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カテゴリ:フィギュア
え~、昨日メガハウス製クレイモアのクレアをリペしていると書きましたが、今週現場が厳しそうなので、とりあえず途中経過です。
写真のブレが酷かったりしますが、新しいデジカメが電池切れだったので、手ブレ補正の無い旧式のを使っています。ご容赦ください。 まずは頭部。前髪のパーツとのパーティングラインを消しています。 使ったのはいつもどおりのアルテコ瞬間接着パテSSP-HGの粉。それを瞬間接着剤に混ぜて手早く塗り、硬化後に整形。30秒ぐらいで瞬間的に固まり、完全硬化に15分かからない点と、PVC製品にも食いつきが良い、整形しやすい、硬さが丁度良い等利点が目白押しなので、好んで使っています。 今回は塗装部分とPVCに硬さの差が出来てしまい、ムラが見えたので、塗装→1000番ペーパーがけ→サーフェーサー筆厚塗り→1000番ペーパー→塗装という面倒な工程を経ています。その甲斐あって、ほとんど目立たなくなりました。 吹いたのはつや消し白なのに、厚く吹きすぎてツヤありになっているのはご愛嬌w 全体イメージ。まだ頭も身体も塗り終えていませんが、とりあえず剣の表が塗れた(裏は失敗して修正中)ので、組んでみました。 原作では全部が銀で紋章が黒なんですが、アニメ版の金色と紋章の赤がぜんたいを引き締めていますね。個人的にはこっちの方が好みです。 剣のリペ部分アップ。 紋章はエナメルのレッドで、金色はMrカラーの金で塗っています。 そそ、失敗の理由ですが、薄めた金の隠蔽率が低く、厚塗りしたところで下地の銀色がシンナー分を吸ってベロベロに膨らんだのが原因。綺麗になっている方は一旦銀色を落としてから金で塗りなおしています。 柄と鍔はビンの底に溜まった粒子をうすめ液で伸ばして使ったので、均一に塗れて成功。 グンゼ産業のトップコート『半光沢』でツヤを整えています。 刀身の銀色部分も一部ハゲていたのですが、エアブラシ用のスーパーシルバー塗装後にトップコートで復活します。トップコートを吹くと白濁して慌てますが、完全に乾くと透明になるので慌てないように。 胸部分。 あー・・・ムラが写真に出ているかなー? 白い部分はペーパーがけしたところです。 PVC製品にありがちな接着剤はみだしと多面体を修正。特に多面体は鬼門。やーらかそうなオパーイがよくみたら北海道土産の木彫りの熊みたくなっていたなんて、テンション下がりまくり。ここまで来たら覚悟を決めてペーパーでひたすらシュリシュリなだらかに仕上げます。 シャドー吹きが消えた部分は後でリペ。グレーの調色がキモ。 メガハウスさんはパーティングラインを考えていて、服の縫い目(シーム)として処理しています。今回のクレアさんも服のラインで分割されていて、シーム自体が美しく見えるのですが、こういったランナー部分を切り離す際の豪快な切り痕もまれにあります。こういう部分は瞬間接着剤で整形後にペーパーで馴らしてリペ。このぐらいの大きさなら大丈夫ですが、広範囲に塗るならメタルプライマーの下地は必須。 余談ですが、バンダイ製ガチャポンに色を塗る場合は中性洗剤で洗った後にメタルプライマーで下地を作ると動かしても塗装が剥がれにくくなります。 顔のアップ。 ピンボケしていてすみません。前髪の分割ラインが無くなるだけで、ここまで一体感が出ます。やっぱりこの髪型には分割ラインが邪魔ですね。 とりあえず今日はこの辺で。 それではおやすみなさい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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