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カテゴリ:音を紡ぐ
いつもの場所にて療法的サロン@5月のいつか ホワイトボードに「本日、ミニ・コンサート(ト音記号付き)」 と、かわいらしく書いてあり、びっくり! でも現場はあたふたして写真を撮るどころではなく(あ~残念!) 「な・・・なんか・・・人数が多いぞっと・・(おろっ)」 その原因は、付き添いスタッフがいないと動けない方も 多数参加してくださるようになったから。 寝台車いすの方の何名も!(感涙!) なので・・現場で突然、プログラムを多数変えました。 なので、そのメモから変更経緯なども書きつつ 5月の療法的サロンプログラム 夏は来ぬ 蛙の笛→七つの子 (さらに一般に知られている歌で、皆様に声を出していただくために) 青葉の笛→ひらいたひらいた (↑からのつながりで、こんどは手を動かしていただくために) さんぽ (わかくさもえる おかのみち) とんび(とべとべ とんび そらたかく)おいでよ五月→みなと (とんび を大きな声でご唱和くださったので、その流れで小学唱歌に切り替え) 北上夜曲(においやさしい白百合の) 影を慕いて(まぼろしの影をしたいて) 茶摘み(夏も近づく八十八夜) 緑のそよかぜ (緑のそよかぜ いい日だね) 星の界(よ)(月無き御空にきらめく光) 今日の日はさようなら(いつまでもたえることなく友達でいよう) キャンプソングの定番ですね 今回の「隠れテーマ」は「同名異曲」 同じ題名なのに、歌いだすと世代差がでる曲を集めております。 とくに「さんぽ」のときには ここの若きスタッフさんのリアクションがナイスでした~♪ 「さんぽ♪っていう歌といえば?~♪(音楽)」 「♪わ~かく~さも~える~お~かの~道~♪」 (入居者さまも、おにぎやかにご唱和~♪) 「ですよね~♪(一同うなずく)」 「え~~~~!!!??(スタッフ嬢渾身のリアクション!)」 ふっふっふ・・・(ぱちぱちぱち!) スタッフさん素晴らしい!(打ち合わせなしです!) 後で聞いたら、本気で「え~!!」って思ったそうな。 彼女(20代前半)にとっては 「さんぽ=トトロ=歩こう~歩こう~私は~元気~」なのです。 ↑も、ちょっとだけ、歌ってみましたが、 入居者様ご一同かわいらしく小首かしげて 「???????」 そのご様子に、またくだんのスタッフ嬢が 「え~~????(真顔で驚き)」 という、なんとも楽しい一幕がありまして。 みごとに作戦成功~~(ふっふっふ) そのほかにも「星の界」 ↑の題名をみて、あれれ?「世」がぬけていますよ。 「星の世界」ですよ。と思った方もいらっしゃるかも。 「星の世界(コンバース作曲)」は 現在では 「かがやくよぞらの ほしのひかりよ」 とうたわれます。 ところが↑の明治の教科書の歌詞! 難しいけれど、なんと美しい! そして この歌詞を13~15歳の子が理解して歌っていたことも素晴らしい! 唱歌は著作権OKだと思いましたので、以下が歌詞です。 星の界(よ) (明治43年4月 中学唱歌) 月無き御空(みそら)に 煌(きら)めく光 ああ、その星影 希望のすがた 人智は果て無し 無窮(むきゅう)の遠(おち)に いざ 其(そ)の星影 きわめも行かん 雲なき御空に 横とう光 ああ洋々たる 銀河の流れ 仰ぎて眺むる 万里のあなた いざ棹(さお)させよや 窮理(きゅうり)の船に 2番最後まで完璧!な方が多数!(すごい・・・・) 新しい歌詞は「ほしがきれいだよ~~」だけの意味ですが、 旧歌詞↑の、とくに2番の歌詞の意味の深さに驚きました。 歌詞の中に広大な宇宙がひろがっているよう・・。 まだ、「宇宙」なんて一般の意識の外だった時代なのに! もちろん、この「宇宙」こそ「内なる世界のひろがり」であり そこには「雲なき御空」がある。 そして「窮理の船」に乗って「棹さし」てわたる 「洋々たる銀河」が、少年の心には流れていたのでしょう。 明治の少年たちの澄んだ瞳のような美しい歌!と思いました。 こちらは、そのホーム最寄の小さな小さな駅を 美しく彩っていた 野の花さん。 小さな黄色いお花が、みんなで背伸びして にこにこと大空さんに向かっておりました。 そしてこちらが、ヘルシーランチ@ホーム まったく家庭料理と同じようでいて なんともやわらかく・でも風味は残し・・と工夫されております。 オレンジなど、あのひと房をさらに4等分してあります。 田んぼにも、いよいよ水が入りました。 「早乙女が裳裾ぬらして、たま苗植うる夏」(夏は来ぬより) が、来たようです。 本日はまたまた暑くなりそう! 「ぴーかん・ぴーかん」な「そーらーぱわー」に圧倒されそうでございます(笑) こちら「夏は苦手です・・・」なM氏でございます。 猫ビクス・・・なんですが なんだか「オヤヂ風味」に思えるのは気のせいでしょうか?(苦笑) ではでは、本日はこのへんで♪ みなさまよい一日をお過ごしくださいませ。 そして最後にこっそりと(苦笑) 祝!初日! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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