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早朝5時、隣家より火災発生。隣人の声と勝手口をドンドン敲く音で叩き起こされた。すぐに119番通報、見ると隣家は既に燃えさかっていて、消火の余地はなく、隣人もよく逃げて来れたなという状態。
それでも、延焼を防ぐためというより、あの火の勢いではすぐにウチまでも燃えてしまうのでは……という思いに駆り立てられて、隣家と我が家にかけてつながっている竹藪に、細い家庭用ホースで水をかけはじめる。 その前にとりあえず、子供たちを起こして、毛布をくるませて家の外に出す。 日の出前で零下10度以下の気温に、撒水する水は竹にかかったとたんに凍り付き、撒いているときはそんな余裕もなかったが、あとで見ると、自分の髪や服にかかった水も氷柱と化してびっしりと張り付いている。 地元の消防団や消防本部から消防車が来るまでの約数十分間、ほんとうに生きた心地がしなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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