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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:自己啓発
上海没落北京勃興 \1,575 今週からちょうど北京では第17回共産党大会が開催されております。 時宜にかなった本で、注目はポスト胡錦涛を襲う次の世代のリーダーは誰か? ですが、勿論言及があります。 新聞報道で名前が出てくる人と重なるのですが。 李克強と習近平が最も有力だそうです。 ほかにも次代のリーダー達の簡単なプロフィールとか胡錦涛との接点とか書かれています。 主だった共青団出身者の一覧表もあり、これからの人事報道には欠かせません。 読んでいて”へぇ~”っと思ったのが、 江沢民の懐刀だった曾慶紅国家副主席は胡錦涛派に寝返っていて 表向きの序列は5位なのですが、実質2位だ、ということ、 次の全人代で寝返りの論功行賞で国家主席のポストが与えられるのではないか、ということ 上海閥を切り崩す過程の描写もなかなかリアルで面白い。 陳良宇逮捕の時期は結構緊迫していたのだと言う事が手に取るように分かる。 上海と北京はそもそも相容れない気質であり 上海閥を追い落とした後の上海は冷遇され 変わりに北京に近い天津の重要度が増すだろう。 という論調である。 黄河デルタ経済圏(はじめて聞きます、一般には環渤海経済圏)を政策的に発展させ 開発から取り残された東北三省を引っ張っていく構想なのだそうです。 広東省はどうなるの?香港はどうなるの? と思わず聞きたくなるのだがそれはバランスを取ってくれるのでしょう(きっと) あと大きな勢力は人民解放軍、 江沢民が懐柔のためにポンポン昇格させているから 江沢民の影響力をそぎ落とすのは時間が掛かりそうだ、ということ 跳ねっ返りが暴走しなきゃいいんですけどね。 結果の直ぐ出る4ティアアフィリ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年10月18日 01時27分32秒
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