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カテゴリ:映画
『バイオハザード3』見に行ってきました。
ネタバレ書きますんで、読みたくない人は読まないでください。 バイオハザード2の続編ということで期待していたんですが、正直物足りないです。 2で生き残った登場人物カルロスとLJ(だっけ?)も死んで、ちょっともったいないですね。 もっと違った生かし方があったと思うのですが。 クレア達も「生き残れたのかなー?」という非常に投げっぱなし設定。 ゾンビもおかしかったしね。 走ったり塔をよじ登ったりっていうゾンビは『28日後』という映画でメジャーになり、『ドーン・オブ・ザ・デッド』でも採用されて今や普通になりましたが、ゾンビの怖さって俺は違うと思うんですよ。 ゾンビの怖さってのは『ジリ貧』にあると思うわけで。 歩く動作が遅いからと余裕を持っていると、思わぬ所で出くわしてしまって対処不能になったり。 走れば逃げられるのに、走れない状況になったり。 建物に逃げ込んだのはいいけれど、そこから出られなくなって兵糧攻めになったり。 本来は圧倒的に人間が有利なはずなのに、どんどんジリ貧に追い込まれる怖さ。 これがゾンビ映画の醍醐味だと思うんですよね。 その点『バイオハザード2』ではそのセオリーを守っていて、かなり好感が持てたのですが・・・ 今回の3ではそれが見られない。 狭いコンテナからマトリックスのエージェントスミス風に沸いてくる強化ゾンビ。 それをバッタバッタと斬りまくるアリス。 一瞬監督がジョン・ウーなのかと疑った程です。 アクション映画としてはまあまあかなー?と。 でも、アリスのサイコキネシスはやりすぎ感満点。 しかもその設定を生かしきれていないし。 最後だってタイラント風のに止めを刺すネタに爽快感なかったしなー。 いや、言いたいことはわかるよ? 『普通の刃物で切っても切り口が塞がってダメです、でもレーザーで斬れば焼けてしまうので断面はくっつきません』っていう事なんだろうけど。 でもさ、そういうの見ている側にはわかりにくいワケよ。 だから例えばさ、一回レーザー喰らって触手の2~3本でも落としてさ。それで再生が利かないってのを見せてから、格子状のレーザーで『これで終わりか!?』と思わせておいて、さらにタイラント風博士がそれをサイコキネシスで止めて(これで博士のサイコキネシスが伏線として使える)「ハハハ、危なかったな。」っていう博士をアリスがサイコキネシスでレーザー側に押していって切り刻む→博士が死んだ事で止まっていたレーザーがアリス側に急接近。で、あの終わり方につなげれば良かったんじゃないの?って思うんですが。 なんだか唐突に終わった感がいなめません。 そして、なんか4に続くっぽい終わり方。 ・・・いやいや、3で終わりなんだろ?監督さん!? って思わずツッコみたくなりました。 なんか色々と不満が残りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 4, 2007 02:06:31 AM
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