ＯＦＦＳＥＴ　ＨＯＢＢＹ　ＲＯＯＭ　３号館

『ローゼンメイデン　アリスプロジェクト』というのをご存知でしょうか？
合成音声で作られた真紅に、発音のタイミング等を調整してやって、普通に聞こえるように育ててやろうとかそういうものです。
日々人形師見習い達が、真紅に様々な言葉を喋らせては、悦に入っているのですが、職人と呼ばれるほどの突っ込んだ作りこみをするヤツは少ないようで、最近の投稿を聞いた限りじゃ「これまるっきり合成音声じゃねーか！」というのばかり。
「あともう少しなのに！」っていうのも多いですね。
単語では良いのに、文章になった時に違和感があったりとか。
まあ、満足のいく作品なんて自分で作る以外は無いんですがね。
今、自分が真紅に喋らせようと作っている言葉は
「キングオブモンスのクレイメイトビームは大迫力だわ。大好きよ。」
なんですが、「キングオブモンスのクレイメイトビーム」まで作るのに現在２時間かかっています。
後は「大迫力だわ」（余談だが、真紅が『大迫力』を「おーさこりょく」と読んだのにはビビった。）と、接続の「は」のイントネーションとタイミングを調べながら全体のバランス調整をしなくちゃいけません。
接続部分で違和感が出るので、バランス調整は大変。
あと、喋るテンポをそのままにしている人が多いような気が？
落ち着いて喋らせるには０．４～０．５倍に調整すると良い感じです。
自分も「キングオブモンス」部分は０．４２～０．４倍だしね。
同じように思えても、微調整を繰り返しながら２０～３０回は聞いて、違和感がある部分を見つけ、自分でも口ずさみながらやっています。
完成したらアドレスを載せますんで、試しに聞いてやってください。