は大丈夫なものなのであろうか。私達のように余り前知識が無いうちに乗ってしまうと、ココでかなり仰天するので、そういう方の感想を知りたい所である。刺激にショートしてボンヤリしていると、その直後にスパイダーマンがボンネット上に糸でぶら下がってくる。しかも能天気に「はい、チーズ」などと言う。そうか、これは写真を撮られるアトラクションだったのか･･･。ライドを降りると、早速先程の写真が売られていた。しかしどうも、とっさにとったポーズと違う自分達がいる。それも、何のシャッターチャンスでもない、適当なカオの自分達だ。「最後のスパイダーマンは、実は大嘘つきか？」との疑いを抱いたままで外に出た私達であったが、これにてめでたく自分達なりに予定していたアトラクションを、1回ずつ制覇する事が出来た！「いや～、良かった良かった！」こういう気分の時は、酒でも飲んで乾杯するに限る！という事で『フィネガンズ・バー＆グリル』という店に入る。1930年代の、ニューヨークのブルックリンにあったアイリッシュ・パブをコンセプトとしているという。広い店内は薄暗く、磨かれて照明に光る木の内装がとても落ち着く。楽器の生演奏が流れており、一曲終わるたびにお好きな人からは拍手があがっていた。映画「タイタニック｣のアイリッシュダンスシーンを彷彿とさせるような、テンポの速い陽気な音楽を聴きながら、黒ビールとフィッシュ＆チップスを食べる。カウンター席にはきちんとバーテンがおり、カウンターのみ喫煙も可能な様で、テーマパークにしてはリアルな異国感を重視している所が、なかなか良かった。酒を飲むとだるくなり、急に全てがどうでも良くなってきてしまうクセが、私達夫婦にはある。しかしすっかり忘れていたが、よくみると手元には、まだ『Ｅ.Ｔ』と『ジョーズ』のブックレットが残っている！そこで私達は、アトラクションの2巡目を決意。これは「面倒くさがりな夫婦」克服への、新たなる挑戦である。

  2005/10/12

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• 休暇

  本日は休暇をとりました。日給制なので給料が減る！という弊害はあるのですが、「怠けていた家のあれこれをイッキにやる日」が欲しくなったりもしてしまった訳です。もう規定を満たしているので、本当は法的には有給休暇も申請できるんですけれど･･･なんとなく自分なりの勝手な基準があって、そこに至ってからかな？3連休があっても、夫婦二人で「わーい、わーい！」と家の中で遊んでしまうので、かえって片づかなかったりして。（主婦の皆様、そういう事ありませんか？）だから本日は貴重な一日、そんなこんなで、ブログも書いちゃったりするのです。

