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カテゴリ:音を紡ぐ
「お眼鏡にかなう」 という、なんだかちょっと斜に構えた風な表現がありますね。 正直あんまり好きな言い方ではなく。 もっとすっきりさっぱりと 「目にかなう」 だったら、なにか「本当」な気がするのですが これは勝手な受け止め方なのでしょうか。 ところで、 「耳にかなう」 という言い方はあるのか?とちょっと疑問だったり・・。 さてさて ↑のような「唐人の寝言的世界」に引きづり込まれたのは テノールの某A氏のラボ(えぇもう、ラボそのもの!)で アンティークピアノに「立ち向かって撃沈」したため(とほほ) いえ、氏には「このピアノそんなにPP(最弱音)が出たんですね」 などとも言われましたし、「合わせ」は一応は遂行したわけです。 でもさ・・・(ぶつぶつ) もうちょっと、こう・・どうにか・・ えーっと、もっとなんとか・・ うわぁああああ!!(じたばたっ!) ふんっ・・・ 「きょ・・今日はこのくらいにしといたるわっ(ぷいっ)」 と・・ いけのめだか氏の気分だったり(←わかる人はいるだろうか・・) すべて手作りで、人々が精魂をこめると あのように深みのある音になるのか・・と タッチ(鍵盤に触れること)とは、なんぞやと アフタータッチ(実際に弦を鳴らすこと)とは、なんぞやと ぴあの氏(←えぇ絶対に「氏」呼びで!)が問いかけてくる。 その響きを呼び起こそうとする営みを もくもくと、続けていると 自分の耳が、自らを研ぎ澄ます音がしてくる気がする 音楽にかかわるものすべてに 「目と耳を持つ」人が選ぶ「ぴあの」というのは なんだか似通っているなぁと 恩師を思い出して遠い眼をしてみたり。 そこでは 「一般に流布するための平易な表現」というものは 存在価値がないもののようにあつかわれ そこでおこる諸問題はすべて自分への課題だった。 ところが一方で 自分が表現するための「なにか」ということであれば 限りない自由を約束されていた。 ただし その「世界」を飛ぶに値する力のある翼をもつならば ・・・だけれど・・。 「課題があること」 それがこんなにも楽しいものであるということを 氏との「合わせ」は教えてくれる。 ところで(ふふふ) ↑のように書くと、眉間にシワをよせた真剣討論のようですが 実はほとんど「お笑いライヴ」だったりします。 今回の「お題」は (われわれの「合わせ」は、実は雑談がメインである・・笑) 昔のセンセ方の口癖について、なのでした(モノマネ付き)。 ダンディーJ氏なんて 「違う」と「それだ」しか言わなかったし・・ という話から。 「そうそう、某Sセンセは『どうも、具合が悪いなぁ』でしょう?」 えぇご想像どおり「体の具合」じゃなくって「音楽が具合が悪い」んです。 で、そう言われてその後どうなるのか?というと 「だから具合が悪いだろう?」「こうだろう?」と言って 生徒どかして、自分が弾いちゃう・・・。とか 「じゃ、来週ね。(=出来なかったら破門)」とか はい、レッスン終わり~~(爆) はっはっはっは(笑うしかないし・・・) とはいえ、いまだにそれを話題にできるほど 強烈な「NO」をいただいたこと。 ご自身がその時に到達された音楽人生の高みから その時の矮小なワタクシの全体像をご覧になって 結果としていただいた 印象深い「NO」の一言の重み。 それが、いまの自分の「良心」そのものなのかもしれませんね。 その瞬間に出会えた幸運に感謝しつつ。 などという会話のあと (くりかえしますが、か~な~り~くだけた会話です) ともあれ、「やっつけましょうや」ということで(わはは) とある曲の合わせを・・ で?なぜか? 合わせ一回目にして「それだ!」の瞬間を見る。 「それ」 が、もう一度 まさしく本番のそのときに起きるなんて、本当に祈るしかないです(遠い眼) でも、思うところあってのちの「それだっ!」は これもまた、なかなか印象深く。 今日は冷たい雨・・ ですが、↑の一日は、「ある晴れた日」でした。 なので、新緑も目にまぶしく 目に青葉 やまほととぎす 初がつを♪ ↑は自宅のお夕飯♪ って、・・・ 瞬時にして、音楽から話題それまくりですが(爆) ついでですので、こちらは「季節のてんぷら」 タケノコ・タラの芽・山ウド・にんじん そして、こちらは「初がつを」をお相伴したからか? ちょっと野生に還った?という「夜空を見つめるM氏」でございます。 なんだかね・・・ ちょっと「逃亡予告」のように見えますが?(どっきり) なので、こちらを購入してみました。 夜の逃亡劇に備えて、強力な「光」を。 M氏の顔が「ちっ・・(不満っ!)」のように見えるのは 気のせい・・ですよね?(どきどき) さてさて、では いつだって発展途上ではありますが せめて「自分の目と耳にかなう」状態になるように がんばってみましょうかね♪ 最後にこっそりと・・ どんなに「音」にこだわっても再生環境によっては理解されにくいものです。 そんな中、友人S君の「音楽世界」を映像が見事に表現してくれていて これなら、どんな音環境でご覧になっても感動を呼ぶだろうという そんな作品(某国営放送のもの)がupされておりました。 最後にクレジット入れてくれただれかに感謝しつつ・・・。 (お時間のある方・・どうぞ最後に地球が消えるまでお付き合いを・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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