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春から調査をしてきた希少淡水魚類のデータを学生と一緒にやっとこさ整理しだした。
写真でとった魚をPC上で計測し、割合からサイズを出してデータ化していく超地道で肩がこる作業・・。 津屋崎側のは学生にまかせて(ほんとは全部自分でやろうと思ったけど膨大な量だし、学生の作業の様子を見ていたら結構正確に測っていたので信頼できるだろうとまかせた)勝浦という地区のデータを自分で作業した。 上記の作業は単純な労働なので「ああ・・面倒くさ・・」って思いながらやってたけど、数値として整理されてくるといろんなものが見えてきて面白くなってくる。 お、これは稚魚と成魚間で季節的な個体群の移り変わりがあるみたいだぞ!とか、生息環境の違いによって利用状況や多様性に差が見られそうとか。もうこの段階になってくると血が騒ぐというか、いわゆる「萌えてくる笑」。 とくに勝浦側では統計学的な検定でも有意な差が出そうなくらい生データを見ただけで生息環境の違いによる個体数の違いは明らかだった。 なんか知らんが一人で興奮してしまった笑。 残念なのは、勝浦側は津屋崎側に比べて定期的なデータがないこと。 しょうがない。今年はパイロットスタディということで来年はもうちょっと定期的なデータをとる努力をするか・・。ああ・・。津屋崎側はちょっと差が出にくいんだよね・・開発等のせいでさ。まあ、これも今年のデータを全部みていじくりまわしてみないとわからないけど。 考えてみたら、生物調査に要する「情報収集能力」や「データ解析能力」等を金儲け(例えば有価証券の取引とか)に応用すれば、きっと一財産築けるくらいのものはあると思うけど、生物のデータを解析したりいろいろ思いをめぐらせたりしているときは楽しいなあ~!って思うけど、株とか経済学になっちゃうとぜ~んぜん興味ないからなあ。バカみたい・・っと思っちゃう。つくづく損な性分。というわけで貧乏暇なしの生活は今日も続くのであった。 さて、話が長くなりましたが、そんな地域の貴重な生物や人の営みを30世紀まで残そうぜ!という膨大で無謀なプロジェクトを今年も開催します。 今年のテーマは「干潟」キーワードは「保全」と「再生」 ★★★★★★★★★第2回 30世紀フォーラム★★★★★★★★★★★ ジャジャジャ~ん!! みなさんのご来場お待ちしております。 30c 001 posted by (C)Birdman お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.28 22:25:10
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