  2005/10/12

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• 大阪旅行記2日目：その8

  12．『セサミストリート：4Ｄムービーマジック』夢中になって遊んでいるうちに、もう午後の3時をまわっていた。これまでに制覇したアトラクションについてであるが、『Ｅ.Ｔ』『ターミネーター』『バックドラフト』『ジュラシック・パーク』『バック･トゥ・ザ･フューチャー』『ジョーズ』･･･と、私たちの計画・ラインナップ的に順調な経過である。しかも、ブックレットはこの時点でまだ、ジョーズとＥ.Ｔとスパイダーマン、セサミストリートを残してあるという、豪勢振りだ。時間的に多少制限のある、セサミストリートのアトラクションへ向かう。『シュレック：4Ｄアドベンチャー』と『セサミストリート：4Ｄマジックムービー』は、同じ劇場を使用して展開されている為、時間をよく確認して出向く必要があり、セサミの最終回が迫っていたのだ。どうしてシュレックではなく、セサミを選んだのか？･･･夫が、セサミストリートの人形を好きだからである。夫のビジュアルの好みには、何となく一貫性を感じられる。例えば「ハッチポッチステーション」の人形も好きらしい。人形の口の開き方が単純化されており、ああいうパックリ開く感じであるものに、どうも心惹かれるらしいのだ。このアトラクションは、劇場形式にて、立体映像のストーリーを、それに連動した振動･水しぶき等の演出と共に、楽しむ趣向である。あれ？それって『3Ｄ』じゃないの？･･･違うのである。人間の五感になぞらえてみると、例えば『ターミネーター』は3Ｄ。何故なら、“視覚・聴覚・触覚”で魅せるアトラクションだからだ。セサミの場合、コレにさらに“臭覚”が加わっているという。まず最初の部屋に入ると、あまり大きくないスクリーンが下がっており、エンドレスで流されているセサミストリートの仲間たちのキャラクタースライドを観ながら、しばし待つ事になる。多くの人はそのビジュアルは知っているものの、「こいつは何と言う名前で、どういうキャラクターなのか？」という事を知らずにいると思われるので、なかなかい良い機会である。ところがコレが、受け取りようによってはかなりブラックな設定なのだ。（このスライドと全く同じものが、公式サイトにあるのでご興味のある方はご覧あれでございます。）例えば、アーニーという陽気な丸顔のキャラクター。好きなもの バートにいたずらすること。きらいなもの バートが相手にしてくれないこと。そしてバートという生真面目･神経質、トウモロコシみたいなキャラクター。きらいなものアーニーのくだらない質問 。バッサリである。有名なビッグ・バードに至っては、きらいなものチキンスープ 。･･･････。この直球具合、いかがなものであろう。ビッグ･バードが自分と同じ誕生日である事にも衝撃を受けた私、陽気な仲間達だとばかり思っていたのに、かなりヒネったキャラ設定に脱力する夫。周囲の子供達はあまり深い事を考えてはいないらしく、「ママー、エルモかわいい！」等、無邪気な発言を繰り返していたが、大人達からは「グローバーの嫌いなものって“ドアの無い電話ボックス”ですって。(失笑)」等、微妙な可笑しさへの反応が見られ、私達と同志の意識を持っている事が感じられる。時間が来ると、同じ部屋の同じスクリーンにて、プレムービーが始まる。これは立体映像でもなんでもない、普通のムービーであり、画面の中ではセサミの仲間達が、忙しそうに動いている。どうやら彼らは自主映画を創っていたのだが、その試写上映の最中に映写機が壊れてしまい、失意のうちに解散しようとしていた。そこで、エルモが提案する。「映写機を使わないで、想像力で映画を創ろう！」頭の中で考えた素晴らしい物語を語り合おう！そうすれば、お互いの心の中で、その映画は上演されるよ！想像力があれば、目の前で映画を観ているのと同じだよ！･･･という事であろうか。そして一同はメインシアターへ進み、立体映像用のめがねをかけ、仲間達の頭の中で展開されるストーリーを、4Ｄ演出にて体験する事になるのである。ストーリーは、想像しているキャラクター“らしい”ものが展開される。クッキーモンスターの想像ではチョコチップクッキーの円盤が登場し、焼きたての美味しそうな香りが漂う。又、オスカー(いつもゴミ箱に入っている、仲間内で一番のひねくれ者)に至っては、町中をゴミだらけにする想像をし、皆の頭の中もゴミで一杯になってしまうのだが、他の仲間が綺麗な世界を想像し直して、めでたしめでたしとなるのだ。その最中には、映像が飛び出したり、雨粒がふってきたり、シャボン玉が降りてきたりと、なかなか夢いっぱいの演出がある。そして、本編が終わると、最後に今までスクリーンだった所がぽっかり開き、ユニバーサルのシンボルである、よくユニバーサル映画の冒頭にまわっている、地球のオブジェが現れる。スクリーンの中に、ゲストの皆さんも入っていきましょう!的な趣向。しかもここが出口となっており、みなゾロゾロとスクリーンへ消えていく様は、心ニクイ演出である。このアトラクションには、子供の歓声が良く似合う。降りてきたシャボン玉を掴もうとしたり、雨が降ってきた時に上がるハイトーンの声が、ステキなエッセンスとなっており、最後に親子が手を繋ぎながらスクリーンへ入っていく絵も、とっても素敵！であった。セサミでマッタリした所で、刺激の欲しくなった私達は、『アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド』(長い･･･)へ向かう。

