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あれからもう10年が経ったのですねえ。
本当に時の過ぎるのは早いものです。 10年前私は大連の自宅でTVの画像に食い入るように見ていました。 英国の植民地から中国の1国2制度への移行という歴史的瞬間の証人だと思っていたからです。 これで香港は中華人民共和国になってしまうんだなあ。と思っていました。 10年経って、今、私は香港に居ます。 香港の相対的な地位は確かに低下していますが、 中国本土にしたところで昔の中国ではありません。 香港化した中国が香港の強力な競争相手になっている。 そんな姿でしょうか。 = 夕方、何の気なしにTVを点けたら、バレエをやっていました。 音楽やダンサーの衣装が大陸チックなので、 てっきり中央電子台かと思っていたのですが、 胡錦涛主席、ドナルド・ツァン香港特別行政区長官を主賓に迎えたイベントだったのです。 バレエ音楽が何だったと思います? ”東方紅”ですよ、 今どきこれはないだろう。と思いましたが、香港側の中国感はこう言うものだろうか。と 考えずには居られませんでした。 毛沢東的な家長制度を色濃く残した政治体制が存続していると思っているのでしょう。 香港と中国、お互いがウィン・ウィンの関係で発展し続けてくれるといいのですがね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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