かすや国際行政法務事務所－業務日誌

以前当事務所で会社の変更関係の書類作成をした会社の役員の方からご連絡をいただきました。

「ごぶさたしております。○×社の◎◎です。友達が今度会社を設立したいというので、ぜひかすやさんにお願いしたいと思いまして・・・」

あ～～。ごぶさたしております。お元気でしたか？

「いくらくらいかかりますか？」

定款認証代や登録免許税の諸費用あわせて２５万くらい。私の報酬は◎○円です。

「なるべく安くやりたいんですよー。」

う～～ん、しょうがありませんねー（笑）御社のご紹介ですので、１万円割り引いて××円でいかがですか？

で、どんな会社ですか？

「飲食店です。あと友達は外国人で、いま技能（コック）のビザで在留しているので、そちらの変更もあわせてお願いしたいです。」

でしたら、飲食店の許可申請と在留資格の変更も必要ですね。
会社設立や飲食店の許可は大体どこの会社も同じような書類ですので、見積もりは出しやすいんですけど、在留資格はその方によって難易度が違ってきますのでご本人から詳しいお話を伺ってから見積もりをだすというカタチでよろしいですか？概算でみっつあわせてＭＡＸ◎◎円になると思います。

「ちょっと友達に確認してまた電話します」

・・・しばらくして。

「確認しました。御社にお願いすることにしました。急ぎで申し訳ありませんが、あしたお会いできませんか？」

けっこうです。

ここの会社さんとは昨年からのおつきあいですが、

当事務所に各種書類作成のご依頼が２回ございましたし、確定申告時の税理士の紹介、打ち合わせなども含めますと、けっこうなおつきあいをさせていただいております。

参考まで。外国人の会社設立の手続きの流れは次のとおり。

会社設立

↓

各種許認可（今回は飲食店）

↓

在留資格変更（今回は「技能」から「投資経営」）

参考まで。おもな注意点は次のとおり。

・在留資格の残りの期間は十分か。

・これまでの経験と同じ業種での起業か。（今回はコックさんが飲食店ということですが、イタリア料理の経験しかないのにフランス料理の店をだすことはまずいです。中華料理などは四川や上海などいくつかバリエーションがありますが、できればそれも同じほうがいいでしょう）

など。

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