  2005/10/08

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• 占いモンキー

  リンクさせて頂いているほのぼの101さんから、占いを教えて頂きました。面白かったのでご紹介しようと思います。「占いモンキー」というもので、東洋の占星術が元となっているそうです。コレを現代風にアレンジ、12色のモンキーに当てはめて占うものだとか。同じ色のモンキーにも「野人派、賢明派、理論派、理想派･･･」等、分類があるので、かなり細かい診断になっている模様。因みに私の結果は「忍耐派パープルモンキー」でした。慈愛心に満ち、女らしく柔らかいムードの魅力的な女性です。情緒豊かで涙もろく、寂しがり屋な一面もあります。謙虚さを大切にするため、いつも表舞台の陰から皆を見守りながら、自分は裏方に徹する縁の下の力持ちタイプ。そのためか、相手に対してすぐにうちとけていくほうではありません。自分から積極的に行動したり、強く自分をアピールするのはどちらかというと苦手で、全体の雰囲気や相手の出方を見てから対応する一歩下がった控えめな態度を貫きます。実際は自分の出番をしっかりと心得ていて、水面下で自分の計画をマイペースで着々と進めているタイプ。でしゃばるまでもなく、周囲から引き立てられるような存在であるために、持ち前の忍耐力で更に経験と実績を積み重ねていく努力を怠りません。　少々の事ではへこたれない打たれ強さがあり、人の意見を聞きいれずテコでも動かないような頑固さは良い点でもあり、困ったところでもあります。案外人の好みはハッキリしていますが、表向きの人づきあいはソツなくこなしていきます。また、自分を信用してもらうためには、自分の実績を伝える事が大切だと考えているので、過去の経験談や実績を語るが、周囲には自慢話に聞こえているので要注意。経験のない人の話は信じきれず、聞いているそぶりで聞き流しているようなシビアな面もあるようです。　受け身な態度が行き過ぎて、自分の気持ちは言わなくても察してくれるだろうと相手に期待してしまうことも多いようです。また、保守的でもあり、自分が経験していないものを安易に受け入れない守りの姿勢は堅実そのもの。用心深く、何かにつけ厳しく分析するクールさを持ち合わせています。少々わがままな面もありますが、たいへん面倒見が良く、素顔はとても純情な女性です。↑ですって。合っているような違うような(^^;)（忍耐強いとは全く思えないんですけれど･･･）皆様はどのモンキーでしたか？

