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長い年月を共にした男との関係を終わらせるのはとても多くのエネルギーを要する
別れたい理由が多くなりすぎたのか、一緒にいる意味を見出せなくなったのか・・ 今となっては理由なんてどうでもいいことのように思える その男を一生愛し続け、家庭を築き、共に老いていく 過去に書きはじめたその物語を完成させることなく私はペンを置いた 幾度となく残された留守番電話のメッセージ 一つ目のメッセージを聞いただけで後は全て消去しつづけた 泣きながら思いを伝える彼の声が今でも耳に残っている 5年間 とてもクレイジーだった 別れる別れない そんなことを繰り返し 喧嘩するたびに愛を深めていくような関係 けれど、失望は諦めに変わり 諦めは無関心に変わっていった 相手に関心を無くしたこと これが別れを決断させた最大の理由だろう・・ 数ヶ月前、 ある男に出会い、恋に落ちた 恋心は愛情に変化し 日々それは深まっている 人は一生こんなことを繰り返していくのだろうか 新しい恋愛を始めるたびに これが最後の恋愛であるようにと願うのに その気持ちを忘れてしまうもの 始まりがあれば終わりがある 結末の無い物語が無いように いつかは「END」で締めくくられる 物語はまだ第一章 短編になるか長編になるかはまだ分からない いつかペンを下ろすまで あたしは始まったばかりのこのストーリーを書き続ける お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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