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テーマ:転職・再就職(1122)
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本当のことが書けない
◎事実と向き合うと、あまりにも酷い事実に、またも現実逃避、自暴自棄になってしまいそうだ。たとえば、私は就職活動をするにあたって、スラックスをとりあえず2本購入するしかなかった。所有するズボンはすべて履けないのだ。日記だからといっても、さすがにウェストのサイズを記すことはできない。Yシャツも2枚買った。ジャケットは2枚着られるものがあった。あと、革靴があるかどうか、靴箱をチェックしなければ。 (時間の経過) 3ツボタンのジャケットは夏用で綿麻の素材だ。オフクロにみせたら「ウールでないものはみっともないのでやめろ」といわれた。その通りだ。明日。黒い3ツボタンをアオキに買いに行くか。 ◎この土日において、私はSPIテストとも向き合わねばならない。まさか、この歳になって、またやることになるとは。23歳にやったのが最後。私は爆笑問題の大田光なみに計算が苦手なのだ。数学のセンスがなさすぎのため大手の企業はこの筆記試験ではじかれた。20年経ってまた、これで失格となってしまうのだろうか。ニンテンドーDSの脳のトレーニングをやっておけばよかったぞ。なにしろほんの2週間前まで一日中パジャマでボーっとしていた人間だ。脳年齢は70代なのだ。アダルトビデオをひたすら見続けたように頑張るしかない。 やはり大企業は、しっかりしている。リスク満載の男がウィルスのごとくに潜入することを3重のフェールセーフで防いでいる。 ◎なんか神様にも祈りたい気持ちになって出勤前のマリエルに電話すると、ハ~イ、と上機嫌で電話に出た。珍しい。神様にお祈りする際に、悪いけどオレのこともついでに祈ってくれないかと頼むと、すでに祈っているとのこと。意外な返答だった。「オレのことお祈りって、どんなことを祈っているの?」と尋ねると、それはクチに出せない、というニュアンスの含んだ返答。 何だ、何だ、何だ?何を祈っているのか、ちょっと恐い気もするぞ。 昨日の日記では、歯科の窓口のコを口説きたいなんて書いたけど、スラックスが1本も履けなかった男が口説くも何もないだろうと思った。マリエルという人類の女が私と友人以上の深い中にあることすら上出来のような奇跡のような気もする。オレはこの風体で(ハゲ&デブー)モテるわけがない。 (時間の経過) 白のYシャツを着て、おニューのネクタイを締め、洗面所の前に立って己の姿を見る。気が引き締まるところがあるな。白のYシャツは若い頃は嫌いだったが、現在の気分では最もオシャレで、また私の年齢や立場を考慮された社会的にふさわしい色だと思った。白Yシャツを着て生活していれば、自堕落な人間になることはなかんではないかと思えるほど、心理的に影響力のあるシャツだ。 まあ、いい。 自然体でいこう。5年生のクラスメートが書いてくれた作文を思い出して。3カ年計画で心、体、経済を立て直し、めどが立ったら、クラスメートをミクシィやらなんやらで探し出して、私のことを覚えている人がいたら会ってもらおう。もちろん、私のおごりだ。30年以上経って、作文のお礼をしよう。転校したのは夏休みのとき。私は林間学校に参加する予定であったが、三日はしかに罹患して出席できず、そのまま引越しをした。手紙をクラスのみんなに書くことすらしなかった。なぜか、できなかったのだ。夏休みの宿題ももちろんやらなかった。勉強ができる優等生としてのおぎーの君は、あのときに東京に置いてきてしまったようだ。あのときのボクはどんな子供で、現在の自分はどれだけ変化してしまったのか、旧友に聞いてみたい。 ○○育子をギャフンといわせてやりたいぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月14日 00時00分53秒
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