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テーマ:お金のハナシ(2512)
カテゴリ:自己啓発
国際的な会計事務所であるPWCの駒形先生の講演を拝聴しました。
会計の話ともなると、難しいのではないかと身構えてしまうところだが、 駒形先生のツボを得てテンポの速い話に魅了された形になりました。 = 会計と言うのは 誰が誰に説明するのか どこまで説明するのか? 説明する相手とはどのような間柄なのか によって説明のしかたが変わる 財務会計は 会社を預かっている人が お金を預けている人に対して説明するので、 当事者同士のバランスが非常に重要になる。 質問の内容によっては 会計士に聞くよりも 本人の方が説明のしかたをよく知っているケースもある。 例えば、日本の本社宛レポートなど 会計士が監査をすると言っても 捜査をする訳じゃなく、 強制権もない、 会社が見せてくれる資料を それも1週間程度内容を見る程度である。 これでは大したことは分からない。 と非常に率直な感想を述べられている。 納得するし、好感が持てる。 では、監査報告書は何か?というと この会社は潰れずに継続しますよ。 見せてもらった限りの資料においては 嘘は書いていませんよ。 本当のことがそれなりに記載されていますよ。 と言うほどのことなのだそうだ。 資金調達をお客さんにしてもらおうとしたスーパーの事例の紹介 新店舗進出資金を株式公募した、 その公募の仕方が変わっていて 自社スーパーの店頭で株券を発売をした。 購入したお客さんは 株主優待として割引とか 儲かったら配当を受ける権利が発生する。 これは違法ではないのだそうだ。 この事例を出したのは 上場しなくてもいい、 出資してくれる出資者を募ればよいのだから このような方法でも何ら差し支えは無い。 等々示唆に富んだ話題をたくさん伺えました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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