|
カテゴリ:相続
「やさしい法律・行政手続入門」と言う割には文章が固すぎますよね。 反省して今日からすこし柔らかく書くように頑張ってみます。 「相続」と聞くとどういうイメージを持ちますか? まして、「遺言」などと聞くと、おそらく多くの人は「縁起でもない」、と拒否反応を示しますよね。 でも、現実に、相続は遅かれ早かれ、誰にでも起きる現実の問題ですし、現に、市民法律相談の8割近くが相続がらみの問題なので、皆さんすごく関心を持っている事が窺えます。 例えば、「私の親には財産なんてないから関係ない」、と思っていても、借金や損害賠償責任などのマイナスの財産も相続されてしまうのですよ。 例えば、親が何千万円の借金をしていたとします。「親の借金なんて子供には関係ない」と3ヶ月も放っておくと、その借金を払わざるを得なくなってしまいます。 例えば、父親が死の直前になって、愛人ができて、何億円もあった財産を「愛人にすべてあげる」、との遺言を書いて亡くなったとしましょう。 それを知っていながら、「私には遺留分があるから大丈夫」、と安心して1年もそのままにしておくと全ての財産は愛人にいってしまって、最早、取り返せなくなってしまいます。 すごく仲の良かった兄弟が相続財産をめぐって骨肉の争いを繰りひろげるのは、何もテレビのワイドショーだけの問題ではありません。 法律は本来、弱者を守るべきである筈なのに、現実は必ずしも、理想どおりにはなっていません。 むしろ、法律をうまく利用して、強者が法律を知らない弱者を食い物にしたりしていることも、少なからず存在します。 これから、数回にわたって、泣き寝入りをしないためにどうすればいいか一緒に考えていきましょう。 ・・・つづく ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 人気ブログランキングに参加しています。応援宜しくお願いします。 ポチッ! 人気blogランキングへ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 離婚・相続等の法律問題でお困りの方は↓ 櫻井法務行政書士オフィス ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.09.18 19:42:46
[相続] カテゴリの最新記事
|