  2005/10/03

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  大阪旅行記2日目：その7

  10.『ブルース・ブラザーズ』腹ごしらえとして、先に紹介した「メルズ・ドライブイン」にてハンバーガーを食べる。店内はかなり広々としており、内装は巷の「バーガーキング」をもっとバタ臭くした様な感じである。ジュークボックス等のディスプレイは、かなりイカしている。妙に油くさく、大雑把な味のハンバーガーを食す事が出来、多分街中でコレが出されたら「･･･････。」となるが、ＵＳＪのこの雰囲気の中ではそのジャンキーさがエッセンスになり、「コレでイイ！っていうか、むしろこうじゃなくちゃ駄目！」と思えてくるから不思議である。移動していると、ユニバーサル映画のキャラクターに遭遇する。どうやら彼らは決められた時間に現れ、指定の場所にてショーや、撮影会をするらしい。そういった小さな催し目当てに、きちんと計画をたてている方もいるようで、ショーの人だかりの中には必ず熱心なファンが満面の笑みにて手拍子等を投げかけ、周囲を盛り上げていたのが印象的である。私達はショーに対しては無計画であったが、偶然遭遇する刺激が新鮮な喜びを連れてきてくれた為、これも又良いものであった。まず心に残ったのが、『ブルース・ブラザーズ』の2人だった。ジェイクとエルウッドの陽気な兄弟が出てくる、笑いの中にもちょっと悲しいほろ苦さ･･･まさにその名の通り“ブルース”を感じさせる、そんな映画である。この兄弟は、生まれ育った孤児院の窮地を救う為、昔組んでいたバンドを再結成し、まっとうに資金を集めようとする。そして、昔のバンド仲間を尋ねながら大真面目に行動すればする程、何故か警察から追われる羽目になってしまうのである。その「笑い」と「裏目に出てしまう人生のほろ苦さ」のバランスが素敵な、ミュージカル仕立ての作品である。又、“黒ずくめ・サングラスの二人組み”といういでたちは、そのキャッチーなビジュアルの印象が多方面に影響を与えているので、映画本編を鑑賞した事が無い方にも、なんとなく一度は観た事がある様な錯覚を起こさせる。確か映画の中で彼らは、巨大なスピーカーを搭載した車に乗り、自分達のライブの宣伝をしてまわっていたと記憶する。そんな光景が目の前にあったので、思わず夫と爆笑する。後をつけると、彼らは小さなステージに上がり、ノリの良いライブを始めた。周囲の人だかりが一斉に手拍子を始めたので参加してみると、コレが中々楽しい。先の「ターミネーター」シュワちゃんと同じで、映画の本人と全くカオが似ていないという事態にて、「物語世界へのフィルター」を全開にせざるを得ない所が、又お約束である。しかし、それを差し引いても個人的にはポイントの高いショーであった。(画像は夕方のショー。照明がある分、昼より派手な芝居がかったステージに見えて良いです)11．『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』これですよ、これ。永遠のティーンエージャー、マイケル・Ｊ・フォックス！永遠の我らが博士“ドク"、クリストファー・ロイド！永遠に新鮮さを失わない、アラン・シルベストリのその音楽！永遠に色褪せない『バック・トゥ・ザ・フューチャー』！こんなに「娯楽映画の良さ」を体現した作品は、他には無い！と私は思う。お気に入りの映画は他にあるけれど、それは自分の嗜好に合っているからであろう。もしかしたら映画という媒体でなくても、好きである世界観かもしれないのだ。だから『映画っていいもんだなぁ』と見終わった後に思えるこの作品は、自己ランキングでベスト3に入らなくとも常に身近に置きたい、永遠の別格品なのである。行ってみると110分待ちである。ディズニーランドの「プーさんのハニーハント」のファストパスをとるのに同時間並んだ経験のある身としては、人気アトラクションはこんな感じであろうとさほど驚く事はない。今回はブックレット使用で、まるでＶＩＰ待遇の如く、長蛇の列の横を歩き過ぎて行く私達。誘導されてすぐに、いきなり乗り場である。『ジュラシック・パーク』の時の様に心の準備が出来ないままライドに乗り、良く分からないうちに終わってしまった事が思い出される。この展開は、嫌な予感がする･･･。まず入ると廊下があり、小部屋が並んでいた。そこにクルーの誘導にて、一部屋につき8人入れられる。四畳半より少し小さい位の部屋である。壁に色々な演出が施されており、タイムマシーンであるデロリアンの燃料源について描かれた表などもある。デロリアンは、廃棄物を燃料として動く･･･という画期的設定の為、「どの燃料が一番エネルギーとなるか」が一覧にされていた。