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ここで書くべきか迷いました。
ミクシィでちょっとご紹介させていただきましたが、思い切ってここにもご紹介させていただきます。 私は最近あるうつ病の女性とメールのやり取りをしています。 私は生きていることって毎日が当たり前に過ぎて行くことだと思っていました。でも、世の中にはそうじゃない方もいらっしゃる。自分の存在に苦しみ、世の中の仕組みに傷つき、精神がつかれきっている方たちが確実にいらっしゃるという現実。それまでは自分にとっては関係ないこと、そう思っていても、本当に突然にその瞬間はやってくるんだなと思いました。 彼女は実は元気なころに何度かお会いしています。 あのころは、きれい系の活発で明るい女の子だな、という印象でした。 でも、何年か音信不通だったのが、つい先ごろ、突然メールがきました。 「覚えていらっしゃいますか?」 覚えていますとも。 でも、突然メールもらえてうれしいです。元気?今どうしているの? 今思えばそういう何気ないやり取りも、もしかして彼女を傷つけていたのかも。 うつ病って特別な存在なの? 私はそのときまであまり考えたことはありませんでした。 そう、自分の周りにはいなかったから。 でも、今は思います。 うつ病は決して特別な存在ではない。 さまざまなストレスの中で生きている現代人はいつかかってもおかしくないありふれたものなのだと。 私は思います。 人の痛みを自分の痛みとして理解してあげ、一方で自分の痛みは相手に与えてはならない。 まだ私自身は耐えられます。でも、彼女はもう限界だという。何とかしてあげたいけど、何ともしてあげられない自分にもどかしさを感じながら、彼女のメールの一文字一文字に一喜一憂しています。 今日も生きていてくれたんだね。ありがとう。 彼女が生きていてくれていること、そして自分が生きていられることに感謝しながら。 自分を生んでくれた母と父に感謝します。暖かく育ててくれた故郷・宮城の山々、そして海に感謝します。お友達になってくれた優しい皆さんに感謝します。仕事をさせてくれている皆さんに感謝します。今後出会うであろうすべての人に感謝しながら、私は今日も生きていきます。 うつ病も含めさまざまな難病で苦しんでいらっしゃる皆さんへ。 あなたは一人ではありません。 私は医者ではありませんので病気を治すことはできません。 でも、心の痛みを和らげることならできるかもしれない。 自分ひとりでは背負いきれないほど重い荷物、両手で抱え切れないほどの大きな荷物。 誰かに手伝ってもらったらいかがですか? 長い人生これまでお疲れ様。 この辺でちょっと休憩して、また疲れが取れたゆっくり出発すればいいじゃない。 あせらず気長にいきましょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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