ＯＦＦＳＥＴ　ＨＯＢＢＹ　ＲＯＯＭ　３号館

え～、悲しい事が起きました。


見ての通りです。
首を無理に引き抜こうとしての結果。
海洋堂のリボルテックと同じだと思って抜こうとしてこの様です。
リボ球と違って、ラッチ部分の逃げが隙間になっているので、引き抜くという行為で容易に破損します。身体の関節部は予備のパーツが大、中、小それぞれ２つ入っているのですが、首部分だけは肌色整形な上に、顔と後頭部が接着してあるせいで分解もほぼ無理な為に予備パーツがありません。
苦肉の策ですが、折れた部分を一旦瞬間接着剤でとめてから、半田ゴテで溶かして整形してやる事で一応は直ります。
なお、温度特性がコテに合っている為、発泡もほとんど無く、炭化もしないので非常にやりやすかったですよ。
ダイソーの普通のやつでやっています。
あ・・・整形後の写真取り忘れたＯＴＬ
そそ、もし引き抜くなら針金を曲げるラジオペンチっぽいもの（ギザギザの無いやつ）で、根元からやればいけると思いますが、傷がつくのでお薦めはしません。

さて、関節部の説明に。

ヒザ関節はこのようにヒラヒラの絞り部分で隠してあります。
このヒラヒラ部分は穴が開いているだけなので、上下にもある程度動き、関節部分をうまく隠すわけです。


腰部分。
Ｔ字を逆にした３点ボールジョイントでフレキシブルに動きます。
要はドールの腰関節と同じ。
ただし、腰のカバー部がフリーで、関節の隠し具合が絶妙。
太股のカットとか面とりも練られているはず。
関節は硬くならないようにボール部に切れ込みが入っていて、奥に行くと広がって抜けにくくなりますね。
・・・そのうち切り込み根元で折れるんじゃないかと心配ですがＯＴＬ
スカートの左右も関節が入っていて、足の動きが邪魔にならないよう広がったり、中に入れたり、ずらしたりできます。
動きを付ける時は関節を引き出して、飾るときに隙間を見せたくない時は押し込んでぴったり付けられるのが便利。


腕関節。肘の曲げはここらが限界です。
上腕アーマーはヒザのヒラヒラと同じくフリーなので、関節を上手く隠してくれます。
それにしてもラッチ幅がリボよりも大きい為、１回の山で３０度近く曲がってしまいます。
その間の微妙な調整が出来ないのがこの関節の難点。
そそ、写真に取り忘れたんですが、胸の白部分と紫部分で山口可動が仕込まれており、ヒネりがききます。
剣の重さとか、勢いを出したい時に利用すると吉。
ブローチも若干動くので、上手く利用しましょう。


ボケててごめんなさい。
手の部分です。
中指と薬指の根元に関節（小）が仕込まれていて、コキコキと開いたり閉じたりできます。
中指と薬指の部分で切り離せば独立稼動も可能でしょうが、物を持つ時の保持力が弱くなるので切るのはやめた方がいいと思います。
親指は山口可動で左右にスライドさせると斜めにずれます。
それを利用して、剣を固定できるわけです。

ワンポイント
足首はミクロマン女性用の物と似た関節になっていますので、地面に密着させる場合は関節を横方向に回転させて角度をつけてやる必要があります。
無理をして破損させないように注意ですね。

以上の事に注意して遊んでもらえれば、とてもプレイバリューの高いドールとフィギュア両方の特性を存分に楽しんでもらえるかと思います。
他の商品を注文したついでに、皆さんいかがでしょうか？

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