（因みに、一番はバナナの皮)部屋の隅には一台のモニターがあり、暫く経つと映像が流れ始めた。ドク・ブラウン(ちゃんと、映画と同じクリストファー・ロイドが演じている！)が登場し、8人乗りのデロリアンを開発した件を得意げに語る。ところが、その最中にビフ(コレも映画と同じ俳優さん)が現れ、ドクを閉じ込めた上、一台のデロリアンに乗り込んで、勝手にタイムトラベルに出発してしまうのである。画面の中のドクは、私達に向かってこんな感じの事を言う。私は見ての通り閉じ込められて、ビフの追跡が出来ない。彼の事だから、タイムトラベル中に何をするか分からない。デロリアンはこっちでリモコンで動かして指示するから、君達がこの新型デロリアンに乗って、ビフを追跡してくれ！･･･なんだか強引な展開な様な気もするが、ドクに言われちゃ仕方ない。「頼んだぞーーーー！」的なドクの激励を受け、目の前にある扉が開くと、デロリアンがあった。ぴかぴか光るデロリアンがドアを上に上げている様、これはなかなか感動である。しかし、いつまで経っても、クルーが「ご乗車下さい」の合図を出してくれない。そればかりかオロオロ右往左往している。演出ではなく本当に困っている様子で、こちらはボーッと眺めるばかりである。少したって、「すみません、一旦ドア閉めますので、又部屋でご待機下さい。」故障ですか･･･。大変だなあ。又小部屋の中にカンズメとなった私達だが、再びドクの映像が流れ出した。そこからやり直し、という訳である。再び目の前で、得意げなドク→閉じ込められるドク→車を奪われるドク、が展開された。そして2度目の、「新型デロリアンに乗って、ビフを追跡してくれ！」である。一度観た場面をもう一度繰り返し観るというのは、バック・トゥ・ザ・フューチャーにふさわしいといえばふさわしい。再び目の前に現れたデロリアン。今度は乗る事が出来てやれやれである。デロリアンは、前列4人･後列4人の乗車形態となっており、どう観ても前列に乗った方が楽しそうである。というのも、車の前列には様々な演出の為の機器がある。「今いる時間帯」「目的とする時間帯」のデジタルや入力機器等が映画よろしく取り付けられており、小さなモニターが設置されていて気分を盛り上げる上、オープンカー形式になっている。後列には半分ほど屋根がついているので、前列と比べると視界が悪そうであった。今回は前列に乗り込む事が出来、満足である。乗り込む時に、アトラクションの仕組みに初めて気付く事になった。コレは、まるでプラネタリウムを横倒しにした様な、巨大なドーム状の画面の前でデロリアンを飛ばし、画面の映像とライドの振動にてタイムトラベルを体感させるアトラクションである。ドーム画面の前には、三階層に渡って何台ものデロリアンがある。私達は最上階の端っこにいるらしく、画面の端が丸くラウンドしているのが分かる。皆同じ映像に向かって飛ぶ仕組みらしい。先程の故障の際、わざわざ2回目の映像を観させられたのは、他の車が飛んでいる間の一回分をお休みさせる為であったのだろう。乗り込むと、「現在の時間」のデジタルが、ご丁寧に本日の日付となっている。これから様々な時代へタイムトラベルするのだから、「目標時間」の方も、それに準じてかわるのであろうか？等と考えている内にライドが動き出し、追跡開始である。ところがですねー、また『ジュラシック・パーク』と同じで殆ど内容を覚えていないのですよ･･･。恐竜時代へ行って喰われそうになったり、火山地帯に行ったり、西部開拓時代や映画でもお馴染み2015年のヒル・バレー、後氷河時代にも行った気がするのだが、定かではない。先述の通り隅っこのライドにあたってしまった為か、画面のラウンドが感じられて体感が薄く、プラネタリウムの様なスクリーンの放射状のスジにより、「目の前に景色が現れている」と自分をだます事が出来なかった。目の前の機器に興味をそそられて、設置されている小さなモニターにビフから挑発的な映像が映し出されている様を観ているうちに、終わってしまった。2階の真ん中のデロリアンに乗っていれば物凄く楽しかったのかもしれない。出ると、夫はぐったりしている。彼は元々酔いやすく、結婚前は乗り物全般が駄目であった。何せ、私とディズニーランドへ初めて行った時に体験したアトラクションは、「トムソーヤ島いかだ」と「マークトゥエイン号」、「シンデレラ城ミステリーツアー」のみである。(しかもそれがディズニー初体験)その時から比べると物凄い進歩(進化?)であるが、今回はキタらしい。ハッキリ言って物凄く揺れました。食事の後は、なお辛い･･･。アトラクションとしてはちょっぴり残念な結果に終わってしまったが、大好きな作品には変わりが無い。(To be continued)

  2005/10/01

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  大阪旅行記2日目：その6

  先週、普段週5日でまわしている仕事を3日に凝縮していたであろう、勤め人の皆様。大変お疲れ様でございました（しみじみ）。ユニバーサル・スタジオ・レポ、えんえんとまだ続いております。9．『ターミネーター２：3Ｄ』ごごんごん、ごごん。ごごんごん、ごごん。（チャララ～、ラ～ラ～ラ～）『はじめ人間ギャートルズ』のテーマ曲です。じゃなくって。分かる人にはスグに分かる『ターミネーター』のテーマソングである。建物の鮮やかさが眩しかったので、本編を見る前にグッズ売り場「サイバーダインショーケース」にまず入ってしまった。中にはピカピカのスケルトンが飾られており、記念写真を撮るゲストに大人気である。又、暫くウロウロしていると、全くアーノルド・シュワルツェネッガーに似ていないが頑張って無表情を貫いている「ターミネーター」まで登場し、さらに雰囲気を盛り上げていた。映画『ターミネーター1』及び『ターミネーター2：ジャッジメントデイ』は、“ミスター完璧主義”ジェームズ・キャメロン監督が世界観を作り上げ、アクション・SF・ラブストーリーを心地良いバランスで内包させた、娯楽大作だ。見る側に様々な鑑賞の切り口や想像の余地を与えてくれる、その意外とシンプルなストーリー展開とキャラクター設定に魅力を感じ、低予算ながらも大作に負けない1作目、CGの過渡期に予算・技術共に満を持して公開された2作目ともども、公開当時からご贔屓の方も多いのではないか？と思われる。一作目はこんな感じである。サイバーダイン社製の“思考と学習”能力を合わせ持つコンピューター、「スカイネット」。人類のより明るい未来の為に創り出されたそのAIは、やがて人類にに反旗を翻し、核戦争を起こして未来世界を支配した。人類と機械との壮絶な戦いが繰り広げられる中、「スカイネット」は人類軍の有能なリーダーであるジョン・コナーを歴史から消す事を計画し、殺人マシーン「ターミネーター」を2029年の未来から1984年の過去へ送り込む。ジョン・コナーが産まれる前にその根源を絶つ為、抹殺のターゲットはその母、サラ・コナー。彼女は、仲の良い友人と部屋をシェア、普段はウェイトレスのバイトをしている、何処にでもいる様な平凡な女子大生である。“サラ・コナーという名前の女性を抹殺せよ”と指令を受けた「ターミネーター」は、冷酷無比にサラを追い求める。しかし彼女を守る為に、一人の男が現れるのである。ジョン・コナーが母を守る為に送り込んだ未来の戦士、カイル・リースであった。サラはリースと行動を共にするうち使命感に目覚め、変化していく。そうして、最後にはターミネーターに打ち勝つ事が出来るのである。2作目になると、やがて誕生する「スカイネット」及び未来の核戦争を信用させる事が困難な環境に囲まれつつ、孤独に戦うサラと息子のジョンの姿が描かれる。「スカイネット」は再び新型のターミネーター「Ｔ-1000」を未来より送り込むのだが、今度は未来世界のジョンが自分を守る為に送り込んだ、旧型ターミネーターが、二人の味方である。“人類の明るい未来の為に”と信じて研究を続けていた「サイバーダイン社」のスカイネット開発担当者を交えた、未来を変える為の戦いや、その“思考し学習する”能力を活かして二人をひたすら守る、旧型ターミネーターとの別れを通じ、二人は人類の鏡が機械となりうる事を知る。スカイネットの開発は阻止され、核戦争のある未来は回避されたかのようなエンディングにて、ジェームズ・キャメロンの世界においてはシリーズ完結とされている。（後日3作目が発表されたが、別監督にての続編となっている）さてアトラクションであるが、スクリーンによる3Ｄ映像と、実際の役者による演劇が融合された形でストーリーが進む、体感ショー形式である。話は2作目の続編となっており、これもジェームズ・キャメロンが監督している為、映画作品をご存知の方には違和感の無い世界観が展開されている。アトラクションの建物自体が、映画の中でお馴染みの「サイバーダイン社」の日本支部という設定になっており、私達ゲストは、この会社が開発した新商品の社外プレゼンに呼ばれた来訪者という事になっている。スタンバイ用の列の周囲には、サイバーダイン社の製品ポスターらしきものが貼られ、その大真面目なフィクションが楽しい。まず入ると、プレゼンルームである。1回のショー分の人数が一緒くたに入れられた空間に突然現れたのは、サイバーダインシステムズ社メディア・コントロール主任ディレクターという、たいそうな肩書きを持つ女性、綾小路麗華（あやのこうじれいか）。現れるなり、超ノンストップハイテンションの麗華様。見るからにステレオタイプなプレゼン担当者といった風貌の彼女が、私達を相手に、完成したばかりの「スカイネット」をプレゼンしてくれるのだが、あくまで言葉遣いは丁寧、言ってる事は超失礼な、絶妙なセンスでかなり面白い。アトラクションでここまでゲストと役者の絡みがある事は、全く予想外であった為、新鮮に感じる。麗華　「あ～ら、ア・ナ・タ、本日はどこからいらしたの？」ゲスト「茨城ー！」・・・の後には、「まぁぁぁ～、これはこれはド田舎から有難うございます～！」とくる。麗華　「ハイ、白いシャツのアナタ！そう、アナタですわ。どちらから？」ゲスト「名古屋～！」・・・とくれば、「あっらぁ～！こ～れはまた中途半端な所から、ようこそお越し下さいました！」といった感じである。一通り彼女におちょくられた後、ゲストは新開発のＡＩ「スカイネット」のプレゼンテーションビデオを見せられる。これが、非常に良く出来ていて、感心する。「スカイネット」は映画の設定では、後に意思を持ち、人類に対して核戦争を起こす最悪なＡＩだ。しかしこのビデオの中の「スカイネット」には、危ういながらも輝かしさが感じられる。幸せそうな子供や、笑顔の家族が出てきたりする等の巧みな演出が観られ、「人類のより明るい未来の為に作られました！」という希望に満ちた雰囲気に溢れている。「スカイネット」が実際あったら便利かも・・・と薄ボンヤリ考えてしまいそうになる、しかし一抹の不安を感じさせる様な、匙加減の上手いビデオである。一同がビデオに熱中していると、サラ・コナーとジョン・コナーが、ハッキングにて映像に割り込んでくる。（ちゃんと、映画と同じキャストです。リンダ・ハミルトンと、エドワード・ファーロング。)彼女たちは、スカイネットが未来に及ぼす影響を私達に告げ、ここにあるスカイネットを破壊するから、皆すぐ逃げろという流れとなる。その後すぐに映像は、又スカイネットのプレゼンに戻り、画面上の「明るい未来」と、サラ・コナーの話した「暗い未来」が対比となってゲストの心に残る趣向である。「ど～おですかぁ～！すっばらしーいビデオだったでしょう？拍手！！！」と、綾小路麗華が言う。どうリアクションして良いか分からないので、とりあえず周囲からまばらに拍手が起きた。途端に麗華が不機嫌となる。「ま～あ！パラッパラ、パラッパラ、やる気の無い拍手を、どぉも有難うございましたっ！・・・ゴホン、又、先程少々ビデオの中でお見苦しい点がございました事を、お詫び申し上げます。それでは皆さん、あちらへどうぞ！」「今すぐ逃げろ」と言われても、既にゲストはフィクションの一部となっており、あえて逃げないのがアトラクションの流れなので、言われた通り次の部屋に移動する。次の部屋は座席が並んだ劇場となっており、各自（ストーリー上、防護用とされている）3Ｄ用の眼鏡をかけて、更なるプレゼンテーションを観る事になる。しかしそこへ、実際に目の前で役者が扮したサラとジョンが殴り込みをかけ、寸劇が行われるのである。スカイネットのプレゼンを妨害する所から始まった寸劇は、未来世界になだれ込み、シュワルツェネッガー演じるターミネーターとエドワード・ファーロング演じるジョンが、未来世界のスカイネットに立ち向かい、無事に現代に戻ってくるまでが描かれる。いちいちがジェームズ・キャメロンらしく、かなり完成度が高い。座席のある空間と、私達を取り囲むように3面もある3Ｄの画面とが一体化し、役者が実際に演じている部分と、画面で映画のキャストが演じている部分が違和感なく融合している。実際の役者が梯子を昇った後、昇りきった部分から先は3Ｄの映像だったりするのである。映像がかなり良く飛び出してくれる上、座席が振動したりと体感式である為、臨場感が素晴らしい。液体金属の敵が粉々に砕ける場面では、ちゃんと冷たい粒子が顔に噴きかかるし、爆破シーンでは、本物の冷たい噴煙が、火砕流のように塊となって押し寄せてくるのである。そうよ！こういうのを待っていたのよ！ジェームズ・キャメロン好きの私達には、期待通りの大当たりである。調子付いてこの後とうとう、一番の目玉としていた『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』へ。ＵＳＪも佳境へ入る！

  2005/09/26

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• 夢バトン

  インターネット復旧！記念にリンクして頂いているほのぼの101さんの所のマネをして、「夢バトン」なるものに参加してみます。Ｑ１.小さい頃、何になりたかった？絵描き。本の挿絵や表紙、映画のポスターを描く人になりたかったです。今は読まなくなりましたが、子供の頃は本が好きで。陽のあるうちから読み始めて、暗くなりはじめても、読めなくなるぎりぎりまで電気も着けずに読んでました。電気を着ける為に読んでいる体勢を崩すと、なんていうか・・・本の世界から引き戻されそうで嫌だったんですね。子供の読む本ですから、美しい絵がついていたりもする訳です。そういうものを描く人になりたかったです。Ｑ２.その夢は叶ったか？自分の好きに描く事を選んだので、職業には出来ていません。Ｑ３.現在の夢は？家族の幸せＱ４.宝くじで３億円当たったら？1億＝夫の親へ孝行1億＝自分の親へ孝行1億＝土地と家を買って残りを貯金もし3億じゃなくても、内訳の割合はこれ。　　Ｑ５.あなたにとって夢のような世界とは？器が大きく人としての幅があり、自分の優越の為に知識や結果をひけらかす事は無く、他人の為にその知識や結果を役立て、何事にもある良い面と悪い面を冷静に考えようという姿勢を持ち、思いやりがあり、言い訳が無く潔良い。そんな人との出会いがあり、心健やかに暮らす事が出来る世界。Ｑ６.昨晩見た夢は？久々にビル・パクストン。（だったような）ぺらぺらと日本語を喋っていたのが可笑しい。Ｑ７.この人の夢の話を聞きたいと思う人は？リンクして頂いているageha0509さん、伊流新さん、ぴろセブンさん。宇宙飛行士になりたかったのでは？という疑問について。自分の目指すべき職業だと思った事はありません。本当、雲の上の職業だと思っています。第一、私はその為に必要なジャンルの勉強が、昔からかなり出来ない方です。でも日常で壁にぶち当たった時、「心は宇宙飛行士でありたい」と思う事で、潔くなれるというＭｙジンクスがあるんです。

  2005/09/20

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• 本日インターネットが復旧予定

  こんにちは。職場から言い訳をしに来たアイリーン・カッシーニです。なんでこんなにブログの間が空いているかというと、モデムとPCをつなぐコードが物理的にダメになり、かつそのドライブもダメになっていた為、インターネットが使えない状態だったのでございます。ドライブは入れ替えたので、本日帰りにコード買って来ます。アジャパー。

  2005/09/20

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